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- 五反田ちさと
- 東京都出身。アニメイトタイムズでライターデビュー。好きなアニメ作品は『カードキャプターさくら』、『らんま1/2』、『氷菓』。最近は朗読劇にハマっています。座右の銘は「当たって砕けろ」。

月刊「モーニング・ツー」にて連載中の白浜鴎先生による、王道魔法ファンタジー漫画『とんがり帽子のアトリエ』。
全世界でシリーズ累計発行部数750万部を突破し、日本のみならず、フランス、スペイン、韓国、アメリカなど各国で数多くの賞を受賞している人気作品である本作が、2026年4月より放送開始となりました。
本稿では、第2話「草原の学び舎」のストーリーを振り返ります。第1話では、自身の魔法が原因で母親を石化させてしまったココ。母親を救うため、彼女は魔法使いの見習いとしてキーフリーのアトリエを訪れ、ついに魔法の修行をスタートします!
※本稿には第2話のネタバレ要素が含まれます。
第2話は、魔法使いとしての道を歩み始めたココが、ふと母親のことを思い出し涙を流す場面で幕を開けます。そんな彼女に静かに寄り添い、優しく声をかけるキーフリー。その温かな言葉と態度から、出会って間もないながらも芽生える師弟としての絆が感じられ、見る者の心を優しく包み込む印象的なシーンとなっています。
そんなキーフリーは、まず涙を流すために顔を洗うよう促し、水の魔法を使って宙に浮かぶ大きな水滴を生み出します。その幻想的な光景にココは心を奪われ、思わず目を輝かせます。しかし、まだ魔法の使い方がわからない彼女は戸惑いを隠せません。知らない魔法の力によって苦しい体験をした彼女にとって、たとえそれがただの水であっても、魔法という未知の力には少し怖さが残っているのです。
ココがこれから修行の日々を過ごすアトリエも、第1話に続き細部まで美しく描かれています。つい見入ってしまうような美しさです。
TVアニメ「#とんがり帽子のアトリエ」
— コーラ (@c_o_l_a) April 13, 2026
第2話のご視聴ありがとうございました!
本編背景美術より、ナーキワン丘陵/キーフリーのアトリエです。寂しさと肌寒さが残る高原の夜明け。#WitchHatAtelier pic.twitter.com/Kccxkcj9FO
TVアニメ「#とんがり帽子のアトリエ」
— コーラ (@c_o_l_a) April 14, 2026
第2話 本編背景美術より。ココとアガットの部屋。#WitchHatAtelier pic.twitter.com/vMxPTVJ7RK
そして、新たな魔法も登場! 宙に浮かぶ魔法の水滴のほかにも、別の場所へ繋がる「扉窓」や空を飛べる魔法陣など、作中に登場する魔法はどれも驚きとワクワク感に溢れており、見ているだけで心が躍ります!
自分の魔法道具を目の前にしたココの瞳を輝かせる表情も、とても可愛らしく描かれています。その表情からは、魔法への憧れがあふれる様子がひしひしと伝わってきます。
アトリエで、同じくキーフリーの弟子である少女たち・アガット、テティア、リチェと出会います。
最初にココに声をかけてくれたのはテティア。ピンク色のハーフツインをトレードマークにした、笑顔が可愛く元気いっぱいな女の子です。「ありがとう」と言われるのが大好きで、明るい性格が場を和ませます。不安そうなココに優しく声をかけ、宙に浮かぶ水滴の魔法「浮水滴(うきすいてき)」の使い方を丁寧に教えてくれました。
続いて姿を見せたのは、青いロングヘアが特徴的な物静かな少女、リチェ。2話の時点ではココとの絡みはあまりありませんでした。これから物語が進む中で、リチェがココとどのように関わっていくのか、とても楽しみですね!
最後に登場したのは、ココのルームメイトであるアガット。紫がかった深い色合いのショートカットが特徴の彼女は、ココに対して冷たい態度をとります。母親を救うためにアトリエに来たというココに対し、「試験にも受かっていないのに魔法使いの見習いとは認められない」と突き放す言葉を投げかけます。
アガットの厳しい態度は冷たく見えるかもしれませんが、これには理由があります。彼女自身、指がインクに染まるほど魔法陣を描き続け、きちんと試験に合格して努力を積み重ねてきました。その過程を経ずに特別扱いを受けるココに対して、簡単には認められないという気持ちも理解できるものです。
ココの抱える過去の辛さも共感できますが、努力と規律を重んじるアガットの言葉には、彼女の真剣さが感じられます。これからの2人の関係性がどう変化していくのか、気になるところです!
キーフリーは、魔法が限られた人々にのみ受け継がれるようになった理由についてココに語り始めます。
かつて魔法は、決まった図形の組み合わせと特殊な墨(インク)さえあれば誰もが使える、身近で便利なものでした。しかし、欲望のままに自由に使われるうちに悪用が増え、社会は次第に深刻な混乱に陥りました。そこで、「良識ある人々」が立ち上がり、魔法の使用を厳しく制限する仕組みを築きました。その結果、魔法の本質を深く理解し、責任を持って扱うことができる者だけが魔法を使えるようになったのです。
また、魔法使いたちは人々から魔法の記憶を奪い去り、魔法を秘密として守り、弟子たちだけに教え伝えるようになりました。この出来事は「結託の日」と呼ばれ、魔法を特別な人間だけが扱えるものだと思わせるきっかけとなったのです。さらに、魔法が誰にでも開かれていた時代に生み出されてしまった恐ろしい魔法──それが禁止魔法です。禁止魔法とは、人を傷つける魔法のこと。簡単に言えば、人体そのものに影響を与える魔法を指します。
キーフリーは、ココが禁止魔法について尋ねてくれたことを嬉しく思い、「禁止されずに残った魔法は、人々を幸せにするためのものだ」と語ります。そして、優しい魔法をもっと知ってほしいという願いを込め、温かなまなざしをココに向けるのでした。
この場面を見た視聴者からは「ココちゃんには、優しい魔法を知って欲しい。」「ココはきっと、いつか魔法使いになれるし、一番カッコいい魔法使いになるよ」といった、ココを応援する声が多数寄せられていました。
第2話よりオープニング&エンディング映像が初公開となりました!
オープニングを彩るのは、Eveさんによる楽曲「風のアンセム」 feat. suis(ヨルシカ)。民族的なイントロが作品のファンタジー感を見事に表現しており、物語の世界観と完璧にマッチしています。Eveさんとsuisさんによる優しさと芯の強さを兼ね備えた歌声は、まるで主人公ココの純粋でひたむきな姿を彷彿とさせ、より深い共感を引き出してくれるように感じられました。
そして、エンディングを飾るのはNakamura Hakさんによる楽曲「ただ美しい呪い」。オープニングとは一転して落ち着いたトーンの、少し影を帯びた楽曲となっています。
オープニングが魔法の明るい側面を描いているのに対し、エンディングはその裏に潜む影の部分を繊細に表現しているような印象を受けました。魔法の持つ表と裏の一体感が、オープニングとエンディングによって巧みに描かれており、最後まで目と耳を奪われてしまいました。
第2話の終盤では、姉妹弟子であるアガットがココに「証明して」と迫るシーンが描かれています。これは、魔法使いの見習いとして認められるための試験を受け、実力を証明しろということなのでしょう。
また第3話の予告では、とんがり帽子を被った女性、不思議な白い生き物、そして空を飛ぶココの姿が映し出されています。果たして、ココはどのような試験に挑むことになるのでしょうか……。次回の展開が待ち遠しいですね!
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— TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」公式 (@tongari_anime) April 13, 2026
次回予告
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TVアニメ「#とんがり帽子のアトリエ」
第3話 ダダ山脈の試験
来週4/20(月)23:00より、
TOKYO MXほかにて順次放送&配信🪄
来週の放送もお楽しみに🪶˖ ࣪ ⊹
また、Netflix・ABEMAでは1週間先行して配信中!
第3話をすぐにご覧いただけます👀✨… pic.twitter.com/xW7mDjrhuj
