【今週の『ブルーロック』の話題は?】新英雄大戦優勝決定戦 雪宮剣優が登場!「カイザーにキレられてここまで言われるというね…」 カイザーがネスに死刑宣告をする不穏な展開へ<第288話「デスゲーム」(前編・後編)>
金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)による人気漫画『ブルーロック』(講談社コミックス刊)。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」(また、週刊少年マガジン)では、第286話「新時代」が配信されました。
新英雄大戦優勝決定戦の最終局面。バスタード・ミュンヘン側の五十嵐栗夢の交代、雪宮剣優の投入で新たな変化が生まれた――。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第288話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。
第288話「デスゲーム」(前編)でイガグリと交代したのは雪宮剣優
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)の試合の真っ只中。第287話で交代を言い渡された五十嵐栗夢に代わり、バスタード・ミュンヘン側が試合に投入したのは雪宮剣優でした。
「雪宮きた〜〜〜!!」「どんなパフォーマンスを雪宮が見せてくれるんだろう!楽しみ!!」「雪宮登場で雪宮推しが喜ぶわ」と雪宮のファンの方々よりアツいメッセージが寄せられています。自分が推しているキャラクターの出番が来ると嬉しくなりますよね!
雪宮が加わったことで、左サイドの突破力が上がります。守備だけではなく攻撃力も兼ね備えている雪宮が加わったことで、ノエル・ノアから「試合を決めろ」というメッセージだと確信した潔世一。
ミヒャエル・カイザーと雪宮らと共に連携し、合理的かつ破壊的な三者関係(トライアングル)で試合を制そうと試みます。しかし、潔・カイザーとのパス連動と見せかけて潔を囮に単独突破を狙う、なんともエゴい雪宮の姿が!
試合の環境に適応できないネスにカイザーが死刑宣告をする
第288話「デスゲーム」(後編)は、雪宮が単独突破を狙うもP・X・Gの烏旅人&シャルル・シュヴァリエに阻止されるという両者共に譲らないアツい攻防戦が繰り広げられました。
阻止された際のボールは宙へ浮かび――このルーズボールを手にしたのは潔世一だった……!!!!
しかし、ダイレクトシュートを決めるにはゴールへの射程距離が届かず。アレクシス・ネスへパスを出すことによってダイレクトワンツーを決めようと目論むも、パスを受けたネスは潔ではなくカイザーへパスを出そうと思考が停止してしまうのです。そんな隙を烏に突かれ、「その選択 ド凡じゃ 犬コロ」とボールを奪われてしまいます。
「怒涛の展開すぎて毎週アツ過ぎる!」「ネ、ネ、ネス〜〜!!」「烏とシャルルもかっこええ!!」とのコメントも寄せられており、新たな展開にハラハラさせれている読者の姿も見受けられました。
潔とカイザーが生み出す、生き物のように進化していくバスタード・ミュンヘンの環境や社会性についていけていないネスはチームにとってはがん細胞。そんなネスの姿のプレーを見て、カイザーは「お前もうサッカーやめろ」と吐き捨てたのです。絶望した表情を浮かべるネス。
「ずっとカイザーの為に立ち回ってたネスが潔にパス出さないだけでカイザーにキレられてここまで言われるというね」「ネスが少し可哀想にも見えてくるけど……チーム的にはカイザーが正しかったりするのかな」といったネスに対する同情の声もちらほらと上がっています。
次号、ネスはどんな姿を読者に見せるのか――。
[文/笹本千尋]