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春アニメ『バルよめ』第6話放送後 豊崎愛生インタビュー

「ドキドキしながら一緒に見守ってくださると嬉しいです」──演じる上で大切にしているのは、マルシアスなりの正しさと強い信仰心『姫騎士は蛮族の嫁』マルシアス役・豊崎愛生さん第6話放送後インタビュー

アフレコ現場でも好評だったマルシアスのお芝居

──アフレコ現場での印象的なディレクションがあれば教えてください。

豊崎:基本的には自由にやらせてもらいました。物語の後半になってからは特に、お芝居を聞いて笑ってもらえたのは良かったなと。マルシアスは物語のアクセントとして場をひっかきまわしたり、パニックになっていたりする様が面白い部分なので、その辺りを思いっきりやってスタッフさんたちが笑ってくれたら良かったんだなって思うようにしていました。

──セラ役の鈴代紗弓さんをはじめとする、他のキャスト陣との印象に残っているエピソードはありますか?

豊崎:アフレコ中はみんなが同じものを見ていたとしても、キャラクターによってちょっとずつリアクションが違ってきます。みんな驚くけれど、かなり蛮地での暮らしに馴染んだセラ様とマルシアスとでも全く違いますし、ツェツィはヴェーオルの側仕えとしてずっと蛮地で暮らしているので、そんなに驚くようなこともないですし。

同じ驚くというリアクションでもあまりにも差があったら別で収録をするのですが、マルシアスは大体別録りでした。順番にリアクションをしていくのですが、周りのキャストさんたちは私がお芝居している間、頑張って笑いを堪えてくれていたらしいんです。それくらいコミカルなものにできていたのが嬉しかったですね(笑)。

ちょっと大げさにリアクションしている部分もあるので、私自身もオンエアを楽しみにしています。

後は私もツェツィ役の菱川花菜ちゃんも絵を描くのが好きなのですが、菱川ちゃんは私とは比べ物にならないくらい上手だったんですよ。スケッチブックを持ち歩いていて、今はこんなのを描いているんですって見せてくれて、本当に凄いねって話していました。

同じアーティストさんやイラストレーターさんが好きなこともわかったので、私が持っていたグッズをプレゼントしたこともありました。そうしたら、菱川ちゃんがお礼として手描きイラストをステッカーにしたものをプレゼントしてくれたのが嬉しくて、大切に持っています。

──温かい雰囲気の現場だったんですね。作品全体として収録でみなさんが苦労していたことはあったりしますか?

豊崎:「イルドレン」のようなこの作品特有の言葉やキャラクターたちの名前、そのアクセントをみんなで毎週確認しあっていました。色々な方と休憩時間も喋りながら、アフレコに参加させてもらっていいました。

発音についてはコトバノリアキ先生が日本語にはあまりないイメージで作っている部分が多いのかなと。ウに“濁点”が付くこともそうですし、マルシアスの呪文に関してもあまり耳なじみのない部分ではあるじゃないですか。

そんなオリジナルのワードやネーミングのセンスも魅力で、作品の世界観を形作っている大切な要素のひとつでもあるんです。それこそセラ様のフルネーム(※セラフィーナ・ド・ラヴィラント)も難しいですけれど、そういう独特な世界観も楽しんでもらえる部分なのかなって。

──これまでの物語を振り返って印象に残っているシーンもお教えください。

豊崎:セラ様が初めて、ヴェーオルたちの暮らす土地を出歩くシーンが印象に残っています。綺麗な景色に感動するよりも、状況が状況なので飢餓に苦しむ自国を思い出しながら、自然豊かな森を歩いていくんです。

それが凄くセラ様らしいですし、文化や風習といった価値観の違いに初めて触れる場面でもあるので、感動的でもあるし切なくもあるしでたくさんのことが表現されているシーンだなと思いました。ヴェーオルたちの国では大自然が広がっていて、動物たちの生き生きとした姿が見られる。けれど、セラ様の国では貴族ですらお肉なんて中々食べられない。

それを普段から「命をいただく」形で食べるのがヴェーオルたちの暮らす土地では日常になっていることや、色々なことから自分の信じていた常識が全部ひっくり返るのがあのシーンなんです。きっと1歩外に出て歩いてみたことでカルチャーショックを受けた部分だと思うので、私も凄く印象に残っています。

──そして連載恒例なのですが、新しい世界に触れてカルチャーショックを受けるセラになぞらえまして、豊崎さんご自身が出会ったことでカルチャーショックを受けた出来事や物をお教えください。

豊崎:凄くミニマムな話になってしまうのですが、一緒に暮らしている犬と今日もお散歩に行ってきまして。そうやって色々な場所を歩いていると、自分ひとりだと気づかないような変化を立ち止まって教えてくれたりすることの連続なんです。

この季節はここにこんな花が咲いているんだなとか、朝日が昇る前の空気感だとか、芝生を踏んでいる時の感覚だとか、そういうものって凄く気持ちがいいんだなって教えられたような気がしています。

季節の移り変わりもそうですし、そういう時間によって空気の匂いが変わることは、犬と暮らしてお散歩に行く習慣をつけなかったら得られなかったものだと思うんです。お散歩コース自体は行ける範囲をぐるぐるするのでそこまで変わる訳ではないのですが、それでもこんなにも日々変化があるんだなって教えてくれます。

何もないところに立ち止まったとしても、よく見てみたら川のすぐそばに小魚がいっぱいいたりだとか、そういうものを発見して教えてくれる、世界を広げてくれるような存在だなって思います。

──普段の何気ない風景の変化を小さな動物が教えてくれる……上手く言葉にできず恐縮ですが、自分でもやってみたくなります。

豊崎:いつもは気づかないことも、ワンちゃんが立ち止まることでわかることがあるんです。空気の匂いをクンクン嗅いでいるので、雨の降る前とかも感じているのかなって思うことがあります。犬の目線に近いところでお散歩できたらいいなと思いつつ、いつも一緒に歩いています!

──ありがとうございます。最後に今後の放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへのメッセージをお願いします。

豊崎:ようやくマルシアスが登場しましたので、これからヴェーオルたちに突っかかっていくかと思います。彼女の行動が大事件に発展してしまうトラブルメーカー的な一面があるので、そのあたりをドキドキしながら一緒に見守ってくださると嬉しいです。

ただマルシアスはセラ様のことが大好きで、セラ様のことを第一に考えた結果が全てこうなっているということを心の片隅に置いていただければ、よりキャラクターの魅力を深く感じられると思います。今後描かれるバトルシーンもカッコいいので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

作品情報

姫騎士は蛮族の嫁

あらすじ

西方のイルドレン王国が東方の蛮族征伐に乗り出して数百年――。王国最強と名高い“姫騎士”セラフィーナ・ド・ラヴィラントは、熾烈を極める東方征伐にて蛮族に敗れ、捕虜となってしまう。「…くっ、殺せ!」敗北した女騎士に待ち受けるのは陵辱の日々。……ではなく、蛮族王ヴェーオルとの結婚だった!熱烈に求婚されながらも、セラフィーナは強靱な意志で拒絶。しかし、異文化との接触、新たな出会い、そしてヴェーオルの素顔が、セラフィーナの心に変化を与えていき……!?姫騎士 vs. 蛮族王、元敵同士が紡ぐ異世界婚姻譚、開幕!!

キャスト

セラフィーナ・ド・ラヴィラント:鈴代紗弓
ヴェーオル:猪股慧士
ツェツィ:菱川花菜
アリッサ・マルシアス:豊崎愛生
キマキ:富田美憂
シディウス:神谷浩史
ユファ:金元寿子
ヴュフメーク:朝井彩加
カルカ・ロト:小林裕介
ニムハラ:久保ユリカ
ヴァス:相馬康一
グアス:菊池康弘
バルハス:辻親八
ナィレア:大地葉

(C)コトバノリアキ・講談社/「姫騎士は蛮族の嫁」製作委員会
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