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『地獄楽』第二期 山田浅ェ門士遠役・小林親弘×ヌルガイ役・小市眞琴インタビュー

『地獄楽』小林親弘さん&小市眞琴さんインタビュー|先生と弟子から変わっていく関係性、山田浅ェ門士遠とヌルガイがバディになる時

 

士遠とヌルガイ、そして典坐の関係性

──士遠とヌルガイの関係について伺いたいと思います。物語が進むうちに、家族や師弟、先生と生徒のような関係にもなっていきますが、この2人の関係性をどう思われますか?

小林:このふたりは結構一気に関係性が深まったんですよね。あれ、確か小市ちゃんだっけ?「関係性フェチ」って言ってたの(笑)。

小市:そうです。無類の関係性フェチでして。

──ご自身でも自覚されてるんですね(笑)。

小林:士遠にとってヌルガイは大切にしなければならない存在なんですよ。典坐がいたからこそ、典坐の罪人であるヌルガイを見届けないといけない。だから、家族のような関係になっていくんでしょうね。23話以降は、はっきりとした絆が生まれていると思います。

小市:いいなと思うのは、ヌルガイが「先生」と呼んでいるのも、もともと典坐が「先生」と呼んでいたからなんですよね。典坐は死んでしまったけれど、士遠とヌルガイの関係を語る上で、これからも絶対に典坐の存在は残っていくと思います。

もちろん典坐がいなくても、2人だけの関係はしっかり成立しているんですけど。私的には23話で、ようやく「士遠とヌルガイ」というペアになったなと感じました。

小林:その通りですね。

小市:それまではお互い「典坐の仇討ち」が前提にある関係ですし。士遠もヌルガイも、「敵討ちがしたい、そのために強くなりたい」という気持ちがあって。

ずっと不安でビクビクしていたのが、23話で初めてちゃんと向き合えるようになった。さっき「ここから家族になる」とおっしゃってましたけど、本当にその通りだと思います。

──この2人の関係性を演じるうえで意識したことはありますか?掛け合いなどで、関係性をどう表現しようと考えていたか、伺えますか。

小林:そうですね。特に23話では「あまり自分から発信して話さないようにしよう」と意識していました。相手から「正しい判断ができる人だろ」と言われて、心が動く。

正しい判断をしたのに「俺はダメだったんだ」と思ってしまう。そこまでは新鮮な気持ちで受け止めようとしました。せっかく一緒に演じるので、基本はそういう気持ちで臨みましたね。

小市:私も同じで、「画に囚われなくていい」とディレクションがあって。テスト収録の後に、親弘さんのお芝居や先生という存在に改めてしっかり向き合えるようになった気がします。

それがこの2人にとっては大事なことなんじゃないかなと。余計なことを考えるよりも、相手にしっかり伝える。そう思って臨みました。

 

士遠とヌルガイにとって23話は山場になる

──23話では敵討ちを果たしましたが、今回は戦いというより“耐久戦”に近いものでした。共闘とも言えるシーンだと思いますが、そうした戦闘シーンのアフレコにはどんな気持ちで臨まれたのでしょうか。

小林:僕は原作を読んだときから、ここが1つの山場、ピークになるとずっと思っていました。

──物語として、ですか?それとも士遠先生として?

小林:士遠としてですね。関係性のことも含めて。原作を全巻読んで、やっぱり士遠の物語の中でここが大きな山場だと思ったんです。ヌルガイにとっても同じだと思う。だから「ここはいつか演じるときが来る」とずっと意識していました。

──頭の片隅に置いていたと。

小林:そうです。持てるものを全部使って挑まないと絶対できないシーンだと思ったので。言い方はあれですが、普段のアフレコの10倍くらい練習に時間をかけました。より一生懸命にやりましたね。もちろん、普段もしっかり練習していますよ!(笑)

小市:(笑)。私も似ていて、この話数は最初に映像を見ず、台本だけで読み込んで、自分の感情を確認したんです。その段階で大号泣してしまって。

そのあと映像を見たら、30分の尺に収めるためにテンポが早くなっている部分もあって。そこをどうやって、自分が台本を読んだときの感情と折り合いをつけるか、すごく考えました。

だから私も10倍くらい時間をかけて臨みました。8話のときもそうでしたけど、「この話数は裕介さんも親弘さんも、きっとものすごい熱量をかけているんだろうな」と思っていましたし、自分もそうしなければと。

小林:同じ気持ちだよね。

小市:台本をいただいたときに、「ここは絶対に親弘さんが本気で来るだろう」と思っていました。だから、こちらが弱い芝居をしたら絶対に負ける、って。そういう意味でも信頼というか、「絶対来る」と。

──実際に演じてみてどうでしたか?

小林:概ねやれることはやったかなと思います。本番だからこそ出てきた言葉もたくさんあったし、家で練習していたとき以上のものが収録現場で出せた気がします。本当に一緒にやれてよかったし、きっといいものになったんじゃないかなと。

小市:こちらこそです。最初の方は「いくら言っても先生には届いていない」って思っていたんですよ。

──届いてない、ですか。

小市:先生は必死で戦っていて、こっちが「逃げろ!」ってどれだけ叫んでも伝わらない感じがあって。そこから後半になって、ようやく「先生」が戻ってきた。やっと通じ合えたという感覚がありました。

自分の芝居はどう映像に映っているか分からないけれど、心の中では「やっと繋がった」と思えた。だから出来上がりが楽しみです。

──確かに。視聴者の皆さんの感想も楽しみですね。先生らしさが溢れていて、ぐっときました。

小林:そうですね。漫画を読んでいてもここは泣けるシーンだったので、「なんとかやらなきゃ」と強く思いました。

 

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