声優
芸人・岡田直子が語る、声優×吉本新喜劇が魅せる可能性|朗朗読劇ボイコメvol.3~声優×吉本新喜劇~ 開催記念インタビュー

同じオタクの言葉を信じて楽しんでほしい。芸人と声優がリスペクトし合い、win・winのアドリブ合戦を繰り広げる『朗読劇ボイコメ~声優×吉本新喜劇~』岡田直子さんインタビュー

初のイベント参加で杉田さんと中村悠一さんを見た瞬間に大号泣!?

――今はラジオも声優やお笑いの方のパーソナリティーの番組がradikoの普及もあって人気がありますが、アニラジを聴かれたことはありますか?

岡田:『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』をずっと聴いていて、そこから『ブレイブルー公式WEBラジオ“ぶるらじ”』、『マクロスF〜ウラ・URAデカルチャー〜』、『銀魂 銀魂放送局』も聴いてました。

――アニメや声優のイベントにプライベートで参加されたことはありますか?

岡田:『ボイコメ』の企画が始まるまではほとんど生で声優さんを見ることがありませんでした。岡山出身ということもあって、地元でイベントが開催されることもほとんどないし、『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』の公開録音にも応募したけど落選して。

でも『うどんの国の金色毛毬』のイベントには当選したので一人で観に行って、杉田さんが登場した瞬間に泣いてしまいました。「生きてる~! 動いてしゃべってる~!」って(笑)。しかも中村さんもいるし。泣きながらイベントを観ていました。

――それなら声優さんに当たった時に感情を抑えられないのも仕方ないですね。

岡田:vol.1で鳥海さんにお会いした時も「本物だ~!」ってなったし、本渡(楓)さんも好きだったので。vol.2でお会いした置鮎さんも世代ですし、白石さんも戸松さんも大好きすぎて。めっちゃヤバかったです。すべてが。

声優事務所アクロスエンタテインメントとのコラボ新喜劇も企画・出演!

――そんな岡田さんですが、『ボイコメ』に出演するだけではなく、ご自身で企画された声優事務所「アクロスエンタテインメント」とのコラボ新喜劇『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員が、オタク知識(スキル)を振りかざし無双するみたいです。』(以下、『とある神様』)が2025年1月25、26日に東京・草月ホールにて行われます。どういう経緯で企画されたのか教えてください。

岡田:まず吉本とアクロスエンタテインメントとコラボする話が立ち上がって、「声優に詳しい人間は?」ということで、吉本新喜劇GMをされている間 寛平師匠と奥様が私の名前を挙げてくれました。私の趣味をギューギューに詰め込んだ新喜劇になっているので、ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。

――脚本も岡田さんご自身で?

岡田:脚本は吉本新喜劇で脚本を書いてくださっている佐藤トモさんと相談しながら制作しています。私が次から次へとやりたいことを言って、それを佐藤さんにまとめてもらったり、「ここのストーリーはこうしようか?」と提案していただいたりしながら、私のやりたいことを形にしてもらっています。

――なぜ今回、新喜劇で異世界ものをやろうとされたのでしょうか?

岡田:新喜劇はわかりやすいボケが多いんですけど、妖精や幽霊、天使も登場するので究極の2.5次元劇団だと思っています。そこと声優さんがコラボするとなれば、声優ファンの方もわかりやすくて入りやすい設定、つまり異世界転生や転送ものだなと。

――配役も決められるということは好き放題できますね。岡田さんも出演されるんですよね。

岡田:はい。一応、主人公の転送させられた勇者の役で。異世界に召喚されて、戦争中の国を救うことになります。

――先日の記者会見(https://magazine.fany.lol/196991/)では、島田珠代さんが仲村宗吾さんとのラブシーンを熱望するも岡田さんが即否定するという流れがありました。

岡田:はい。それは絶対にないです! 断固拒否します(笑)。でも仲村さんはウェルカムな感じだったので、どこかにそういうシーンを作らないといけないのかなと思いつつも、やっぱり作らないと思います(笑)。

――改めて『とある神様』の見どころや注目ポイントのご紹介をお願いします。

岡田:新喜劇の劇団員が異世界ものの設定のお芝居をすることはまずないので、その珍しさもありますし、ちゃんと新喜劇をやるので、定番のズッコケなどを声優さんがするところも観てほしいです。

私は新喜劇とアニメ、声優さんなどの2次元は通じるものがあると思っているので、これを機に新喜劇ファンの方にはアニメや声優さんに興味を持っていただいたり、声優さんのファンの方にも新喜劇を好きになってもらえたらいいなと考えながら作っているので、楽しみにしていただけたらと思っています。

――『ボイコメ』の舞台長編版みたいな感じでしょうか?

岡田:『ボイコメ』の朗読劇と今回の新喜劇ではやっぱり別物ではありますが、インスパイアされている部分はあります。川畑兄さんイズムじゃないですけど、台本として新喜劇も声優さんも両方共、活きるようにしたいなと思っています。

『ボイコメ』のほうは朗読劇なので現代劇になっていて、スタンダードなお話の中で声優さんがお芝居をされていますが、こっちは完全に異世界ものなので、非現実的な話をガンガンしようと。もちろんその中で声優さんが活きるセリフも入れられたらいいなと思っていますし、結構オタク寄りです。たぶん『ボイコメ』よりもオタク寄りかもしれません(笑)。

――オタクがしがちな妄想とかも入りそうですね。

岡田:そういう妄想や夢を具現化する感じです(笑)。

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