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『Dr.STONE』第4期第1クール 小林裕介&鈴木崚汰インタビュー

千空の夢まであと一歩。ファイナルに相応しいハイスケールな旅が始まるーー『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』石神千空役・小林裕介さん、七海龍水役・鈴木崚汰さんインタビュー

アニメ『Dr.STONE』のファイナルシーズンがついに開幕! 『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』第1クールが2025年1月9日より放送スタートします。

人類石化の黒幕・ホワイマンの本拠地“月”を目指す千空たちはゼロから宇宙船を作るビッグプロジェクトへと乗り出し、その第一歩としてアメリカ大陸に向かいます。しかし、その先には新たな脅威が待ち構えていました。

放送を直前に控える中、キャストへのインタビューを実施! 今回は石神千空役の小林裕介さん、七海龍水役の鈴木崚汰さんに、ここまでの物語を振り返っていただきつつ、第4期の注目ポイントをお話いただきました。

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Dr.STONE SCIENCE FUTURE
宝島での激戦を終え、無事に科学王国へと帰還した千空たち。手に入れた石化装置で、コールドスリープしていた司を復活させることに成功。司は科学王国の仲間となった!そして、人類石化の黒幕・ホワイマンの本拠地が“月”であることを突き止めた千空たちは、月を目指す!このストーンワールドで、ゼロから宇宙船を作るビッグプロジェクトへと乗り出した。早速、世界中から宇宙船の素材を集める為、ペルセウス号で大海原へと飛び出した千空たち。復活液の原料となる大量のコーンを求め、最初の目的地・アメリカ大陸を目指す。勇気、結束、科学力、全てが試される大航海の先に、千空たちを揺るがす脅威が待ち構えていた――!!遂に、千空たちの冒険は世界、そして宇宙へ向けて動き出す!人類の未来を救う為、千空は仲間と共に全力で科学の道を切り拓いていく!!作品名Dr.STONESCIENCEFUTURE放送形態TVアニメシリーズDr.STONEスケジュール第1クール:2025年1月9日(木)~TOKYOMXほか分割3クールキャスト石神千空:小林裕介大木大樹:古川慎小川杠:市ノ瀬加那コハク:沼倉愛美クロム:佐藤元スイカ:高橋花林あさぎりゲン:河西健吾カセキ:麦人獅子王司:中村悠一氷月:石田彰西園寺羽京:小野賢章七海龍...

変わらないところが魅力

ーー第4期ではついに月を目指すことになります。第3期後半には具体的なプランも決まりました。

石神千空役・小林裕介さん(以下、小林):ようやく船を作れた状況なのに、いきなり宇宙が目的地になって、一気にスケールが大きくなりましたよね。ただこれが人類の目標であり、千空の夢なんですよね。ついに近づいたと思うと胸が熱くなります。

ーーついに夢に近づきましたが、小林さんのお気持ちとして、ここまでの道のりは「早かった」のですか? それとも「やっと」ですか?

小林:「やっと」の気持ちですね。最初の石鹸作りが懐かしく思いますから。アニメの放送から5年ですが、本編はもっと時間が経過しているので、そういう意味でも長い道のりだったなと思います。

七海龍水役・鈴木崚汰さん(以下、鈴木):5年経つんですよね。僕は途中参加なので、最初のアフレコの空気感はわからないですが、それでも千空の根底にある“宇宙に行く”という夢がようやく達成できるのか、否か、ということで感慨深いものがありますね。

ーー龍水はTVスペシャル『Dr.STONE 龍水』からの参加ですが、今では途中参加とは思えないくらいの存在になりましたね。

鈴木:もう出てきたときから馴染んでいますね(笑)。第4期でも相変わらずのカリスマ性です。だけど、最近はそのすごさにみんな慣れてきているんじゃないかなって思っています(笑)。

ーーここまで、ご自身のキャラクターが「成長を遂げた」と感じた瞬間はありますか?

小林:千空に関してはなにも変わっていないところが魅力だと思います。子供の頃から科学が好きなことがブレず、その影響で合理的な考えが身に染み付いているせいか、高校生とは思えないくらい人間が完成しているんですよね。

実際、演じていても第1期から第3期までで大きな変化は感じず、逆に、今までは見せていなかった一面を見せるようになったという印象のほうが強くて。それは第4期でも同じで、僕としても変わらずに演じるのが正解だと思っていました。

ーー今までは見せていなかった一面というのはどんなときに感じましたか?

小林:一番感じたのは第2期ラスト、司をコールドスリープさせる直前の会話です。他愛もない会話をしていましたが、本当はただの高校生なんだなと思わせる年相応の内容で驚きました。そういう一面は第4期でもちょっとずつ見えてくるんじゃないかなと思っています。

鈴木:龍水も大きく変わったところはないですね。欲しいものに忠実で、手に入れるためならなんでもする。でも悪いやり方ではなく、上手いこと物事を運んでいくんですよね。自分が良ければそれで良いというわけではなく、周りの人間を活かしながら物事を進めた結果、自分の欲しいものが完成しているといいますか。彼は、幼少期から帝王学などを学んでいて、努力も惜しまないところがあって、それでいて人を活かすことができるのがすごいところです。第4期でも早速、仲間のことを想う一面が描かれますが、ここでもその変わらない部分が全面に出ているんじゃないかなと思いました。

ーーお互いのキャラクターの印象をお聞かせください。

鈴木:一見、人と関わらなさそうで、取っ付き難そう、そして何を言っているのかわからない(笑)。

一同:(笑)

鈴木:ただ、そんな千空の隣りにいる龍水を演じていて思うのは、大枠で物事の舵を取っているのは千空なんですよね。常にみんなの先頭を走って、発言をまとめたりするイメージは龍水にあるものの、千空はちゃんと仲間を一人ひとり見ていますし、そのうえで、“人にお願いすることができる”というリーダーとしての素質があって。そして、その素質を持っているということは龍水に近しい部分があるんだなと思っています。

ーー小林さんから見た龍水はいかがですか?

小林:「世界は再び俺の物だ!!!」というセリフがあるように、最初は自己中心的なものを感じましたが、彼のわがままって人を不快にさせないんですよね。それは自分の欲に真っ直ぐな姿であったり、そのスケールが大き過ぎることから、一般人から見たらもはや輝いて見えてしまうんじゃないかなって。輝いているからほしい、輝かせてから俺がもらう、みたいに価値観が普通と違うからこそ魅力を感じるんじゃないかなって思います。

リーダーとしても、先ほど千空は素質があると言ってくれましたけど、わかりやすくみんなを引っ張っていけるのは龍水であり、彼こそが一番リーダーに相応しいんじゃないかなって。千空は言葉足らずなところがありますし、求めているものがみんなとちょっとズレていたりもしますから。そういう意味でも龍水は、帝王学を学んでいることに加えて、物事を自分の中で落とし込んでいるところがリーダーとして輝いて見えますし、キャラクターとしても魅力的なんじゃないかなって思います。

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