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アニメ『神之塔 -Tower of god- 工房戦』市川太一、岡本信彦、内田雄馬インタビュー

『神之塔 -Tower of god- 工房戦』はついにクライマックスへ! “全キャラクターが爪痕を残す総力戦”にかけた市川太一さん、岡本信彦さん、内田雄馬さんの胸の内【キャストインタビュー】

第1期からの時間経過。夜の演技に変化も?

――『神之塔』の物語上では、第1期から第2期冒頭までに約6年間、第2期の中でも『工房戦』が始まるまでの間に約2年間が経過しています。

市川:夜に関しては、第1期と第2期でお芝居をガラッと変えています。夜自身、FUGが望むビオレというキャラクターを演じている部分があるので、そこをかなり意識しました。20階層が終わってから2年ほどの月日をともに過ごした『工房戦』では、王野たちとの共同生活を経て、彼らにはいくらか心を許すことができるようになりましたね。

内田:第2期で『工房戦』が始まるまでの2年間に、王野もいくらかは経験値が上がっているのかなと。ただ、本質は変わっていない印象だったので、お芝居においてはそこを意識しすぎないようにしています。僕は、王野を演じるに当たっては「目の前で起きているできごとに対して正直に向き合う」ことが大切だと感じているんです。新しいことに対して蹴つまずきながら挑んでいく人なので、反射神経を大切にしています。

岡本:クンも大筋としては変わっていないです。時間の経過と言えば『神之塔』は、リアルでも何年も時間が経過しているのですが、その間も新型コロナウイルスの感染拡大の影響による分散収録を経験していないという、ある意味幸運な作品です。コロナ前に第1期の収録が終わって、第2期の収録は感染拡大が落ち着いてからだったので。世界がコロナと戦っていた時期がぽっかり空いていて、ずっとみんなで収録できているのがありがたいですね。

――第2期で印象的だったディレクション(スタッフからの指示・要望)はありますか。

市川:夜は第1期からの変化が大きかったキャラクターなので、第2期の最初は「相手と会話しすぎないでほしい」というディレクションをいただきました。心を閉ざしていて、これ以上他人と強く関わってしまうと第1期の仲間たちみたいに人質にされてしまうので、「僕ひとりで塔を登っていくんだ」という決意が、ビオレの中であったと思うんです。なので心を許さず、相手の会話のキャッチボールを抑えて演じました。

岡本:クンについては、ほぼほぼお任せいただいています。クンというキャラクターは音的に変える幅がそこまで広くないので、ギャグシーンをどこまで崩すべきかとか、シーンの意味合いなど、わからないことがあった場合には都度確認をさせていただいたりしています。クンのキャラクター性がしっかりしているので、第1期の最初に決まった印象から大きく逸脱しないよう、バランスを見ながら遊んでいます。

内田:王野についても、第2期の最初の1~2話でしっかりと話し合いを持ってキャラクター作りをさせていただいたので、その後は都度細かいニュアンスをチェックしていただくという感じでした。

――最後になりますが『工房戦』クライマックスの見どころを教えてください。

岡本:リップルレッゾ(CV:高橋英則)の存在感が大きいですね。アイツとどうやって戦っていくか、どうやって対抗していくか、というのが見どころです。激しいバトルが展開されるので、チーム戦のバトル模様はとてもかっこよく描かれるんじゃないかなと。個人的には、リップルレッゾのあるセリフに、名作アニメへのオマージュを感じます(笑)。また“召喚システム”という新要素がカギになっており、時間との戦いが描かれるので、そのハラハラドキドキ感を楽しんでもらいたいですね。

内田:『工房戦』ではバトルが白熱化しており、メンバー各人が全身全霊で戦って、やがてビオレへとつないでいくというのが“工房戦”クライマックスの見どころです。ひとりひとりに見せ場があって、自分のできる最大限の活躍をするのがアツいです。各キャラクターを応援してくださっているファンの皆さんにも必ず楽しめるものとなっていますので、それぞれの頑張りを見ていただきたいですね。

また、第1期で活躍したキャラクターたちもたくさん登場します。さまざまな人の思惑が複雑に交錯している物語なので、それがどう結びついていくのかも楽しみにしていただきたいと思います。見返すことで新たな発見があったりすると思うので、できれば何度も見ていただきたいですね。

市川:本作では、敵として登場するキャラクターたちにもそれぞれ行動理由があります。バックボーンがわかってくると、嫌いになれないというか、むしろ魅力的に感じる……そんな登場人物ばかりなので、必ず推しキャラクターを見つけられると思います。“工房戦”では、それぞれが爪痕を残す活躍を見せてくれるので、そのキャラクターひとりひとりの活躍を、どうぞご期待ください。

TVアニメ『神之塔 -Tower of God-』第2期 作品情報

『神之塔 -Tower of God- 工房戦』10月6日(日)より放送中

第2期「工房戦」

〈放送情報〉
TOKYO MX 10月6日(日)より毎週日曜日 23時00分〜23時30分
サンテレビ 10月6日(日)より毎週日曜日 23時30分〜24時00分
KBS京都 10月6日(日)より毎週日曜日 24時00分~24時30分
BS日テレ 10月7日(月)より毎週月曜日 24時00分~24時30分
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。

〈配信情報〉
『神之塔 -Tower of God- 工房戦』配信情報

□見放題配信
配信開始日:10月6日(日)より毎週日曜日 23時30分から順次配信スタート

アニメ放題、Amazon Prime Video、ABEMAプレミアム、auスマートパスプレミアム、J:COM STREAM、TELASA、dアニメストア、DMM TV、Netflix、バンダイチャンネル、Hulu、milplus 、U-NEXT、Lemino

□都度課金配信
配信開始日:10月6日(日)より毎週日曜日 23時30分から順次配信スタート

Amazon Prime Video 、カンテレドーガ、J:COM STREAM、TELASA、バンダイチャンネル、ビデオマーケット、milplus、music.jp
※販売価格:HD/SD 220円(税込) ※視聴時間:72時間

□見逃し配信
配信開始日:2024年10月6日(日)より毎週日曜25:00~順次配信スタート
ABEMA

◆「工房戦」イントロダクション
ファリョンから、これまでの一連の出来事の真実、そしてビオレが"二十五日の夜"であることを聞かされた王野一行は、夜を再び仲間とするため、塔の30階で開催される工房戦へ出場を決意する。
FUGの次期スレイヤー候補ビオレを中心にしたFUGチーム。
王野率いるチームらーめん丸。
エンドロシ、アナクらが参加するシビスチーム。

それぞれの思惑が複雑に交錯する中、今回の工房戦で栄冠を掴むのはどのチームか!?

〈スタッフ〉
原作:SIU(「LINEマンガ」連載)
総監督:竹内一義
監督:鈴木 慧
シリーズ構成:吉田恵里香
脚本:吉田恵里香、宮本武史、吉﨑崇二
キャラクターデザイン:谷野美穂、北澤精吾、鹿島功光
総作画監督:北澤精吾
音楽: Kevin Penkin
オープニングテーマ・エンディングテーマ Stray Kids(ソニー・ミュージックレーベルズ)
アニメーション制作:アンサー・スタジオ

〈キャスト〉
ジュ・ビオレ・グレイス(CV:市川太一)
王野 成(CV:内田雄馬)
クン・アゲロ・アグネス(CV:岡本信彦)

蓮 梨花(CV:渡部紗弓)
カナ(CV:嶋村 侑)
マナ(CV:宮下早紀)
虎助(CV:松田健一郎)
ホーン・アークラプター(CV:白石兼斗)
プリンス(CV:河西健吾)
ラーク・レクレイシャー(CV:三宅健太)
エンドロシ・ザハード(CV:末柄里恵)
アナク・ザハード(CV:関根明良)
シビス(CV:江口拓也)
ノビック(CV:笠間 淳)
クン・ラン(CV:寿 美菜子)
ファリョン(CV:日笠陽子)
ラヘル(CV:早見沙織)

公式サイト
公式X(@anime_ToG)

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