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冬アニメ『クラ婚』坂田将吾×矢野妃菜喜×鈴代紗弓×稗田寧々が語る序盤の見どころ

冬アニメ『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』坂田将吾さん×矢野妃菜喜さん×鈴代紗弓さん×稗田寧々さんインタビュー|タイトルの「結婚」をいきなり回収しつつもラブコメ要素がしっかりある

 

無意識に出る言葉が、ヒロインたちがかけて欲しい嬉しい言葉になっている

──先ほどご自身が演じるキャラクターについてご紹介いただきましたが、今度は他己紹介をしていただければと思います。まず、坂田さんは朱音の魅力や印象について語っていただければと!

坂田:すごくしっかりしているなと思います。スーパーで買い物をするシーンなどが出てくるのですが、値段などを見比べて買うようにしているし、高校生の頃から食事の献立を考えているのもすごい。あと、作るご飯がとってもおいしそうです(笑)。矢野さんが演じる朱音は、僕が原作を読みながら想像していた朱音とは違って、包容力や母性のようなものを感じました。喧嘩をするときもそこまで攻撃的ではないと掛け合いをしていて感じたんです。矢野さんのお芝居を聞いて、「あっ、朱音ってこういうキャラクターで、ここが魅力なんだ」ということが、より分かりました。

 

 

──朱音って、何だかんだ面倒を見てくれるキャラクターですよね。

坂田:そうなんです! それが彼女のいいところだと感じています。

──続いて、矢野さんは陽鞠について語っていただければと思います。

矢野:陽鞠は地頭がよくて、すごくしっかり者。ギャルっぽい派手な見た目をしていますが、温厚で人の気持ちが分かる優しさを持っていて、友達になったら色々なことを助けてくれそうです。陰キャな私でも初対面から親しく接してくれる気がするので、すごく友達になりたい(笑)。あとは、朱音よりもたわわなところもチャームポイントですよね……!

鈴代:そうだね。たわわがたわわしているよね。

矢野:だって、「ぽよっ」っていうSEが入りますから! そこも好きです(笑)。

 

 

──鈴代さんと掛け合ってみていかがでしたか?

矢野:さすが過ぎました。物語のなかで陽鞠が才人と関わるシーンが出てきますが、接し方を変えているというのがお芝居からも伝わってきました。あとは陽鞠の色気ある言葉も好きなので、お芝居と併せてそういったシーンにも注目してください!

──鈴代さんは糸青についてお話いただければと!

鈴代:まずビジュアルがとにかくかわいい! そこから物語を読んでいき、彼女のことを知っていけば知っていくほどその魅力に取りつかれるんです。寧々が言う通り、糸青は突拍子もないことを言う子ですが、なぜか発せられるどの言葉にも謎の説得力があって。ただの「おはよう」って挨拶にも、何か意味があるのかなと思っちゃうくらい人を惹きつける力がある気がします。「えっ、それ糸青がやっていたんだ」と驚くようなことも平気でやれちゃう、奇想天外が板に付いている子ですね。

──不思議さが魅力のひとつ。

鈴代:ですね! 独特なリズムで喋るところも、よりミステリアスさを加速させている気がします。かと思えば、いきなり「ぷぎゅー」みたいな謎の効果音も発するときがあって。もう見ていて本当に楽しいキャラクターです。「糸青様」って崇めたくなっちゃう(笑)。でもちゃんと人としての感情を露わにするときもあって。そんな糸青の魅力が、寧々の芝居によってより引き出された気がします! かわいさもミステリアスさも人間らしさも、いい塩梅なんですよね。

──稗田さんは才人をどういう人物だと感じていますか?

 

 
稗田:才人は尖っているという印象があって、朱音が「ムカつく!」って思うのも、分かるなと共感しながら読んでいました。ただ、読み進めていると、才人の優しさが分かってきて。その優しさは、誰かに優しくしようとしている訳ではなくて、無意識で出る言葉が、ヒロインたちがかけて欲しい嬉しい言葉になっているんですよね。あとは、孤高感があるところも、ヒロインたちが「ほっとけない!」と気になっちゃう理由なのかも。

──坂田さんのお芝居はいかがでしたか?

稗田:お芝居から才人っぽさを感じましたし、話しているときに「才人と似ている部分があるかも」と思うときがあって。

坂田:確かに、どちらかというと理屈っぽい人間なので、そこは才人と似ているかも。物事に対して感情で捉えるのではなくて、「何でだろう?」「なぜそうなるんだろう?」とまずは考えちゃうタイプなので、割と共感しながら演じていました。

鈴代:理屈で考えられるのは羨ましい。

稗田:あと、坂田くんが割と偏食という話を聞いたのですが、そこも食生活が何だかすごい才人と似ている気がして。アフレコが進むにつれて、才人と坂田くんの共通点みたいなものが、どんどん見つかりました。

坂田:洗う食器を溜めちゃうところも共感しています(笑)。

 

 

「お前、将来ラブコメやれるぞ」って教えてやりたい

──ここまでのお話を聞いてきて、アフレコ現場の雰囲気が和気あいあいとしていたんだろうなと、勝手に想像してしまいました。

矢野:高校生の役でしたし、実際に演じるキャストも同世代くらいの子が多かったので、余計に学校みたいな楽しさがありました!

鈴代:スタッフさんたちもすごく和やかで、第一話から「はじめまして」の座組とは思えないくらい盛り上がっていました。

稗田:ディレクションの指示が入るとき、ミキサールームで笑っているスタッフさんの楽しそうな声が聞こえてきたんです。

鈴代:ゲストキャラクターを演じる方々とも色々なお話ができて嬉しかったです!

 

 
坂田:本当に、みなさんコミュ力がすごかった。

稗田:坂田くんは私たちが喋っているとき、ちょっと一歩引いて様子をうかがっているときがあって(笑)。でも、喋るときはみんなで楽しく喋っていたよね。特に、思い入れのあるアニメの話になったときは、生き生きとしていた気がする。坂田くんはラブコメがすごく好きなんですよ。

矢野:ラブコメ作品への出演、念願だったんだもんね。

坂田:そうなんですよ! アニメのなかでもラブコメが特に好きで。まさか、主人公を演じることができるなんて……。中学生の頃の自分に「お前、将来ラブコメやれるぞ」って教えてやりたいです(笑)。

──最後に、みなさんが思う序盤の見どころを教えてください!

稗田:大嫌い同士がぶつかる、激しいかけ合いが見どころです。やり取りのテンポ感はもちろんですが、お互いのののしり合うときの言葉選びも毎回違って面白いんですよ。そんなふたりの仲に、陽鞠と糸青がどうやって絡んでくるのかにも注目していただければと思います。

 

 
鈴代:寧々も言っていましたが、演じる二人の頑張りが詰まった熱量高いかけ合いのテンポ感が見どころです。映像面では、コミカライズでも描写があったデフォルメされたキャラクターも楽しんでいただきたいです。あとは効果音! チョイスが絶妙で、物語の面白さをより加速させているので、ぜひ注目してください!

矢野:第一話では「この文字量をこの尺で収めるの!?」と思ったくらいのかけ合いがあります。自分で見返してみても「よく噛まずに言えたな」と思いました(笑)。ただ、さかしょーが気持ちよくツッコミ返してくれるので、私もやりやすくて、自然とヒートアップしながら演じられました。熱を込めた掛け合いをぜひ見てもらえたらと思います。大嫌い同士の朱音と才人が結婚して一緒に住み始めて、お互いにどう干渉し合っていくのか、成長していくのか見守っていただけたら嬉しいです。

坂田:みなさんが話してくれた見どころに加えて、僕は劇伴もぜひ聞いて欲しいなと思っています! 「このシーンにこのニュアンスの音楽をつけるんだ」と、絶妙に面白い仕上がりになっているんですよ。パンチが強い劇伴も楽しんでください!

 
[取材&文・M.TOKU / 写真・MoA]

 

作品概要

クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。

あらすじ

高校生の北条才人はクラスメイトと結婚した。
それも学校一苦手な、天敵のような女子・桜森朱音とである――。

「私と結婚してること、クラスのみんなに言ったら殺すから」
「俺だって結婚を知られたくはない。なんのメリットもない」

普段から嫌い合う二人の新婚生活が上手くいくはずもなく、なにかと衝突ばかり。
しかし、日々の暮らしの中で歩み寄ることで距離が縮まっていき、
一緒にいて楽しい時間が増え、少しずつお互いを理解していく。
才人は今まで知らなかった朱音の可愛い素顔を知り、
朱音は心の中に秘めていた想いに段々と気づき始め……。

素直になれそうでなれない二人が送る胸キュン新婚生活、ここに開幕――!

キャスト

北条才人:坂田将吾
桜森朱音:矢野妃菜喜
石倉陽鞠:鈴代紗弓
北条糸青:稗田寧々
真帆:前田佳織里
北条天竜:大塚芳忠
桜森千代:平野文
北条留衣:結川あさき

(C) 天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会

 

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