冬アニメ『わたしの幸せな結婚』第二期連載インタビュー第三回: 久堂正清役・置鮎 龍太郎さん|「家族を愛するからこその懐の深さと、行き過ぎた言動は制する事のできる芯の強さ」
アニメ『わたしの幸せな結婚』(原作:顎木あくみさん著、月岡月穂さんイラスト)の第二期(TOKYO MX 毎週月曜 22:30~)が放送中です。
本作の舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー。第二期では、 来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れ……。
アニメイトタイムズでは、第一期に引き続き、キャストのメールインタビューを連載形式でお届け。第三回は久堂家の先代当主で、清霞の父・久堂正清を演じる置鮎 龍太郎さんです。
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とても丁寧な作りの映像に感動しました
──『わたしの幸せな結婚』の物語について、最初にどのようなご印象をお持ちになりましたか? また、作品のテーマやキャラクターたちにどのような魅力を感じられましたか?
久堂正清役・置鮎 龍太郎さん(以下、置鮎):第一期を拝見して、とても丁寧な作りの映像に感動しました。
対して、何というシンデレラ物語(笑)。そして、全く想定していなかった異能バトル!! 興味津々であります。
──穏やかで気高いパートナーを愛する久堂正清。正清に共感された部分や、正清に対して、ご自身が特に印象深く感じた点があればお聞かせください。
置鮎:家族を愛するからこその懐の深さと、行き過ぎた言動は制する事のできる芯の強さとを併せ持つ人ですね、正清さん。
普段の穏やかな表情も彼の余裕が見られて、とても良い感じ。
──放送前、置鮎さんは「私の役のパートナーはというと、かーなーり、気の強い御方。そこにも真意があり、それをしっかり受け止められる正清さんの懐の深さも大事にしたいですね」というコメントを寄せられていましたが井上喜久子さんとの掛け合いはいかがでしたか?
置鮎:アニメ作品で何度かパートナー役を演じた事はありますが、このタイプの喜久子さんは初めてでした。演出を受け微妙な匙加減にトライされている姿も印象的です。つまり、最高です♪
──その他、アフレコで印象的だった他キャストとのやりとりや、ディレクションなどございましたら教えて下さい。
置鮎:正清の飄々としたキャラクターの雰囲気を明るさで表現しようとしたら、元気過ぎちゃったみたいで(笑)『もっと病弱な感じで』と指示を受けました。
あとは、収録の頃、上田麗奈さんは食器集めにハマっているらしい、とメモ♪