
“永遠の成長”をテーマに各々が表現する青春――DayRe:が2nd EP「刹那的ロマンティック」に込めた想い【ロングインタビュー】
橘 美來さん、相川奏多さん、宮沢小春さん、夏目ここなさん、日向もかさんの5人からなる5人組グループ「DayRe:(デイリー)」。2026年4月8日(水)に、待望の2nd EP「刹那的ロマンティック」がリリース!
1st EPから約5ヶ月というハイスピードで届けられた本作は、「永遠の青春」「葛藤青春ソング」をテーマに、彼女たちの新たな一面が引き出された1枚。アニメイトタイムズではリリースを記念し、メンバー5人にインタビューを実施しました。
怒涛のスピードで駆け抜けた制作の裏側や、個性豊かな各楽曲のレコーディング秘話、そして事務所の先輩であるTrySailのメンバー(麻倉ももさん、雨宮 天さん、夏川椎菜さん)が制作に関わった「Here We Run」への熱い想いまでをたっぷりと語っていただきました。5月5日に控えるデビュー1周年記念のワンマンライブに向けた意気込みも必見です!
1年でこんなに曲数増えちゃっていいの!?
――2nd EP「刹那的ロマンティック」のリリース、おめでとうございます! 1st EP「ReFraction」から約5ヶ月ぶりのリリースですが、制作が決まった時のお気持ちを教えてください。
夏目ここなさん(以下、夏目):率直に「早いな」と思いました。発表時は1st EPのリリイベが終わったばかりでしたし、いろんなライブやイベントに出させていただいていたので。つい最近まで1st EPを引っ提げたライブをしていたイメージがあります。だから、もう2nd EPか、みたいな(笑)。こんなに短いスパンでまた新しいEPを出させていただけるのがすごく嬉しいです。
宮沢小春さん(以下、宮沢):1st EPの制作が終わった後すぐに2nd EPの制作が始まるという話だったんですよね。リリースまで5ヶ月と聞くと長い気もするんですけど、体感としては早く終わっちゃいました。なんだか不思議な感覚です。
そういう意味で言うと、1st EPからずっとDayRe:として楽曲制作を続けて、駆け抜けている感じがしていて。ギュッと濃密な半年間だったなと思っています。やっと2nd EPをみなさんにお届けすることができて嬉しいです。
相川奏多さん(以下、相川):やっぱり早いなとは思います。なんせ去年の11月に1st EPを発売させていただいたとはいえ、リリースイベントだったり、『ReFraction』の楽曲を披露させていただける機会が12月末まであって。1st EPの余韻に浸っていたら、『刹那的ロマンティック』が発表されたなと。他グループのリリース頻度はあまり詳しくないんですけど、個人的には「これがグループ活動か!」と、実感しています。楽曲制作や振り入れに追われる日々って楽しいなと。
橘 美來さん(以下、橘):みんなと同じ感想になってしまうのですが、「もう?」って思いました。事前にある程度、DayRe:としての目標や流れみたいなものは話し合っていたので、このぐらいに2nd EPになるかもね、とも聞いてはいたんです。1st EPのリリイベ中、「2nd EPのあれをやらなきゃ!」みたいな言葉をスタッフ陣の口から耳にしていて。「あ、この段階からもう2nd EPのことも考えているんだ」と思っていました。
私はその時、『ReFraction』やリリイベのことで頭がいっぱいでした。そんな中でも、スタッフさんはもう次の準備をしてくださっていて。私達も1st EPが終わってこうして2nd EPの準備が始まり、それについていくのに必死で(笑)。ただ、これを読んでいるみなさんの手に渡っているのかなって思うとワクワクでいっぱいですし、制作期間ってみなさんに内緒にすることが多いので、ソワソワしている気持ちがありますが、やっとみなさんにもお話できるのがすごく嬉しいな、という気持ちです!
日向もかさん(以下、日向):5月にデビューして、まだ1年も経っていないのに2枚目、しかもまたEPっていう形で発売できるのが嬉しかったです。「1年でこんなに曲数増えちゃっていいの!?」みたいな気持ちもあったり(笑)。
あと、1st EPはカッコいい黒を基調にしたジャケットだったので、今回はどういう形のジャケットで、どんな感じの曲になるんだろう?っていうワクワクがありました。
――今回のジャケット衣装はデニムですね。ジャケットのコンセプト、撮影時のことを教えてください
日向:今回のEP全体のイメージが「永遠の青春」「葛藤青春ソング」っていうのもあって、みんなで青を基調としたデニム衣装で合わせました。
――橘さんは普段髪の毛を下ろしている印象でしたが、今回はポニーテールにまとめていて意外でした。
橘:撮影時になんとなく髪を触ってアップにした時の形が良かったらしく「ポニーテールもいいかもね」って、いろんな方に言っていただけたんです。意図してなかったのですが、それを周りの方々が拾ってくださった流れで決まりました。
それこそ本当に一瞬一瞬の選択だったので、刹那的選択でしたね(笑)。すごくいろんな方に「ポニテ珍しくて新鮮でいいね」と言っていただけて、すごくありがたくて嬉しかったです。
――相川さんと宮沢さんはいかがでしたか?
相川:……撮影の日はね、なんていったって寒かったね。
宮沢:うん、本当にね(苦笑)。
――足が結構出ている衣装なのでかなり寒かったのでは……?
相川:しかも、上もタンクトップとかシアー素材とかの人が多くて、震えながらね(笑)。
日向:風が強かったのよね!
橘:もか、寒すぎて涙出てたよね!(笑)。
宮沢:風がすごくいい風に作用していて、髪がなびいているんですよ(笑)。
――なるほど。だから宮沢さんのアーティスト写真は、髪の毛がちょっとなびいているんですね。
宮沢:苦しめられた風だけど、写真はすごく素敵に仕上がっているなと思います!
――ミュージックビデオでは、教会や街中でのロケシーンが中心に撮影されていましたが、いかがでしたか?
相川:外ロケは人が普通に通っている道での撮影だったので「なにしてるんだろう?」っていう視線を浴びました。「すごい! 街中での撮影って、こういう気分なのか〜!」ってなりましたね(笑)。
▲MV撮影時オフショット
橘:個人的には、ワンちゃんの散歩をしてる方がいらっしゃって、気を取られちゃって(笑)。うちの子に似てる!って勝手にワクワクしちゃっていました。色々な方がいる中で撮影をして、すごく貴重な経験をさせていただいたと思っています。
日向:私は街中で撮影している時に、今はまだ私たちのことを知らない人が多い世の中だから、いつか外で撮影している時に「やばい! DayRe:が撮影しているんだけど!?」って言われる存在になりたいなって、密かにちょっと野望が生まれました。
▲MV撮影時オフショット
――撮影当日も言ってましたもんね(笑)。
日向:はい!(笑) きっと撮影時は「なんか女の子達が撮影してるな〜」ぐらいの感覚で見られていたと思うんですけど、いつかXに目撃情報みたいなものを上げられたりするような存在になれたらいいなって思いながら撮影していました(笑)。
“永遠の成長”をテーマに各々が表現する青春
――「刹那的ロマンティック」というタイトルは、どのようにして決まったのでしょうか。
宮沢:最初に曲名ではなくEPとしてのタイトルを決めたのが先な気がします。
日向:前回の「ReFraction」のように、まず「今回のEPのタイトルどうする?」って言って決まったのが「刹那的ロマンティック」でしたね。
最初、どういう曲が入るのか分からなかった時も「永遠の青春」をテーマにした曲を入れようと構想があったので、前回と同じようにみんなで会議室に集まって、候補を出していって決まりました。
――この曲のテーマは「永遠の青春」ですが、どのような思いが込められているのでしょうか。
日向:一緒に全力で駆け抜けよう、そうすれば、青春は一瞬で終わらないよね、というメッセージが込められています。変わらない毎日も今この瞬間から変われるんだ、今やり直そうっていう思いが込められた曲になっています。
最初にこの曲をもらった時、ラップとまではいかないんですけど、セリフっぽいパートが入っていて、今までにない感じだなって思いました。1st EPの時はユニゾンがなかったんですけど、今回は5人でサビを歌っているんです。「DeaRy Days!」と「Happy Bubble Party」以来、久しぶりに5人でサビを歌うなって思いました。
▲MV撮影時オフショット
――1st EPではユニゾンはなかったんでしたっけ?
橘:「鏡面上、今、レーゾンデートル」の最後に、一瞬だけあります(笑)。
宮沢:でも、これだけがっつりユニゾンで歌うのは久しぶりかな。
相川:うんうん。
――夏目さんはいかがでしたか?
夏目:最初に今回は爽やかではなく、自分の芯の強さ、自分でその選択をすると聞いていたので、意思の強さを持ちながら歌いましたね。ラップ部分とかもカッコよくて、印象に残るような自分の芯の強さを乗せて歌えていたらいいなと思いました。
宮沢:いい曲ですよね。すごく疾走感もあるし、サビになった瞬間の開ける感じとか、すごく青春感みたいなのがあるなと。AメロBメロはちょっと内省的な感じなのがサビは前向きで、未来へ踏み出すぞ、今から変わるんだぞっていう意思が乗っている歌詞になっていて。いつ聞いても気持ちが入るんですよね。「やるぞ!」「変わるぞ!」「進むんだぞ!」って、自分の中でスイッチが入るような楽曲だなって思っています。
セリフやラップがあっていろんな景色も見える楽曲なので、みなさんがどう受け取ってくださるのか、今からすごく楽しみです。みなさんの青春が投影されていたら、みなさんが日常の中でいろんなことを感じながら、みんなで歩んで行けたらいいなと思っています。
▲MV撮影時オフショット
相川:サビの転調がいい具合に効いてるよね。この曲には視線誘導があるなと思っていて。1番辺りは「歩幅で歩いていた」とか「足音が」と言っていて。2番は「踏みだせ世界」でちょっと上がっていって、最後は「アンリミテッド・ブルー始めよう」で、ちょっと視線が上に上がってる感じもして。
宮沢:確かに。前向きだよね。
相川:歌詞の並びがカッコいい。考えられて構成された歌詞の並びがすごく好きです。
橘:私はセリフ的なパートも担当させていただきました。収録前はいろいろな録り方を考えていたんですけど、当日にイメージをご相談させていただきながら進めていきました。
その時、色々な歌い方のパターンがあるなと思ったんです。すごく暗いとか、すごく決意が強いニュアンスとか。でも、最終的には自分で選択したいとか「刹那的ロマンティック」のテーマそのものの、人とは違うことをしたい、自分で選択していきたいという、そういう意思みたいなものを出せたらいいなと言っていただきました。結果的にいい形にできたのではないかなと思っています。
個人的にはこのみんなと過ごした日々が青春だと思っていて。学生時代にTHE・青春っていうものを過ごしてないタイプの人間なので、こうやってメンバーの5人やファンのみなさんと過ごしている時間がすごく青春だと思っています。そんな想いも乗せながらレコーディングしていきました。
あと「怖くないといえば嘘になるけど それ以上に当然のように繰り返される日々にフィナーレを」って歌詞がすごく好きで。活動をしている中で、たまに怖いなって思っちゃう時もあるんです。自分の能力のなさ、まだ足りない部分がみなさんに伝わっちゃうことがあるので。そういうところはちょっと怖く感じることもありますが、それ以上にみなさんからもらえる温かい応援の気持ち、成長できる自分がいることを噛み締めながら、この歌詞を歌っています。
▲MV撮影時オフショット
――(考えごとをしている宮沢さん)どうされましたか?
宮沢:「青春ってなんだろう?」って考えていました(笑)。さっき橘が青春という青春を過ごした学生時代じゃなかったと言ったんですけど、それはきっと彼女が選択した時間で、それももう1つの青春なんじゃないかなって。青春について考えていました(笑)。








































