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『ONE PIECE』謎多き五老星の情報まとめ

実は元・神の騎士団? 200年以上生きている? 『ONE PIECE』謎多き五老星の情報まとめ

 

能力と変身

第1094話で、サターン聖は魔法陣のような五芒星の模様(サークル)から召喚されたかのようにエッグヘッドに姿を現しました。さらに、第1110話ではサターン聖の「呼ぶぞ」という一声から、同じようにほか4人の五老星も召喚されたのです。

そしてさらに、五老星はそれぞれ巨大な怪物の姿に。禍々しいこの姿は天竜人直属の諜報機関であるCP-0でも知らなかったようで、そう簡単に変身することはないと考えられます。ドリーとブロギーによると、そのサイズ感はエルバフの巨大な猛獣たちと変わらないとのこと。

変身後の姿や戦闘能力は以下の通り。

変身後の姿と戦闘能力

シェパード・十・ピーター聖

変身後の姿:サンドワーム…身体にトゲのような突起があり、人間と似た歯を持つサンドワームのような姿。(モデルは巨大ミミズのようなクリーチャー)
これまでに見せた戦闘能力:地中に潜り、真下から奇襲し敵を捕食、捕食したものを吐き出す、巨人族のドリーとブロギーが前進困難になったり、軍艦をも引き寄せそうになったりするほどの吸い込み

イーザンバロン・V・ナス寿老聖

変身後の姿:馬骨(ばこつ)…長いたてがみを持つ白骨化した馬のような姿(モデルは馬の妖怪)
これまでに見せた戦闘能力:驚異のスピードと跳躍を見せる脚力、外骨格で強化されたサンジの肉体を噛み砕くほどの力、斬った場所や相手を凍らせる剣技、飛ぶ斬撃。基本的に刀を使って戦闘するようだが、この刀は「初代鬼徹」ではないかとも言われている

トップマン・ウォーキュリー聖

変身後の姿:封豨(ほうき)…4本の牙を持ち、背中に炎をまとった巨大な猪のような姿(モデルは猪の妖怪)
これまでに見せた戦闘能力::島が波打つほどの「覇王色の咆哮」、牙を刃に変化させる、殴ったルフィが手を痛めるほどの硬さ

マーカス・マーズ聖

変身後の姿:以津真天(いつまで)…長い首と蛇のような尻尾を持ち、大きな翼と鋭い歯の生えた巨大な鳥のような姿(モデルは鳥の妖怪)
これまでに見せた戦闘能力:研究層(ラボフェーズ)の一室を消し飛ばし、周囲を燃やすほどの強力なビーム、バリバリとした稲妻(覇気によるもの?)

ジェイガルシア・サターン聖

変身後の姿:牛鬼(ぎゅうき)…頭に長い牛の角のようなものを生やし、蜘蛛のような脚を持つ姿。顔には人型の面影が残る(モデルは牛の妖怪)
これまでに見せた戦闘能力:魔法陣のような模様(サークル)での移動、見えない何かにより複数人を抑えつける、睨みつけた相手に頭蓋が吹き飛ぶほどの衝撃を与える、木を腐食させるほどの猛毒を足にまとう、口から爆発する弾を発射

変身後の姿はピーター聖のサンドワームを除き、どれも日本や中国に伝わる妖怪をモチーフとした姿。ナス寿郎聖とサターン聖に関しては下半身だけが妖怪化した人獣型も描かれました。
馬・猪・鳥・牛といったラインナップから、家畜動物をモデルとしているのではないかという考察も。世界最高権力として君臨しているように見せかけて、実態はイム様の家畜(=奴隷)という皮肉ともとれそうです。

 
魔法陣からの出現や妖怪化などは動物系悪魔の実(幻獣種)の能力と推察することもできますが、現在までに作中では五老星の悪魔の実について言及されたことはありません。

五老星は実際の戦闘能力も特段に高く、ゾロやジンベエ、ルッチもその異様な気配に驚くほどの強い覇気をまとっています。ウォーキュリー聖、マーズ聖、サターン聖、ナス寿郎聖は覇王色の覇気を使う描写もあるため、おそらくピーター聖も同様だと考えられるでしょう。

また、五老星は敵からの攻撃や跳ね返った自分の攻撃が直撃してもまるでダメージを負わないほか、身体が真っ二つになったり身体がバラバラになるなど命を落としかねない傷を負っても再生したり、傷ごと出血の跡が消えたりという驚くべき能力も有しています。

ルフィもそんな五老星について「あいつら 不死身なんだ!!!」と発言しており、ドリーとブロギーも「そんな種族も能力も聞いたことがない」と驚いていました。

五老星の超人的な戦闘能力や再生能力は一般的な悪魔の実現できる能力を上回っていそう。もはや人間ではない生物である可能性も囁かれています。

もうひとつ、気になる能力として五老星どうしテレパシーのような方法で会話ができるというのも特徴的。電伝虫を使わずともよく、さらに盗聴の恐れもないということでこれも五老星のみが持つ特別な能力なのかもしれません。

 

サターン聖の最期とメンバーの入れ替わり

エッグヘッドでの戦いのあと、ジョイボーイ(ルフィ)を逃がしたためにイム様の手によって粛清されてしまいます。

膝から崩れ落ち、喉元を抑えて「ああァ……!!」「あああああああああァ!!!」と唸り、喋ることもままならず悶え苦しむサターン聖はみるみるうちに干からびていき、命乞いも虚しく最期は骨だけになってしまいます。

もちろん一部始終を見ていた海兵たちは存在すら知らぬイム様によって殺されたなどとは知る由もなく、何かの病気かと医療班を急かし慌てていました。

サターン聖が死に至ったのはどんな能力によるものなのか定かではありませんが、身体のまわりに立ち込めた黒い帯状の煙?炎?のようなものと「ボボボォォ」「ガシャァン!!」といった効果音のなんとも恐ろしい描写でした。

それとほぼ同時に、新たな科学防衛武神として新メンバーのガーリング聖が五老星入りします。ほか4名は事前にガーリング聖が加入するとは知らされていなかったようで、突然態度が大きくなり「同星たち」などとタメ口でのたまうガーリング聖に困惑している様子でした。

 

メンバー選出方法の謎

オハラの事件からわかるように、少なくとも22年前からメンバーが変わっていなかった五老星。サターン聖が死に、ガーリング聖が新たに五老星に加わるというのは作中の世界(特に政府側の人間)にとっても読者にとってもかなりの衝撃でした。

五老星とは、冒頭でも説明したように表向きとはいえ世界最高権力を誇る支配者であり、天竜人の中でも特に位が高い者たちです。では、そのメンバーはどのように選ばれているのか?

読者の間では、五老星各人の驚異的な戦闘能力の高さや、戦闘によるものか顔まわりに傷のあるメンバーが多いこと、そして今回ガーリング聖が加入したことから「神の騎士団」から選出されるのではないかという考察が支持されているようです。

現在、「神の騎士団」に天竜人ネームではない軍子が所属していることや、エルバフのロキが勧誘されていることなどから、そもそも元々民間人でも何らかの要件を満たせば天竜人になれる可能性が浮上しています。となると、民間人→神の騎士団(天竜人)→五老星という物凄いキャリアアップ(?)ができる可能性もなきにしもあらず……。

 

年齢の謎

また、五老星といえばその表記からもわかる通り、老人5人組。

しかし、サターン聖死亡前の回想(第1125話)をみると、彼はなんと約200年前にも健在。顔はハッキリとはわかりませんが、豊かなひげも確認でき現在とほとんど変わらぬ姿をしているように見えます。また、22年前の姿は旧五老星の5人とも現在とまるで変わりなく、ずっと老人なのです。

ルフィが五老星を「不死身」と言っていたこともふまえると、基本的に彼らは不老不死なのかもしれません。これはオペオペの実の能力によるものだという噂もあります。しかしサターン聖をあっという間に死に至らしめたように、五老星の命はイム様が握っているのだと考えると、イム様の持つ何か特別なチカラによって不老や不死になる能力を一時的(イム様に見限られない限り)に付与されているのかもしれません。

新たに加入したガーリング聖の38年前の姿は、シャンクスに似た今とは異なるビジュアル。この数十年で確実に老いています。五老星に加入したことでガーリング聖も同様の能力を与えられ、むこう数百年は老けない・死なないのかもしれないですね。

少しずつ内情が明らかとなってきた五老星ですが、まだまだ謎の多い組織。麦わらの一味とも改めて対峙することがあるかもしれません。この先どんな新情報が飛び出すのか、引き続き注目です。

 
[文/まりも]

 

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