『ツキウタ。』シリーズ初のオンリーイベント『ツキウタ。春のファン祭り2014』開催&9月26日にDVD発売決定！

『ツキウタ。』シリーズ初のオンリーイベント『ツキウタ。春のファン祭り2014』が4月19日、Zepp DiverCity Tokyoにて開催！
出演は如月恋役の増田俊樹さん、水無月涙役の蒼井翔太さん、聖クリス役の金元寿子さん、天童院椿役の上坂すみれさん。
Six Gravityマネージャー・月城奏役の山中真尋さんとProcellarumマネージャー・黒月大役の間宮康弘さんも加えた、ライブあり、ドラマあり、ラジオの公開録音風コーナーありの盛りだくさんだったイベントの模様をレポート！

■ 初のオンリーイベントは『ツキウタ。』らしくライブハウス

『ツキウタ。』シリーズとは、1～12月の各月にちなんだキャラ達によるドラマ&キャラクターソングプロジェクト。
なおキャラソンは毎月リリースされ、ネットを中心に絶大な支持を受ける新鋭作曲家陣がプロデュースしていることもポイント！

簡単に作品の世界観を説明すると、男性キャラは12～5月のキャラは東日本出身のアイドルユニットSix Gravity（シックスグラビティー）として、6～11月のキャラは関西出身でライバルユニットのProcellarum（プロセラルム）として活動。お互いに学業と芸能活動を両立しながら切磋琢磨している。
女性キャラは月の世界の住人で女神候補生。女神になるために信仰心（ファン）を集めるために地球上でネットアイドルとして奮闘中だ！

そんな人気シリーズの『ツキウタ。』初の単独のイベントが行われるのは大きなライブハウス。
アイドル活動に励むキャラ達にふさわしいステージが用意された。
中央には白いスクリーン、その右にはSix Gravity（通称・グラビ）、左にはProcellarum（通称・プロセラ）のロゴがセット。スタイリッシュな雰囲気。

■ クリス、恋のライブからキャラで2時間通す前代未聞のイベントがスタート！

開演時間になるとグラビマネージャーの月城奏と、プロセラマネージャーの黒月大の絵がスクリーンに映し出され（ビジュアル初公開！）、
ミニドラマが始まり、客席にカウントダウンを要求。会場全員で10秒前からカウントし、「ゼロ！」を数えた瞬間、ステージ中央の白いスクリーンにはクリスのキャラ絵、その真ん中が円状に開くと金元さんが登場。

イベントTシャツに右手首には赤いシュシュ、腰には黄色い星、赤いスカートに白いブーツとアイドルチックな衣装がかわいい。
歌うのはクリスのキャラソン「聖夜もOnline!」。サイドからのライトも客席のライトも黄色に染まる中、アッパーでラブリーなポップチューンをつま先でリズムを刻みながら歌う。クリスのように跳ねつつ、明るい笑顔もふりまきながらステージを動き回る、サビ前には「聖クリス、コネクション！」のセリフも。

その勢いのまま、センターのスクリーンに映るシルエットはダブルピース。「イエー！　皆さんの如月恋だ！」の声と共に元気に増田さんがステージに。
イベントTシャツに6分くらいまでめくったパンツのすそ、赤いスニーカー、腰には2月ツキウサ。ぬいぐるみも。
さわやかな「Me-lo-dy」を優しく、それでいて弾むように歌い、間奏では「みんな、『ツキウタ。』は好きか！　如月恋は好きか？」と問いかけ、会場の大きな「は～い！」に「（恋のキャラクターが）“残念”だけどいいの？　ありがとう！　今日も1日頑張るよ！」と声を上げた。

いきなりの2曲続けてのライブパートの後、司会進行役のグラビマネージャー・月城奏役の山中真尋さんとプロセラマネージャー・黒月大役の間宮康弘さんが登場。
「本日のステージは基本的に（最初から最後まで）キャラでやりきります」と説明。「ここは夢の国です！　中の人などいない!!」、「例外は僕らで、司会兼盛り上げ役だから多少のキャラ崩壊しないとできないので（笑）」。何とも前代未聞のイベントになりそう!?

■ 『ツキウタ。ラジオ！』特別出張編で初登場キャラ・椿の存在感に困惑の恋!?

次のコーナーは「『ツキウタ。ラジオ！』特別出張編」。今回はスペシャルバージョンでパーソナリティは恋、クリス、涙、椿の4人。
一人ずつステージに出てくるたびにキャラのセリフと自己紹介。涙はどこか自信なさげで、おどおどしている。
そんな涙を演じる蒼井さんに「かわいい！」の声と歓声。また椿はこの日が初お披露目。短いあいさつと雰囲気からかなりクールなキャラっぽい。
4人集合したところで、ステージ右手の机に恋と涙、左手にクリスと椿がスタンバイ。

『ツキウタ。ラジオ！』はキャラクターたちがパーソナリティを務めるラジオ番組。特典CDやTwitterなどで展開してきましたが「Twitter版はクリスがばっさばっさと斬りまくる」と番組説明されると、クリスが「ああ？」とすごむ。そんな姿にまた「かわいい！」の声。

恋とクリスが声を合わせて「始まるよ！」と番組スタートを宣言。涙と椿も改めて自己紹介。
涙のマイペースぶり、椿の中2病っぽい発言に早くもかき回されて、テンパリ気味の恋。
そんな中、「椿はこういう子なのよ。あっ、私と椿は幼なじみでもあるわ」とさらっと重大発言するクリスに会場も驚きの声が上がった。
そんな反応も気にせず、「私を知ってもらうには11月のCDを買ってもらうのが一番ね。隼と一緒にお届けする冬の世界。11月の『ツキウタ。』を」お楽しみに」と告知する椿に
「遠いな！」（恋）、「春に冬の告知とは斬新な」（クリス）とあきれる。
「これ以上、キャラが濃い二人にしゃべらせると俺の存在感が薄くなる一方だ」と恋が心配する気持ちもよくわかる。

■ 番組中に続々と『ツキウタ。』キャラからメッセージが到着！　女神候補生のユニット名の発表も!!

主な番組内容はラジオあてに送られたメッセージ紹介と、クリス達、女神候補生のユニット名の発表。
紹介文をかむと「かんでなんかないんだからね！」とツンデレるクリス。椿がかんだ時も動揺しながら「静かにしなさい！」。
金元さんと上坂さんの素が思わず出る場面もあり、恥ずかしそうな顔がまたかわいいです。

「ここでシークレットゲストです。霜月隼！……の代わりに」ということで「謎の箱生物、ディアブロです」と紹介すると小さなみかん箱に入った生物（？）が恋と涙のテーブルに。
「お顔をお見せすることはできません。開けると地球がパ～ンしちゃう話なので」。コーナーの最中は箱に入ったまま、ところどころでゴトゴトと音を立てて番組進行を盛り上げたディアブロさんでした。

リスナーのメッセージ紹介コーナーでは、クリスと椿が月の人間と明かすメールにあわててごまかす2人、恋には残念な子呼ばわり、涙の曲で憂鬱な梅雨も乗り切れそうなどのメッセージ。
ビデオレターは桜をバックに弥生春（CV.前野智昭さん）の他、結城若葉（CV.内山夕実さん）、神無月郁（CV.小野賢章さん）、
卯月新（CV.細谷佳正さん）&長月夜（CV.近藤隆さん）、師走駆（CV.梶裕貴さん）と続々とメッセージが届いた。

そして今までソロ活動していた女神候補生のユニットの発表。ファンから募集していたが、前半組（クリス、雪、愛、ひな、千桜、若葉）がFluna（フルーナ）、後半組（椿ほか未発表の5人）がSeleas（セレアス）に決定！　

番組終了の時間が近付き、締めようとする恋に「ぶーぶー」と涙も抗議。そのまま終わると思いきや、隼（CV.木村良平さん）、始（CV.鳥海浩輔さん）、陽（CV.柿原徹也さん）のうれしい3ショットメッセージ！

最後はパーソナリティ4人が自身のキャラ名を叫んで、客席は「コネクション！」というコール&レスポンスで締めることに。
「声を上げるのが恥ずかしい人は、全員に配布された光るホケキョくん笛を吹きましょう！」。
笛の音がこんなにピーピー鳴り響くイベントは珍しいかも。「私達の名前が放送禁止用語みたい」（椿）。

　
■ スペシャルドラマから涙のライブへの流れがドラマチック！

続いては4人によるスペシャルドラマ。クリスと椿は、翌週に迫ったファン祭りに向けての打ち合わせのために、恋と涙が住むツキノ寮へ。
一方、恋と涙がお花見の買出しに出かけることに。春の陽気に浮かれたクリス、恋がそれぞれ一人、決めゼリフとポーズをしているところを椿、恋に見られていたシーンは、キラキラポーズを決めるクリス、恋と、後でそれをマネする椿、涙がおもしろかわいい。

買出しの道中で優しいメンバー達と一緒にいる幸せを口にする涙。寮に帰ってきたところで4人は、はち合わせ。
初対面の恋と涙を前にしても、中2病的な発言を連発する椿。ツッコミ役が足りないとあわて嘆く恋に、動じない涙。
でもネコのモノマネをムチャ振りされた時、照れながら「にゃん」と言うシーンは女子にはたまらないかも。

グラビの共有ルームに通されたクリスと椿は、桜が見渡させる見晴らしの良さにビックリ。
また恋やクリスから最近変わったと指摘された涙は、恋から初めて涙に誘われてうれしかったと言われ、人から嫌われることが怖くて距離を置いていたことを明かした。
涙は「何もできないなんてことないよ！」と励ます恋。うなづき「いつかみんなに歌ってもらえる曲を作りたい」と夢を語る涙、同調するクリスと椿。ちょっと、うるっとくる青春ドラマでした。

そのままステージに残った涙。青白いライトの下、雨音と雨のような光が降り注ぐ中、シリアスな表情で静かに「Rainy moment」を歌い出す。
そして「みんなの声、聴かせてほしい」とつぶやくと、オケのリズムは速く激しくなり、客席も「ハイ！ハイ！」という声と緑のサイリウムを掲げた。
自らの存在を問いかけるように苦悩の表情だった涙、「もうすぐ雨が上がる」と希望に向かい走り出すように大きなアクションに。本編のラストをドラマチックに締めくくった。

■ キャラで2時間通すステージが早くもDVDに！　新展開にも期待!!

熱いライブの後、山中真尋さんと間宮康弘さんが再登場。
ここからはキャラではなく、本人に戻ってのトークコーナー。
「素でいいですよ」と言われ、思わず小さく「ふぅ」と吐息を漏らす金元さん。

イベントの感想を聞かれた4人は「大変ですよ！　キャラ自体が崩壊気味なので、今回は200%でぶっ込んでみました」と増田さん。
また蒼井さんと上坂さんをちらっと見た後、「僕らは大変ですよね」と金元さんに同意を求め、金元さんもうなづく。

蒼井さんは「最後までキャラでステージに立つのは珍しいので、最初はできるかなと思ってたけど、できました（笑）」。
「完璧だったよ！」（増田さん）、「出てくる時も手足一緒に歩いて」（金元さん）、「打ち合わせしてない僕らはだいぶビックリ。そんなに緊張しているかなって」（増田さん）、「涙だったらこう歩いちゃうんじゃないかなって」（蒼井さん）。

「新鮮でした。すごく」と語った金元さんが「すみれちゃんのキャラは初登場だったし」と振ると、
上坂さんは「パンフレットで見た椿ちゃんがめちゃめちゃかわいいからうまく表現できるか、すごく心配で。大丈夫でしたか？」と問いかけると大きな拍手にほっとした様子。
上坂さんからも「クリスちゃんの歌もかわいくて」のリターンに金元さんは「ありがとうございます。皆さんが温かく声を出してくれたのですごく楽しかったです」。

山中さんは「いつもグラビのみんなに支えられているのと同じ感じで」。また間宮さんにも「黒月君は外見、マネージャーというよりは……」と言い掛けると「キャラ絵をいただいた時の俺の心情を察してください（笑）。これも一つの声優の形だなと」。そんな間宮さんに会場からアニキコールも。

また新たな情報の発表もあり、まずProcellarumドラマCD第２弾＆デュエットCDシリーズの発売が決定！
ドラマCD第２弾は今夏発売予定。またデュエットCDシリーズも6月から毎月１枚発売予定。

今夏に『カラオケの鉄人』とのコラボレーションキャンペーンも開催決定！
そしてこのイベントのDVD化が決定！　涙が作曲した新作書き下ろし楽曲「Goodbye seasons（仮）」のCD付き（歌：蒼井翔太・楽曲提供：ゆよゆっぺ）で、9月26日発売！
様々な展開を見せる『ツキウタ。』の今後に乞うご期待！
　