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『ONE PIECE』魚人島編リメイクが熱い!見どころを徹底解説

「作画進化しすぎ!」「ナミがあまりにも美女」クオリティ向上しまくりの『ONE PIECE』魚人島編リメイクが熱かった…絶対に泣けるOP映像にも注目

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。1999年に放送を開始したTVアニメは10月20日(日)の放送をもって25周年を迎え、同時に“充電期間”として休止へ。2025年4月から放送枠を新たに「エッグヘッド編」再開が予定されています。

そして休止期間の特別企画として11月3日(日)から、これまで通りの放送枠(日曜あさ9:30〜/フジテレビ系)で、「魚人島編」のリメイク版となるTVアニメ「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』魚人島編」の放映がスタートしました!

2011年〜2012年にかけて放送された懐かしの全57話が全21話に凝縮され、映像や音響を最新技術を駆使しブラッシュアップした形でカムバックするということで放送前から話題になっていた本作。1回目の放送を終え、視聴者からの反響は?

 

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ONE PIECE
時は、大海賊時代。この世の全てを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー。彼が死に際に放った一言は全世界の人々を海へと駆り立てた。「俺の財宝?ほしけりゃくれてやる!探せ!この世のすべてをそこに置いてきた」ロジャーが遺した富と名声と力の「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って幾人もの海賊たちが旗を掲げて戦っていた。そして、そんな海賊に憧れる一人の少年ルフィ。「悪魔の実」の能力により、一生泳げない体の代わりに、全身がゴムのように伸びる不思議な体を手に入れた少年!命の恩人・海賊団のリーダー・シャンクスからもらった麦わら帽をトレードマークに、ルフィは航海に出た。作品名ONEPIECE放送形態TVアニメスケジュール1999年10月20日(水)~2024年10月13日(日)フジテレビ系列にて※2025年4月より新たな放送枠で再開キャストモンキー・D・ルフィ:田中真弓ロロノア・ゾロ:中井和哉ナミ:岡村明美ウソップ:山口勝平サンジ:平田広明トニートニー・チョッパー:大谷育江ニコ・ロビン:山口由里子フランキー:矢尾一樹ブルック:チョージンベエ:宝亀克寿シャンクス:池田秀一バギー:千葉繁マーシャル・D・ティーチ:大塚明夫クザン〈青キジ〉:子安武人サカズキ〈...

 

観やすいテンポ感と圧巻の作画に惹き込まれる

第1話では、2年の修行期間を経て再集結すべく、順にシャボンディ諸島に上陸する麦わらの一味の様子が描かれました。

事前情報では作画クオリティが格段に向上している点が推されていましたが、やはり多くの視聴者の注目を集めたのは圧巻の作画!

SNSでも「作画が進化しすぎ!」「絵が綺麗になりすぎて映画みたい」「これ全部新規作画ってわけじゃないのに見応えありすぎる」「偽一味の低クオリティ変装が高クオリティ作画なの逆に面白い」など、驚くほど洗練された作画に言及する視聴者の姿が多くみられました。

筆者も同じく、しっかりした線画を軸にしつつ、繊細な描き込みや陰影の表現が多彩で、どのカットも迫力が増していたように感じました。それがとくに伝わってきたのが、ゾロの「船を間違えた!!!」のシーン。ゾロが自身の方向音痴を棚に上げて理不尽に凄んでいるだけなのですが、まるで強敵を仕留めた後かのようなオーラがすさまじかった……! 

ルフィの覇王色の覇気をはじめとしたエフェクト表現のこだわりっぷりも目を惹き、“立ち止まった2年の成長”をオリジナル版以上に感じることができました。

 

 
また、キャラクターたちの目元や髪の毛のニュアンスにも変更が加わり、単にそれぞれのイケメン・美女レベルもアップしていたように思います。

SNSでも「ハンコック美女すぎる」「サンジくんめちゃくちゃかっこよくなってる」「ゾロの顔が強すぎんか」など、キャラクターの容姿がさらに魅力的になったことに注目する声が多数ありました。なかでもナミの登場シーンは「少し変わっただけなのに本当に綺麗!」「ドチャクソ美人になっててやばい」と大きな反響が。

そんな超作画に加え、ストーリーのテンポの良さも視聴者の心を掴みました。

オリジナル版は比較的展開がゆっくりですが、リメイク版では21話に凝縮されているからこそのスピード感で『ONE PIECE』を味わうことができるのです。もちろん、そのぶんカットされてしまうシーンもありますが、ダイジェストのような感覚で「魚人島編」の大事な部分をおさらいしていけるのは嬉しいポイントだと言えるでしょう。

 

泣ける…オープニング・エンディング映像にも注目!

そして、リメイク版では一新されたオープニング・エンディングも見どころのひとつ。オープニングは麦わらの一味が歌う「ウィーゴー!」、エンディングはBE:FIRSTが歌う「Sailing」ですが、今回はその映像にも注目が集まりました。

「ウィーゴー!」の映像では、ルフィたち人間としらほしたち魚人族が手を取り合い仲睦まじく過ごす様子がメインに描かれています。その様子はまさに、「魚人島編」で描かれる根深い差別問題が解決した理想の未来。みんなで「タイヨウ」を目指し地上へ向かっていくシーンは感動的で、思わずウルっときてしまいます。

 

 
そこには差別撤廃に尽力したオトヒメ王妃の姿もあったり、フィッシャータイガーの肩には幼き日のコアラが乗っていたり、ケイミーが涙を浮かべていたり……オリジナル版も知っているからこそわかる演出がニクい。オトヒメ王妃の周りにはネプチューン王の髪の毛と思わしきもじゃもじが描かれているのもまた巧妙。ぜひチェックしてみてくださいね。

そして、「Sailing」の映像は、これまでの『ONE PIECE』主題歌にはなかった曲調にぴったりの、令和アニメらしいお洒落なカットの連続に惹き込まれていきます。とはいえ、宴に興じるルフィたちの場面ではカラフルでポップなカラーリングも登場し、『ONE PIECE』らしさも感じられる新しいMVに仕上がっています。

また、「太陽に乗っかった 3Days」「いつだってDon't lie 2Yourself」と“3D2Y”を取り入れたリリックなど、麦わらの一味の冒険とリンクする歌詞も魅力的。ちなみにエンディングでは聴くことのできない2番の歌詞にも『ONE PIECE』が詰まっているので、ぜひフルでも聴いてみてください。

 

 

『ONE PIECE FANLETTER』やオリジナル版との比較という楽しみ方も

さらに、このリメイク版スタート直前に放映され話題になったモブキャラ目線で麦わらの一味の再集結を描く『ONE PIECE FANLETTER』をふまえて今回の放送を楽しんだファンも多かったようです。

 

 
『ONE PIECE FANLETTER』の世界線はまさに麦わらの一味がシャボンディ諸島に再集結した日。筆者もついつい「ここらへんにあのキャラクターいたのかな」「この海軍のなかにもしかしたらあの海兵兄弟が……」と想像しながら鑑賞してしまいました。

またリメイク版の放送後は、さっそくオリジナル版と見比べながらどこがどう変わったのか比較して楽しむ上級者も。さまざまな見どころ・楽しみ方がある「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』魚人島編」、これから半年間が楽しみでなりません!

 
[文/まりも]

 

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