
好きだから「ちょっとギリシャに」。取材陣も衝撃のパワーワードが飛び出したDAMアニメ部のアニメ愛!【有名企業に突撃!オタク訪問 DAMアニメ部編・後編】
ランキングに「CV」の文字があるとうれしい
──つや×2さんはソーシャルゲームをやることも……多いですよね。
つや×2:そうですね(笑)。『アイドルマスター』を追っている関係で、やることは多いです。ただ、やっぱり時間は限られているので、スコアを突き詰めるようなゲーム要素よりは、最近はストーリーを読むことを中心に楽しんでいます。
──それぞれの楽しみ方が本当に面白いですね。アニソンカラオケについても、年代別にいろいろな傾向があると思うのですが、印象的な変化はありますか?
くろぶち:アニソンで言うと、昨今はJ-POPやK-POPアーティストがオープニング・エンディング主題歌を担当することが非常に多く、それがランキングに反映されています。たとえばカラオケの年間ランキングでは、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』「IRIS OUT」(米津玄師)のような曲が上位に入っています。
「IRIS OUT」もそうなのですが、作品自体の人気に加えて、アーティストの方がしっかり作品の世界観に寄り添って作られている。そういう曲がすごく増えた印象がありますね。もちろん「残酷な天使のテーゼ」(TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」主題歌)のように、今もずっと歌われているアニメの曲もあり、多様だなという印象があります。
ぴーす:総合ランキングで見たときに、アニメタイアップがついている曲が上位に入ることが増えました。例えば、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」(TVアニメ『忘却バッテリー』オープニングテーマ)もそうです。「アニソンが1位になっている」と言えばそうなんですけど、作品のファンもアーティストのファンもいるので、一概に“アニソン人気”だけでは語れないところがあります。
──つや×2さんは、そのあたりをどのように見ていますか?
つや×2:やっぱりアニソンがポップスになっているんだなと感じます。物語に寄り添いながらも、曲としての完成度も高いものが多いですよね。また、アーティストさんの楽曲がランキングの上位に入っていく一方で、逆にランキングのなかに「CV.」という文字が入っていると、すごく嬉しくなるんです。そういうアニソンも、まだまだ盛り上がっていけるんじゃないかなと思います。
くろぶち:もっと盛り上がってほしいですね。
ぴーす:アニメ主題歌のカラオケランキングを出すと、1位から10位までがJ-POPのメジャーアーティストで埋まってしまうこともあるんです。もちろんそれもアニメ主題歌ではあるんですけど、アニメファンからすると「自分の好きな曲はどこにあるんだろう」と感じることもあると思うので。最近はランキングの範囲を30位まで広げて記事にしています。
──DAMアニメ部はSNSでのランキング投稿もよく話題になっていますが、心がけていることはありますか?
ぴーす:そこは、つや×2くんのコメント力と分析力が大きいですね。最初のお仕事が『忘年会アニソンランキング』で、「職場編」と「オタク編」に分けたんですよね。
つや×2:そうなんです。せっかくならオタク編と言うなら、もう振り切ってしまおうと思って、独断と偏見でオタクとの忘年会で歌いたい楽曲を選ばせていただきました。
ぴーす:みんなそれぞれ好きな曲や熱量を持って毎回作っているんですけど、その中で“刺さる曲”を選ぶのは結構難しいんです。でもつや×2くん自身が熱心なアニメファンということもあって、選曲が絶妙なんですよね。
──「オタク編」の1位は『ひだまりスケッチ』オープニングテーマ「スケッチスイッチ」でしたね。
つや×2:今だからこそ、また聴いてほしいなと思っています。オタクの中でも、『ひだまりスケッチ』をリアルタイムで観ていた人は少しずつ減ってきていると思うんです。だからこそ、今は逆にまた布教の時期というか、種まきの時期でもあるのかなと。そうやって考えて選んだものに、同じようなコメントがつくと嬉しいですね。
ぴーす:「こういう意図で選びました」というものがあって、それを伏せて投稿しているのに、引用などでちゃんと伝わっていると、「届いたな」と思います。
つや×2:とはいえ、幅広く楽しんでもらうことも大事なので。あまり内輪に寄りすぎてもよくないですし、そのバランスは意識しています。
目指すはDAMアニメ部で「全国制覇」
──今後、アニメ部としてチャレンジしてみたいことはありますか?
くろぶち:やっぱり、あにかちゃんをもっと世の中に出していくためにはどうしたらいいか、ということは考えています。いくつか案も動いているので、もう少ししたらお披露目できるものもあるかなと思います。
つや×2:DAM CHANNELで流れる「DAMアニメ部PICK UP!」のMCに就任したこともあって、「よく出てくる子」として認知されてきてはいると思うんです。より知っていただけるような場を増やしていきたいなと考えています。
ぴーす:場が増えるということは、目に触れる機会が増えるということでもあるので。あにかちゃんのイメージが定着することによって、「アニソンといえばDAM」と結びついていくのが理想ですね。
──あにかちゃんは加入して1年目ながら、DAMアニメ部にとってはかなりの大型新人ですね。この1年の歩みを振り返ってみて、いかがですか?
くろぶち:誕生までにも、かなり苦労がありました。先輩キャラクターとしてDAMアニメ部員「なかちゃん」がいて、そこからイメージチェンジする形でもあったので、コンセプトから全部考え直しました。デザインも含めて、かなり大きく変えています。
ぴーす:こういったキャラクターを作ること自体、弊社としてはチャレンジングな出来事だったと思います。第一興商のこれまでのイメージで言うと、いわゆるケモ耳の美少女キャラクターが出てくること自体なかったんです。あにかちゃんは第一興商全体のキャラクターというより、DAMアニメ部のキャラクターとして生まれた子なので、少し踏み込ませていただいたところはあります。デザイナーさんにいい感じに仕立てていただきました。
つや×2:本当に、すごくかわいいと思います。実はあにかちゃんは僕にとっては同期のような存在なんです。DAMアニメ部に入る前、見学に行ったときに「あにかちゃんの声優が井上ほの花さんに決まりそうなんだ」という話を聞き「なんて適任なんだろう!」と感じたのを覚えています。制作チームとは少し離れたところから見ていたので、ある意味、“推しが同期になった”に近い感覚かもしれません。
ぴーす:制作チームからすると、友人のような、娘のような存在でもあるんですけど、つや×2くんはもう少し遠いところから憧れて応援してくれている感じがありますね。
──アニカラユーザーにとって、あにかちゃんがどんな存在になっているのかも知りたいですね。
つや×2:それはぜひ知りたいです。DAMアニメ部の中でも、それぞれ違った見方があると思います。娘のように思っている人もいれば、僕のように推しだと思っている人もいるので、ユーザーがどう受け止めてくださっているのかは気になりますね。
くろぶち:あにかちゃんは、少しポンコツ感のあるキャラクターなんですけど(笑)、これからもっと世の中に出して、育てていきたいです。
──DAMアニメ部として、今後の目標というとやはりあにかちゃんを育てていくことでしょうか。
ぴーす:そうですね。それと「DAMアニメ部で全国制覇したい」というものがあります。「全国制覇」といっても何か大会があるとかではなく、アニメ部をもっと広く知ってもらいたいという意味での「全国制覇」ですが(笑)。
くろぶち:アニメファンは全国にいるので、日本の隅々までDAMアニメ部の活動や、“アニカラするなら、やっぱ、DAMだね”というキャッチコピーが届くようにしていきたいですね。あくまでイメージなので、すぐには定着しないと思います。だからこそ、いろいろなことを継続的に続けていくことが重要だと思っています。
──次回は、あにかちゃんの制作の裏側についても、さらに詳しく伺えるとか……?
くろぶち:そうですね。そこは第2弾のインタビューで聞けるかと思います。
──楽しみにしています。本日はありがとうございました!
取材・記事:逆井マリ、編集・写真:二城利月






























