10月公開!劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア』アフレコ後..

『テイルズ オブ』シリーズが待望の映画化!劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア』が10月公開でアフレコを終えたメインキャスト陣からお話を聞きました!

 魅力あふれるキャラクターたちが織りなす、壮大かつ深遠なストーリー。格闘アクション顔負けの爽快な戦闘システム。国産RPGならではの確固たるジャンルを確立。シリーズ累計販売本数1,000万本以上を記録する大人気ゲーム『テイルズ オブ』シリーズ。

 2008年に発売され、絶大な人気と評価を得ている『テイルズ オブ ヴェスペリア』が、『テイルズ オブ』シリーズとして初めて、そして満を持してスクリーンに登場。

 劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』は、ゲーム本編で描かれる物語以前の時代を描き、制作は、『テイルズ オブ』シリーズのオープニングムービーを数多く手がけた、プロダクション I.Gが担当。ゲームの持つ壮大な世界観や、際立った個性のキャラクター達が紡ぎ出すストーリーを新たな視点で描く。

 収録を終えた、ユーリ役の鳥海浩輔さん、フレン役の宮野真守さん、ヒスカ役の水沢史絵さん、シャスティル役の小笠原亜里沙さん、ガリスタ役の宮本充さんが、劇場版への思いを語ってくれた。


――『テイルズ オブ ヴェスペリア』がゲームから映画化されると決まったときの感想を教えてください。

ユーリ役・鳥海浩輔さん:僕は以前からなんとなく噂を聞いていたのですが、実際に「映画化が決まりましたよ」と聞いて「やっぱりスゴイことなんだな」と。『テイルズ オブ』という人気のゲームシリーズで、別のタイトルでアニメ化もあったのですが、それがいきなり劇場版と聞いて、驚きました。

フレン役・宮野真守さん:僕もビックリしました。内容までは教えてもらっていなかったんで「……あれ? フレンは出られるのかな?」と、僕の場合は思いました(笑)。後から、ユーリとフレンの話を劇場版で描いてくれるということを聞いて、すごく嬉しかったです。


――劇場版オリジナルキャラクターのヒスカ、シャスティル、ガリスタが登場しますが、今作に参加されることが決まって、どのように思われましたか?

ヒスカ役・水沢史絵さん:『テイルズ』という、こんな有名な作品に、参加させていただけるとは思わなかったので、「おおラッキー!」みたいな(笑)。すごく嬉しかったです!!

シャスティル役・小笠原亜里沙さん:ビックリしたんですよ。あんまりゲームのこと詳しくなかったもので、まず「大丈夫だろうか?」と思いました。

ガリスタ役・宮本充さん:レギュラーのアニメのアフレコにゲストキャラで参加するのと同じような感じで、すでに固まっている世界観のなかに、自分がどうやって入っていけるか不安はありました。でも、実際に現場に入るととても良い雰囲気だったので、その不安はすぐに無くなりました。


――ヒスカ、シャスティル、ガリスタのキャラクターについて、どう思われましたか。

水沢さん:最初は双子だったら、声も相手に似せなきゃいけないのかな?とか、心配をしていました。でも同じ双子でも“大きい小さい”という外見、内面の性質もちょっと違うんで、そこで色分けして演じました。

小笠原さん:双子の相手役である水沢さんと初対面だったので、そこは緊張しました。ですが実際に現場に入るととても楽しくて(笑)、ホントに周囲に助けていただきながらアフレコをしました。

宮本さん:ガリスタは、軍師なんだけれども、結果的に実は……という部分を、上手く出せるように気をつけました。


――収録では、ゲーム版との違いを意識されましたか?

鳥海さん:キャラクターとしては一緒だけど、劇場版はゲームより過去の物話です。ゲームでは人間性が固まったオトナのユーリでしたが、劇場版はより若くて経験も足りない。そこで多少の“青さ”は意識しました。でも、ディレクターさんに「たま~に声が老けるから、気をつけような!」と言われました(笑)。

宮野さん:フレンはちょっと頭が固く、融通の利かないとことがある役ですが、この劇場版を経て成長を遂げる流れがあります。がむしゃらに正義を追いかけて突っ走るなかで、全く正反対の性格のユーリと対立してしまうという部分を出せればと、心がけました。


――映画の中ではゲームが始まる前の時代が描かれています。自分の役柄に対するイメージの変化や、意外な発見はありましたか?

宮野さん:けっこう、ユーリとケンカすることシーンが多かったですね。

鳥海さん:それは意外だったよね。

宮野さん:映画でふたりは、ライバルとして成長していきます。

鳥海さん:もともとゲームでもうたっている“正義を貫く”という部分。そこはそれぞれの中にある正義を守ろうと考えている。それが自然にゲーム版につながっていきます。

宮野さん:性格っていう部分では大きく変わらないです。そんなふたりが出会って、その関係性が……。

鳥海さん:こうやって出来ていくんだよ、というところですね。


――ずばり、映画の好きなシーンや観どころは?

鳥海さん:観てのお楽しみですね。全編すみずみまで楽しめますから。あと、僕はテストのときに誰かに“ヒューイ”って呼ばれたので、本編では使われないと思いますが、それがどこなのか観て想像していただけたらと思います(笑)。

宮野さん:そうですね、“ラピードのちっちゃい頃、可愛いな~”という楽しみ方もあります。全体的には“友”“正義”がとても大事なキーワードなので、その辺りが観どころです。

水沢さん:収録の間しか一緒にいないにも関わらず、和気あいあいとしたすごく良い雰囲気でお仕事させてもらったので、その感じがスクリーンから伝わればいいと思います。

小笠原さん:先ほどアフレコが終わったばかりで、まだ客観的には考えられないんですが……ヒューイがどうなってるのかなって(笑)、そこが気になります。

宮本さん:全体に散りばめられたアクションシーンは、CGなども加わってとても面白くなると思います。それと、ユーリとフレンの成長と共に、関係性が少しずつ変わってきてラストに至るところがとても良いです。


――映画を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

鳥海さん:自画自賛します!すごく良い作品になりますので、是非多くの方に観ていただきたいです。よろしくお願いします!

宮野さん:ゲーム版へ向かうための始まりが描かれています。それぞれのキャラクターたちが、どんな想いで、あのオープニングに立っていたのか…… そこを感じてもらえたら嬉しいです。

水沢さん:もうゲーム版をプレイした方も、これから始める方も、どなたでも楽しんでいただける作品です!!

小笠原さん:私もこれからゲーム版を買ってやってみます。映画もゲームも楽しんでいただきたいです。

宮本さん:主演のふたりはもちろん、周りもピッタリの適役のキャストが揃った作品です。僕も完成を楽しみにしています。


『テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』
10月3日(土)よりシネマサンシャイン池袋、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー

<キャスト>
ユーリ:鳥海浩輔
フレン:宮野真守
ナイレン:谷口節
シャスティル:水沢史絵
ヒスカ:小笠原亜里沙
エステリーゼ:中原麻衣
リタ:森永理科
メルゾム:郷里大輔
レイヴン:竹本英史

<スタッフ>
原作:バンダイナムコゲームス
監督:亀井幹太
製作:鵜之澤伸 川城和実 石川光久
プロデューサー:吉積信 湯川淳 寺川英和
脚本:吉田玲子
音楽:千住明
キャラクター原案:藤島康介
キャラクターデザイン・キャラクター作画監督:松竹徳幸
作画監督:齋藤卓也 黄瀬和哉 海谷敏久
美術監督:大野広司
色彩設計:井上佳津枝
3D監督:遠藤誠
撮影監督:山田和弘
音響監督:若林和弘
主題歌:BONNIE PINK「鐘を鳴らして」(ワーナーミュージック・ジャパン)
アニメーション制作:プロダクションI.G
製作:バンダイナムコゲームス バンダイビジュアル プロダクションI.G
製作協力:東急エージェンシー、エモーション
配給:角川映画
(C)2009 NBGI/TOV Project
Original Character Design (C)藤島康介

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