『らんま1/2』早乙女玄馬の情報をまとめてご紹介!プロフィールや玄馬の性格、玄馬の妻そして乱馬の母親・のどかとのエピソードについて解説
週刊少年サンデー(小学館刊)にて1987年36号〜1996年12号まで連載され、単行本の累計発行部数は5500万部(2021年6月時点)を突破している高橋留美子先生の漫画『らんま1/2』。1989年〜1992年までTVアニメが放送され、OVAや劇場版の公開や実写版としてTVドラマになるなど絶大な人気を誇る作品です。
中国で父親と格闘の修行をしていた際に、ひょんなことから水をかぶると女の子に、お湯をかぶると男の子に戻るという特殊体質になってしまった早乙女乱馬。そして親から突然乱馬の許嫁に決められてしまった天道あかね。乱馬とあかね、そして周囲を取り巻く個性豊かなキャラクター達が日常で繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー。
本稿では主人公・早乙女乱馬の父、早乙女玄馬の情報をまとめてご紹介!性格やプロフィール、玄馬の妻そして乱馬の母親のどかとのエピソードについて解説していきます。
※本稿には『らんま1/2』のネタバレが含まれます。
早乙女玄馬のプロフィール
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— 「らんま1/2」TVアニメ公式【2024年10月より放送/配信開始!】 (@ranma_pr) November 2, 2024
📢 放送まであと3時間!
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第5話「かわいくねえ」
本日放送🍥
📺TVアニメ「らんま1/2」
日本テレビ:24:55〜放送
日本テレビ系にて順次全国放送
Netflix:放送直後より独占配信https://t.co/NRRucvK1k3#らんまアニメ #ranma pic.twitter.com/ZijlVaeT5u
プロフィール
年齢:不明
流派:無差別格闘早乙女流
家族構成:妻、息子
落ちた泉:熊猫溺泉(ションマオ・ニーチュアン)
無差別格闘早乙女流の創始者で早乙女乱馬の父親。近視で耳にかける部分が紐になっているメガネをかけている。服装は主に道着。髪の毛がないことがコンプレックスのようで、常に頭に手ぬぐいを巻いている。そのコンプレックスのせいでトラブルを起こすこともある。
親子で修行のため中国に渡った際、呪泉郷の熊猫溺泉(ションマオ・ニーチュアン)に落ちて水をかぶるとパンダになってしまう体質になる。パンダになると喋ることができないため、プラカードに文字を書いて会話をしている。(プラカードをどこから出しているかは謎)
天道家に居候しながら近所の小乃整骨院(東風先生の整骨院)でアルバイトもしていた。
性格・人柄
性格はちゃらんぽらんで息子の乱馬以上にいい加減。そのいい加減さが様々なトラブルを起こす原因にもなっている。またお金にがめつく、食べ物への執着も強い。
自分の引き起こしたトラブルについて追求され、都合が悪くなると自ら水をかぶりパンダに変身して誤魔化すことも。
居候先の天道家の主・天道早雲とは八宝斎の弟子として長年一緒に修行をしていたため、今でも仲が良い。修行時代に「お互いに子供が産まれたら結婚させ後を継がせる」という誓いを立てたことがきっかけで乱馬とあかねは許嫁となった。
無差別格闘早乙女流の創始者で、たびたび乱馬と修行の旅に出ていることから格闘家としては強いはずだが、パンダの姿で縁側でお茶を飲んでいたり早雲と将棋をしている描写が多いため、格闘している描写はあまり多くない。
玄馬の必殺技
無差別格闘早乙女流には様々な技がありますが、その中でもかなり特殊な技があるので1つご紹介します。
その名も「地獄のゆりかご」。この技は玄馬が1週間かけて編み出した【対乱馬】専用の必殺技。パンダのタイヤ遊びから着想を得た技で、相手を抱き込んで丸まり身体を前後にゆすりながら頬擦りをするという単なる嫌がらせの技。
全力で父親の愛情を注ぎ、「ほ~れほれほれ、おと~さんだよ~」と言いながらゆすり続けるという乱馬にとっては地獄の技。身体的ダメージはないですが、精神的ダメージは相当なようで一晩中この技を食らった乱馬はグロッキーになっていました。
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— 「らんま1/2」TVアニメ公式【2024年10月より放送/配信開始!】 (@ranma_pr) October 26, 2024
📢 放送まであと2時間!
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第4話「乱馬を追ってきた男」
本日放送🍥
📺TVアニメ「らんま1/2」
日本テレビ:24:55〜放送
日本テレビ系にて順次全国放送
Netflix:放送直後より独占配信https://t.co/NRRucvKz9B#らんまアニメ #ranma pic.twitter.com/XDooyy4pSL
男らしくないと切腹!?妻・のどかとのとんでもない約束とは
原作22巻、旧アニメ版では142、143話(デジタルリマスター版では160、161話)ではそれまで話題に上がらなかった玄馬の妻であり乱馬の母の早乙女のどかが登場します。
あかねはある日、夢で自分の母親の夢を見ます。夢を見たその日はあかねの母のお墓参りの日。早乙女親子も一緒にお墓参りに出向き、あかねが幼い頃に母が亡くなったことを聞きます。
あかねの姉・なびきが「乱馬くんのおかあさんは?」と聞くと乱馬は「さー、いるのか?」と父・玄馬に尋ねます。しかし玄馬は「おまえはわしがひとりで生んだんだよ〜ん」とはぐらかすだけ。玄馬の性格を考え逃げられたんだろうと乱馬と3姉妹は予想します。
物心ついたときから玄馬と2人で修行の旅をしていたので、母親のことを考えたことがなかった乱馬。ちゃらんぽらんでいい加減な玄馬のお嫁さんになってくれるような人は変な女だろうと考えながら歩いていると、突然歩いていたフェンスが外れ川に落ちて女の子に変身してしまいます。
そこに1人の女性が現れ「お嬢ちゃん、大丈夫?」と声をかけ助けようとしてくれます。長い棒のような物を差し出してくれて、それにらんまが掴まろうとしますが助けようとした女性は引っ張られ川に落ちてしまいました。
一生懸命謝るらんまに「うふふ、おてんばさんね。女の子はもっと女らしくしようね」と優しく微笑んでその場を去る女性。「やさしいおばさんだなー」とポーっとするらんま。
そのまま家に帰ってきたらんまですが帰るやいなや、大荷物を持った玄馬に旅に出るぞと告げられます。説明をせずに出ていこうとする玄馬を止める早雲。すると玄馬の懐から「前略 今から行きます 草々 のどかより」というハガキが落ちます。
玄馬はハガキが届いた途端血相をかえて逃げようとしたらしいのですが、のどかという人物が誰なのかなかなか口を割りません。みんな食い逃げされた食堂のおばあさんや借金取りのおばあさんなどと予想しますが、おばあさんではないと玄馬は否定します。
そんなやり取りをしていると「ごめんください」と玄関の扉が開く音が......。その時玄馬は「許してくれかあさん、許してくれぇぇ!!」と叫んだのです。なんとハガキの差出人でこれから来るのは乱馬の母親とのこと。このときに来たのはお寿司屋さんの桶回収だったのですが、続けて「ごめんくださあい」という声が。
その声を聞くと玄馬は乱馬を掴み、池に飛び込みます。らんまに「今会うと不幸になる」と告げる玄馬。早乙女親子がそんなやりとりをしている中、早乙女親子が天道家に居候していると聞いて訪ねてきた母・のどかを天道家は迎え入れます。
早乙女玄馬と乱馬の居場所を尋ねるのどかに早雲は修行の旅に出たと伝えます。(玄馬が命に関わることなので親子は不在ということにしてくれと早雲に伝えていました)
のどかの話を聞いてみると玄馬と乱馬が修行の旅をしている間、ずっと1人で留守番をしていたとのこと。玄馬が幼い乱馬を連れて修行の旅に出ようとしたとき、のどかは何度も引き止めました。しかし乱馬は無差別格闘早乙女流を背負って立つ身なので立派な男に育てるためには母の愛は修行のさまたげになると言う玄馬。
玄馬を信じていたのどかは渋々その決断を受け入れたのですが、玄馬は乱馬を連れて行く代わりにある誓いを立てたというのです。その誓いとは、「乱馬を男の中の男に育てあげてみせる。もし万が一それが果たせなければ......親子ともども潔く切腹するのみ!!」というもの。
以前は旅先から連絡があったそうですが呪泉郷に行くという知らせ以降、連絡が取れなくなったので天道家にいることを知ったのどかは夫と息子に会いに来たというのです。そして実は川に落ちたらんまを助けようとした際に持っていた長い棒のようなものは、なんと切腹用の日本刀だったのです。
のどかの決意はとてつもないもので、もし乱馬が男の中の男になっていたかったその時は見事切腹の介錯をつとめ返す刀で喉を切り、2人のあとを負う覚悟というのです。(介錯とは切腹する人の首を切り落とすこと)
そんな恐ろしい誓いを立てられていては変身した姿でのどかの前に出ることはできません。切腹を恐れたらんまと玄馬は自分たちのことを乱子とペットのパンダと名乗るのでした......。
こんなとんでもない誓いを立てるところが本当に玄馬らしい!男の姿と人間の姿での再会がどのような形になるか気になる方は、再会が描かれたエピソードもあるので是非チェックしてみてください。
早乙女玄馬の声優はチョー(長島雄一)さん
アニメで早乙女玄馬を演じているのは声優のチョーさん。
チョーさんは12月15日生まれ、埼玉県出身。『いないいないばあっ!』のわんわんをはじめ、『ONE PIECE』のブルックなど人気作品のキャラクターを多く演じています。
[文/五反田ちさと]
TVアニメ『らんま1/2』作品情報
あらすじ
しかし乱馬にはある悩みが...。
中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、
水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまっていた!?
乱馬とあかね、そして個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー、ここに開幕!
キャスト
(C)高橋留美子・小学館/「らんま 1/2」製作委員会