「ネオロマンス・ライヴ2008 Summer」イベントレポー..

パシフィコ横浜にトロピカル・パラダイスが出現!? ネオロマンスシリーズ夏の祭典「ネオロマンス・ライヴ2008 Summer」開催!![パシフィコ横浜]

幅広い世代の女性から絶大な支持を誇るコーエーの恋愛ゲーム「ネオロマンス」シリーズ。このシリーズから出演キャストが勢揃いした「ネオロマンス・ライヴ2008 Summer」が、6月28日(土)・29日(日)にパシフィコ横浜国立大ホール、7月12日(土)にZepp大阪と、2箇所で計3日間6公演開催された。
出演キャストは、『アンジェリーク』、『遙かなる時空の中で』、『金色のコルダ』、『ネオ アンジェリーク』の各シリーズより総勢16人!常夏のリズムに乗せて、熱い夏を繰り広げた。バックダンサーの起用や新イベントテーマソングのお披露目など、新しい試みも盛りだくさんのイベントとなった。
今回は、6月29日(日)に パシフィコ横浜で開催された夜の部公演の模様をお届けする。


●熱狂のトロピカルライヴ!!

ハイビスカスで飾られたスクリーンには真っ青な海と白い砂浜。静かに響く波の音を破って常夏のビート音が突き抜ける。「トロピカルダンディ、成田剣!」「潮のかおりが似合う男、井上和彦!」のコールとともに、キャスト陣が飛び出す。
『Uki♪Uki♪Tropical Paradise!』とイベントテーマソングも賑やかに、ネオロマンス夏の祭典がスタート!

今回のライヴの見所は、何といってもステージのダンサブルな演出!ダンサーチームとキャストのコラボレーションというネオロマンスイベント始まって以来のアクティブなステージは、大きな注目を集めた。
今回、一番の盛り上がりを見せたのは石川英郎さん(『金色のコルダ』金澤紘人役)の「That's the life」だろう。石川さんは眩いばかりの金色のロングジャケットに身を包み、ゴージャスにフィーバー!セクシーな女性ダンサーと共に、魅惑のダンスを繰り広げた。「Everybody say yeah!!」という客席との掛け合いも、ディスコホールを思わせる熱さ。今後も、ネオロマンス・ライヴ定番のナンバーになりそうだ。
成田剣さん(『アンジェリーク』アリオス役)もダンサーチームと共に登場。アリオスのキャラクターソング「TEMPEST~夏の嵐~」を歌ったが、イベントでは実に6年ぶりの披露。古くからのネオロマンスファンにとっては、鳥肌ものの一曲だ。突き上げるドラムとベースの振動に乗せて、激しく明滅するライトの中で成田さんはクールに熱唱!
「HAPPY DATE」を歌う平川大輔さん(『ネオ アンジェリーク』ベルナール役)は、ポップでカラフルなメロディーに乗せてダンサーとハイタッチ。自らスティックを持ってパーカッションを叩く姿も可愛らしく、最後はダンサーチームと一緒にビシっとキメて見せた。
井上和彦さん(『遙かなる時空の中で』橘友雅/翡翠/梶原景時/風早役)は、「水蜜桃の雫絵」の誘うような歌声で会場中の乙女たちを魅了。悲鳴に近い歓声を浴びながら、ダンサーとの息の合ったパフォーマンスを披露する。“翡翠色”のスカーフを使っての「スカーフプレイ」(!?)も、ファンにとってはたまらない一幕だった。
また、今回もう一つの見所はイベントでしか聞けない曲のアレンジ。
鳥海浩輔さん(『遙かなる時空の中で』藤原泰衡役)の「黒き氷塊の楼閣」は、アコースティックバージョンに変化。ギターの音が小気味良く、厳しい冬を描いた曲もまた違った印象になった。勿論、スタンドマイクにもたれた鳥海さんの、色っぽい手つきは健在(笑)。
続く伊藤健太郎さん(『金色のコルダ』土浦梁太郎役)による「THANKS」。ゆったりシンプルなピアノの語りかけるようなバラードに、観客はしっとりと聞き入った。
紹介した6曲を含め、今回披露された曲は全部で11曲。歓声と熱気が、聖地パシフィコに最初の夏を作り出した。


●テーマ無視!?爆笑のトークコーナー

最初のトークは、高橋広樹さん(『ネオ アンジェリーク』レイン役)、成田さん、平川さん、神奈延年さん(『アンジェリーク』ランディ役)の4人。神奈さんが「『なりたけん』は5文字だから、言葉のリズムに合うんだよね」と言い出すと、「成分無調整“なりたけん”」「お前のお母さん“なりたけん”」「世界の“なりたけん”」などみんなで言いたい放題!?「成田さん大好きだもん。みんな、“なりたけーん”!」と言いだしっぺの神奈さんがうまく(?)まとめた(笑)。また、ライヴの話になると「パーカッションは適当です!というより、アドリブですから」(平川さん)「クルクル回るのも勢いだったけど楽しかった!!」(高橋さん)など、暴露交じりにステージの感想を語った。
後半では、石川さん、伊藤さん、鳥海さんの3人がステージ談義。「歌ってる時の姿勢や動きはどうすればいい?」という伊藤さんの悩みに、2人がアドバイス。「マイクスタンドを愛でるような手の動き」(鳥海さん・石川さん)「マイクに向かって斜に構えて立つ」(石川さん)など、実践を交えてアドバイスをしていると、客席から黄色い悲鳴!!しかし、同じ動作を伊藤さんがやるとなぜか面白くなってしまい、会場は爆笑の渦に包まれた。今回のレッスンが次回に生かされるかどうか、乞うご期待!?


●常夏のロマンス、メッセージコーナー

ネオロマンスイベント恒例の「メッセージ」コーナー。
『ネオ アンジェリーク』のルネ(山口勝平さん)は、お祭りの人ごみの中を歩きながら「僕の手も寂しがってる。だからこうして繋いでいようよ。いいよね?」と可愛らしく囁き、『金色のコルダ』から金澤先生(石川さん)は「どうしてかな。お前が寝ていても退屈しないんだぜ?時が止まったら、ずっとお前を独り占めできるんだがなぁ」とため息。
星空を見上げる『遙かなる時空の中で』の梶原景時(井上さん)は「願いは、君とずっと一緒にいたいってこと。君が、大好きだよ。」と切なげに語る。
『ネオ アンジェリーク』のロシュ(木村良平さん)は海辺の人ごみの中で「彼女」を見つけ、ハイビスカスの花をプレゼント。しっとりとロマンチックな雰囲気でファンを魅了した。


●新テーマソングを大合唱!感動のアンコール

出演者がステージに勢ぞろいすると、聞き慣れたイントロが流れはじめる。「僕たちのAnniversary」だ。会場にいる全ての人との繋がりを感じることの出来るネオロマンスイベントにとって大切な1曲だ。ステージと客席が一つになって、歌のユニゾンは完璧。今回もまた会場中に響き渡るような歌声を作り出した。

そしてアンコールでは、新しいイベントテーマソング「Promised Rainbow」がお披露目された。客席の振り付けも今回が初めてとは思えない一体感!総立ちの客席で揺れる色とりどりのペンライトがとても美しく、ステージと客席に、曲名のとおり虹の架け橋が見えるようだった。
「またぜったい会いたいと思います。ありがとう!!」(山口さん)、「生まれ変わった気分です。それくらい楽しめました!」(平川さん)、「みんな、愛してるよ~!」(井上さん)と、ステージからは観客へのメッセージが投げかけられた。
それぞれの言葉は未来への「約束」。15周年に向けて、ネオロマンスは少しずつ形を変え、これからも無限に広がってゆくだろう。新しい出発を感じさせながら、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。


(撮影/大山雅夫)


EVENT■「ネオロマンス・ライヴ 2008 Summer」[パシフィコ横浜国立大ホール・Zepp大阪]
◆横浜公演
■会場:パシフィコ横浜国立大ホール
■開催日時:2008年6月28日(土)・29日(日)
13:00 開場/13:30 開演
17:30 開場/18:00 開演
10:00 開場
■出演:「アンジェリーク」神奈延年(ランディ役)、成田 剣(アリオス役)/「遙かなる時空の中で」井上和彦(橘 友雅、翡翠、梶原景時、風早役)、保志総一朗(永泉、源 泉水、平 敦盛、布都彦役 ※28日のみ)、鳥海浩輔(藤原泰衡役)/「金色のコルダ」伊藤健太郎(土浦梁太郎役 ※29日のみ)、岸尾だいすけ(柚木梓馬役 ※28日のみ)、石川英郎(金澤紘人役 ※29日のみ)、内田夕夜(吉羅暁彦役 ※28日のみ)/「ネオ アンジェリーク」高橋広樹(レイン役 ※29日のみ)、山口勝平(ルネ役)、平川大輔(ベルナール役)、入野自由(エレンフリート役 ※28日のみ)、木村良平(ロシュ役 ※29日のみ)

◆大阪公演
■会場:Zepp大阪
■開催日時:2008年7月12日(土)
12:00 開場/13:00 開演
16:00 開場/17:00 開演
■出演:「アンジェリーク」神奈延年(ランディ役)、成田 剣(アリオス役)/「遙かなる時空の中で」保志総一朗(永泉、源 泉水、平 敦盛、布都彦役)、鳥海浩輔(藤原泰衡役)/「金色のコルダ」谷山紀章(月森蓮役)、宮野真守(加地葵役)/「ネオ アンジェリーク」平川大輔(ベルナール役)

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