『アルカナ・ファミリア』のドラマCDが発売決定! 出演の吉野裕行さん、杉田智和さん、中村悠一さん、遊佐浩二さんからメッセージが来たよっ!
来年発売予定のゲーム『アルカナ・ファミリア』のドラマCDの収録が先日、行われました。
収録後、本作に出演のデビト役の吉野裕行さん、パーチェ役の杉田智和さん、ルカ役の中村悠一さん、ジョーリィ役の遊佐浩二さんを直撃!まだ収録が始まっていないゲーム本編の始動を心待ちにしている様子でした。
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●ゲーム本編に先駆けての収録で作品への興味が倍増!
――まず収録を終えた感想をお聞かせください。
吉野裕行さん(以下吉野):本編になるゲームの収録に先駆けての収録だったので、まだ具体的にはわからないというのが正直な感想です。だからこそ、この先が楽しみで、どんなキャラクターなのか、早く知りたいと思いました。
中村悠一さん(以下中村):楽しく聴いてもらえればと思う反面、4人の関係性がわかるのかなとか伝わるかなという不安もあって。でも今後、ゲームが出てプレーした時に「あれはこういうことだったんだ!」という形もありかなと思った収録でした。
杉田智和さん(以下杉田):キャラクターのテンションや世界観の広大さに圧倒されつつも、皆さんが『アルカナ・ファミリア』という作品を楽しめる内容になっていれば良いなと思いながら演じました。
遊佐浩二さん(以下遊佐):僕は『電撃Girl's Style』の付録CDに続き、2度目の収録ですが前回と変わらず気を遣いながらの収録でした。まだ本筋のストーリーを演じていませんから。分からない中でもブレないようにとか、印象的なキャラクターでありながら番外編的なところを演じなくてはならないなど大変でした。これを聴いて『アルカナ・ファミリア』に興味を持っていただけたらと思います。
●ファミリアに登場する個性的なキャラを演じた印象とは?
――ご自身が演じるキャラについて、また演じる時に気をつけた点があったら教えてください。
吉野:僕が演じるデビトは、資料では口が悪いが面倒見が良くて、気まぐれな人気者とありますが、簡単に言えば奇人かな(笑)。あえて先入観を持たずに、台本を見て感じたまま演じたらこうなりましたという感じです。まずは、ちょっとクセがあるタイプの人間なんだとわかってもらえたら十分です。
中村:ルカはいろいろな想いを秘めながらヒロインをやさしく見守る従者です。収録では176センチで細身、29歳という設定を意識して演じるか、イラストでは年のわりに若く見えるから、その印象にのっとって演じようとか、ドラマの中で見せる様々な表情をどう演じるかを考えたり、スタッフさんと相談しながら演じました。微妙にこだわった部分が伝わればいいですね。
杉田:パーチェはとにかくオーバーリアクションで、人のために良かれと思って行動する陽気なムードメーカーのはずなんですが、その思惑が周囲になかなか伝わらない。特に大好きなヒロインに対しては悲しいほどに。細身だけど身長が187センチあるので、車を投げ飛ばすパワーがあるのも納得かなと。
あと3人よりラザニアが好きだというのが収録を通してよくわかりました(笑)。
遊佐:ジョーリィは謎めいた雰囲気を持つ人物で、おそらくゲームのかなり深い部分まで行かないと本心がつかめないキャラではないかと思います。年齢も役職的にも多分一番上だし、考え方も一人だけ違う次元にいる感じがします。だから4人で会話をしても、打ち解けず、心を通わせてはいないところを意識しながら演じました。
●似てるとやばい、きわどいキャラ達
――演じるキャラと似ているなと思うところはありますか?
中村:きわどい3人が集まってしまったので……。
吉野:似ているというのも問題だと思う。
遊佐:「僕もよく乱射してます」なんて書けないでしょ(笑)。
杉田:この年になるとラザニアは胃に重くてね。似ているところはありません。
遊佐:僕は人と心を通わせないところが似てると思います。
中村:えっ? 似てますか?
吉野:僕にごま油を送ってくれたやさしさはダミーですか?
杉田:僕を車で駅まで送ってくれるのはウソなんですか?
遊佐:(笑)。
中村:まだキャラの全容を把握してないので、何とも言えませんが現状だと似ているところはないかな。
遊佐:料理もしないしね。
中村:裁縫もしないから破れたら破れっぱなしだし。
吉野:これから演じていくうちに、似てるところもそうじゃないところも見つけていきたいと思います。
遊佐:まだ付き合い始めたばかりですから。まずは友達から(笑)。
●キャストが希望する今後の展開とは?
――今後、こんな展開やこんなシーンがあったらいいなという希望がありましたら教えてください。
杉田:ヒロインに声があっても良いと思いました。
吉野:それはそうだね。あとヒロインがいないところでやってもいいんじゃないかなとも思います。
中村:まだ名前もわからないですからね。このCDでも「お嬢様」とか「メス豚」とかしか言ってないし。
(※CD内でヒロインを「メス豚」とは呼んでいません)
杉田:実は…僕が、祭りのガヤでトマト射的屋を演じたんですが…。
遊佐:そんなこと言ったら、そこばかり注目しちゃうから! ちなみに僕はあめ細工のお店の人をやってました。錬って竜の形を作る(笑)。
吉野:ドラマCDを3本録るらしいので、今回は番外編でしたが本編に近いお話をやれたら、作品のことをもっと理解できていいかなと思います。
●このCDはゲームへの第一歩。本編の物語や今後の展開をお楽しみに!
――最後に皆さんへメッセージをお願いします。
吉野:これがゲームにつながる第一弾のCDですからすべてが聴きどころです。このCDを聴くことで作品の予備知識や世界観を感じ取っていただいて、ゲームへの期待を高めていただきつつ、楽しんでもらえたらと思います。
中村:設定や資料を見る限り、シリアスなシーンが多い本編かなという予感がありますが、このCDはそこまで踏み込んでいないので軽い気持ちで聴いていただいて、かすかに見えてくる人間関係や作品の雰囲気を気に入っていただけたらいいかなと思います。そして今後、出るゲームでそれぞれのキャラクターに対してのイメージや想いへの答えが出せるように頑張りますので期待して待っていてください。
杉田:楽しいことが始まる前に心躍らせている時間はワクワクするものです。ゲーム本編が待ちきれないという想いをこのCDで癒していただき、更に期待を大きくしていただければと思います。これから始まる『アルカナ・ファミリア』をよろしくお願いします。
遊佐:このCDは顔見せということで、どんなキャラがいるのか、そしてファミリーのお話だということを理解して、軽く作品に触れて興味を持っていただきたいです。今回は特別指令という軽いお話ですが、本編では各キャラが本格的に武装している分、ハードなお話もあるのではないかと思います。これからどんな展開になるのかを見守ってください。
<取材・文:永井和幸>
『アルカナ・ファミリアドラマCD vol.1 ピアチェーレ! ラ・プリマヴェーラ』
発売日:2011年1月28日(予定)
価格:3,000円(税込)
発売元:ヒューネックス株式会社
販売元:株式会社フロンティアワークス
<キャスト>
デビト:吉野裕行
パーチェ:杉田智和
ルカ:中村悠一
ジョーリィ:遊佐浩二 他
『アルカナ・ファミリアドラマCD vol.2 インヴィート! ラ・プリマヴェーラ』
発売日:2011年3月25日(予定)
価格:3,000円(税込)
発売元:ヒューネックス株式会社
販売元:株式会社フロンティアワークス
<キャスト>
リベルタ:福山潤
ノヴァ:代永翼
ダンテ:小杉十郎太
ルカ:中村悠一 他
『アルカナ・ファミリアドラマCD vol.3 ダンツァーレ! ラ・プリマヴェーラ』
発売日:2011年5月27日(予定)
価格:3,000円(税込)
発売元:ヒューネックス株式会社
販売元:株式会社フロンティアワークス
<キャスト>
リベルタ:福山潤
ノヴァ:代永翼
パーチェ:杉田智和
ジョーリィ:遊佐浩二 他
>>『アルカナ・ファミリア』公式サイト