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冬アニメ『クラ婚』坂田将吾×矢野妃菜喜×鈴代紗弓×稗田寧々が語る序盤の見どころ

冬アニメ『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』坂田将吾さん×矢野妃菜喜さん×鈴代紗弓さん×稗田寧々さんインタビュー|タイトルの「結婚」をいきなり回収しつつもラブコメ要素がしっかりある

YouTubeで公開された作品の累計再生数が3000万回を突破する人気作『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』がTVアニメ化。2025年1月3日(金)23時30分よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送がスタートします。

本作は、高校生の北条才人が、とある理由で学校一苦手で天敵のようなクラスメイト・桜森朱音と結婚するというラブコメディ。普段から嫌い合う二人の新婚生活は上手くいくはずもなく、なにかと衝突ばかり。しかし、日々の暮らしの中で歩み寄ることで距離が縮まっていき……。

アニメイトタイムズでは、北条才人役・坂田将吾さん、桜森朱音役・矢野妃菜喜さん、石倉陽鞠役・鈴代紗弓さん、北条糸青役・稗田寧々さんにインタビュー。メインキャラクターを演じるみなさんに、序盤の見どころやキャラクターの印象について語っていただきました。

 

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クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。
高校生の北条才人はクラスメイトと結婚した。それも学校一苦手な、天敵のような女子・桜森朱音とである――。「私と結婚してること、クラスのみんなに言ったら殺すから」「俺だって結婚を知られたくはない。なんのメリットもない」普段から嫌い合う二人の新婚生活が上手くいくはずもなく、なにかと衝突ばかり。しかし、日々の暮らしの中で歩み寄ることで距離が縮まっていき、一緒にいて楽しい時間が増え、少しずつお互いを理解していく。才人は今まで知らなかった朱音の可愛い素顔を知り、朱音は心の中に秘めていた想いに段々と気づき始め……。素直になれそうでなれない二人が送る胸キュン新婚生活、ここに開幕――!作品名クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。放送形態TVアニメスケジュール2025年1月3日(金)〜TOKYOMX・BS11ほかキャスト北条才人:坂田将吾桜森朱音:矢野妃菜喜石倉陽鞠:鈴代紗弓北条糸青:稗田寧々真帆:前田佳織里北条天竜:大塚芳忠桜森千代:平野文北条留衣:結川あさきスタッフ原作:天乃聖樹(MF文庫J「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」/KADOKAWA刊)原作イラスト:成海七海キャラクター原案:成海七海 もすこんぶ監督:大嶋博之シリーズ構成:髙橋...

 

ジャンルとしてはラブコメだと思いますが、実はすごく繊細な物語

──原作を読んだときの感想を教えてください。

北条才人役・坂田将吾さん(以下、坂田):まず、大嫌いなクラスメイトと結婚することになるという唐突な始まり方に驚きました。読み進めていると、才人と朱音のハイテンポなかけ合いや濃いキャラクターたちの言動が面白くて。分かりやすく読みやすいラブコメですが、複雑な人間模様やドラマチックな展開も描かれていて、とても深い作品だと感じました。

 

 
桜森朱音役・矢野妃菜喜さん(以下、矢野):さかしょー(坂田さんの愛称)が言ってくれた通り、会話のスピード感・テンポ感のよさが印象的でした。タイトルの「結婚」をいきなり回収しつつもラブコメ要素がしっかりあるのも面白かったです。あとは、何といっても登場するヒロインたちがみんな魅力的! これは、すごく素敵な作品だなと思いながら読み進めていました。

石倉陽鞠役・鈴代紗弓さん(以下、鈴代):本作はラブコメ要素がしっかりありつつも、女の子同士のリアルな距離感や登場人物のバックボーンなどにもちゃんとフォーカスが当たっているんです。ジャンルとしてはラブコメだと思いますが、実はすごく繊細な物語で、キャラクターの細部までしっかりと掘り下げられているところが印象的でした。

──読む人によっては、ちょっと心が痛くなるような描写・展開もある作品な気がします。

鈴代:ですね。人間のちょっと醜い部分も描かれているなと感じました。演じる私自身は「人間って確かにこういうこと考えちゃうときもあるよね」と共感できちゃう部分もあって……。リアリティがある故の怖さもありましたが、それによってラブコメ展開やヒロインのかわいさが際立つ面もあるなと感じながら読み進めていました。

 

 
北条糸青役・稗田寧々さん(以下、稗田):序盤でタイトルを回収することをはじめ、展開の速さにビックリしました。登場人物たちは、まずヒロインそれぞれが、かわいいだけじゃなくてぶっ飛んでいる部分もあって。主人公の才人もクセが強いですし、登場人物の感覚がいい意味で平均的にちょっとズレているんですよね(笑)。

それで成立する世界観が独特で、この作品らしさ・面白さでもある気がしています。鈴代が言っていたように、物語が進んでいくと人間臭いところがちょっとずつ見えてきて、よりキャラクターに愛着が湧きました。

 

もっともっとジャパニーズ伝統的なツンデレを出して!

──それぞれが演じるキャラクターの紹介と併せて、演じるうえで意識したことを教えてください。

坂田:才人は北条グループという大企業の御曹司でありながら、学年一の秀才でもあるという高校生です。基本的にクールで、すごく理屈で物事を考えている部分があるからか、共感性がかなり低くて。他人の考えていることがあまり分からない側面がある人物です。

そういった人間性を表現するために、演じるときは相手から投げてもらったセリフに対して、理屈で考えながらセリフを返していました。あとは、御曹司で育ちもいいので、ツッコミが荒々しいときも「あまりヤンキーっぽくならないように」とディレクションで言われたので、気を付けながら演じています。

 

 
矢野:朱音は分かりやすい言葉で言うと、「ツンデレ」です(笑)。ディレクションでも、ツンの部分を出すときは特に「もっともっとジャパニーズ伝統的なツンデレを出してください!」と言われていました。そんなツンデレな彼女ですが、実はヒロインたちのなかでいちばん素直なのかもしれません。分かりやすくツンを出しているのも素直だからなのかなと。その辺が朱音のかわいさでもあると私は思っています。

鈴代:陽鞠は朱音の大親友で、第一印象は明るくて元気で誰からも好かれそうな子です。ただ、そう振舞うようになったのには、実は理由があるという複雑さもある女の子でして……。

演じるうえでも、生まれ持った明るさというよりかは、色々な経験をしたうえでの、誰にも嫌な気をさせないような明るさを意識していました。なぜ彼女がそうなったのか、また朱音や才人に対する話し方の違いを、アニメで感じていただければなと思います。

 

 
稗田:糸青は才人のいとこにあたる女の子で、朱音や陽鞠よりも才人とは付き合いが長いです。普段は突拍子もないことをしたり、ちょっと人とズレた発言をしたりする、ある意味でマスコットキャラクター的なヒロインかもしれません。

才人とは兄妹のような距離感でいますが、そのポジションにいるのは、彼女なりの考えがあるからなんですよ。実は色々と計算して生きている面もあるので、彼女のかわいらしい面と聡明さや冷静さのギャップ、そしてそれによって生まれるミステリアスさを考えながら演じていました。

 

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