【キャラホビ2013】テレビ版は3章構成の全10話! 釘宮理恵さんや鈴村健一さんが登壇し、関プロデューサーも駆けつけた『京騒戯画』テレビアニメ記念ステージをレポート!
2013年9月1日(日)、東京の幕張メッセで開催された大型イベント「キャラホビ2013 C3×HOBBY」の『京騒戯画』ステージにおいて、『京騒戯画』のテレビアニメ化に関する最新情報が公開された。
『京騒戯画』は、インターネット上の動画配信で展開が行われていたオリジナルアニメ作品だ。2011年に第1弾映像が配信され、2012年には全5話からなる第2弾が配信されるなど、他に類を見ない展開手法が話題となった。また、松本理恵監督による破天荒な作風と、明るいながらも謎深い世界観が高く評価され、配信された動画の累計再生数は100万再生にも昇った。
そんな本作がテレビアニメ化するとあって、それを記念した今回のイベントには、キャスト陣から「コト」役の釘宮理恵さん、「明恵」役の鈴村健一さん、「ショーコ博士」役の斎藤千和さん、「宮司」役の矢尾一樹さんに加え、プロデューサーの関弘美さんや、オープニングテーマソング『ココ』を歌うたむらぱんさんも登場。テレビアニメ化にあたっての最新情報を伝えてくれた。
■ 配信版『京騒戯画』からの謎がついに明かされる!
ステージの開始とともに、さっそくキャスト陣と関プロデューサーがステージに登場。まずは『京騒戯画』に関する簡単な紹介が行われた後に、テレビアニメ版に関する情報が発表された。
関さんよると、テレビアニメ版『京騒戯画』は全10話で、各話が1章・2章・3章の3部構成で制作されているのだという。そのうち、第1話放送前には“0話”が、5話と6話の間に“5.5話”が、10話の後に“10.5話”が、それぞれ挿入されるとのこと。
0話は、これまでの映像配信で語られたストーリーをおさらいする再編集版。5.5話と10.5話については深く語られなかったものの、プロデューサーの関さん曰く「スペシャルな特別番組」が用意されるらしい。果たして、どのような映像が見られるのか、今から楽しみだ。
大まかな情報が語られた後は「論より証拠」とばかりに、早速第1話の第1章(Aパート)が、ステージのスクリーンにて先行公開された。これまでの配信版映像では「物語の結論が先に語られ、間の話を後から埋めていく」という展開法を取っていたが、今回は大きく趣向が変わり、物語の起承転結が(今回観たのは、その起~承の部分だが)非常にハッキリしているように感じられた。
また、これまでの配信映像をチェックしていたファンであれば、第1話のAパートを観ただけで「なるほど!」と思えるシーンが多数登場する。順繰りに物語が進むので、もちろん初見の人でも新鮮な気持ちで楽しめるが、深いファンであればまた違った楽しみ方ができそうだ。
Aパート上映に続いては、今回のオープニング主題歌『ココ』を歌うたむらぱんさんがステージに登壇し、楽曲に込めた想いについて語ってくれた。たむらさんと関さんによると、『ココ』というタイトルは“此処”(居場所)と“個々”(個別)という2つの意味を内包しており、作品のイメージを反映しているという。ただのタイアップ曲ではなく、アニメ制作陣と密に連絡を行って製作された曲とのことで、実際にOPをチェックする際には、作品と楽曲内容のリンクにも注目してみよう。
最後に、キャスト陣は来場者たちと元気に挨拶を交わし、イベントは終了となった。現在、テレビアニメ版『京騒戯画』の公式サイトでは、キャスト陣のコメントが掲載されている。こちらに興味がある人は、本記事と合わせてそちらもチェックしてみよう。
◆イベント情報はコチラ!
【キャラホビ 2013 C3×HOBBY】
開催日時:2013年8月31日(土)・9月1日(日) 10:00~17:15(予定)
会場:幕張メッセ国際展示場1・2・3ホール
【「京騒戯画」ステージイベント】
開催日時:9月1日(日) 15:30~
登壇者:釘宮理恵、鈴村健一、斎藤千和、矢尾一樹(予定)
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>>『京騒戯画』公式サイト
>>『京騒戯画』公式ツイッター(@kyousougiga_tv)