『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』連載インタビュー第4回:御影玲王役・内田雄馬さん|「世界は自分の手の上ではなく、目の前にひろがってる」――敗北と孤独を胸に「器用大富豪」となった玲王の“これから”
2024年10月5日(土)より放送中の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』。
過酷なセレクションを乗り越えた潔世一たちが次に挑むのは、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)! 己のエゴを世界に刻み、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が幕を明けます。
アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け! 第4回は、御影玲王を演じる内田雄馬さんにキャラクターの成長や第4話の感想などをお伺いしました。
※本記事には、第2期第4話までのネタバレが含まれます。
「凪を追うように、少しづつ玲王も進んでいます」
ーー第4話では、U-20日本代表戦のレギュラーをかけたチームA対チームCの試合の中で、御影玲王が新たなスタイル「カメレオン」の才能を開花させました。第1期、劇場版、そして第2期4話までの物語を経て、身体的、精神的に玲王が成長していると感じる点をお聞かせください。
御影玲王役・内田雄馬さん(以下、内田):子供らしい全能感から抜け出して、いまの自分を認めること。それが成長の一歩になったんだろうなと思っています。敗北と孤独から、自分の強みと弱さどっちもを見つけることができた。痛みは変化の証です。その痛みが覚悟を決めるのに大切なことだったんだと思います。器用貧乏に革命を起こし、器用大富豪になった玲王。最高ですよね。
ーー「やっぱりもうお前は 俺のモノじゃないんだな」というモノローグなど、これまでと変わらず、凪誠士郎に対する台詞も多い印象でした。現在の玲王から見た凪はどのような存在だと感じられていますか?
内田:凪を追うように、少しづつ玲王も進んでいます。だからこそ、今の凪と自分の差を実感できた。前よりもずっと、凪の凄さを理解しているからこそ、並び立つために必要な努力は並大抵のことではないと実感していると思います。世界は自分の手の上ではなく、目の前にひろがってる。今の自分の形を見つけた玲王がどう成長していくか、とても楽しみですね。
ーー最後に、今後の見どころや楽しみにしてほしいポイントを教えてください。
内田:“ブルーロック(青い監獄)”は人生をかけた勝負。自分が自分であるための形、まさしくエゴのぶつかり合いで、より強いエゴを持つものが勝利を勝ち取るのだと思います。
今回の戦いでは半端じゃない奴らしか出てきません。彼らの強いエゴを、ぜひ感じて楽しんでいただけたらと思います。
[インタビュー/笹本千尋 編集/小川いなり]
連載バックナンバー
『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』作品情報
あらすじ
いくぞ、才能の原石共よ
時代を変えるのは俺たち“ブルーロック(青い監獄)”だ──
日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、
日本フットボール連合は“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを立ち上げる。
プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。
しかも全員FW(フォワード)。
脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、
選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。
時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。
エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む!
今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が始まる。
キャスト
(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会