10月新番『寄生獣 セイの格率』の追加キャストに、沢城みゆきさん・田中敦子さん・吉野裕行さんらが決定! 副題に込められた「セイの格率」の意味も明らかに!
伝説のモンスターコミックが待望のアニメ化! 豪華声優陣を迎え、日本テレビ他にて10月より放送開始となるテレビアニメ『寄生獣 セイの格率』。
このたび、追加キャストとして安野希世乃さん・前田玲奈さん・沢城みゆきさん・吉野裕行さん・田中敦子さんの出演が発表となりました。
そして追加キャストたちが演じるキャラクターの設定も到着! 待望のPV公開となっています。
さらに、副題「セイの格率」の意味について、公式情報も発表となりました。これら新情報の数々を、今回は紹介していきましょう!
◆『寄生獣 セイの格率』PR動画公開!
<INTRODUCTION>
高校生・泉新一と、
彼の右手に寄生した生物“ミギー”。
その奇妙な友情―そして戦いが始まる。
原作は、岩明均(いわあきひとし)により1989年~1995年にかけて講談社「アフタヌーン」にて連載され、累計1100万部を誇る大人気コミック(アフタヌーンKC全10巻、完全版全8巻)。
平凡な高校生である泉新一は、ある日突然飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生が始まること―。
周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。
しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、新一の同級生・里美にも危険が迫る。
その中で、高校教師として目の前に現れた田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。
「われわれはなぜ生まれてきたのか?」
地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。
そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。
「果たして生き残るべきはどちらなのか?」
それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。
ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。
◆「セイの格率」とは?
「格率」という言葉は、18世紀後半のドイツの哲学者であるカントの提唱した哲学用語です。「そうあるべき、と誰かに教えられたわけでもないのに、それぞれが自ずから理解・実践している行動規範」といった意味の言葉です。
「寄生獣」という作品では、生態系の頂点たる人間が、寄生生物の登場によりその座を引きずり下ろされたという世界観で物語が進行します。
人間も寄生生物もそれぞれのルール、すなわち「格率」に基づいて生きている中、その中庸の「まざっている」主人公・新一と寄生生物であるミギーが、それぞれの生存原理に基づき葛藤する様が描かれています。
すなわち「葛藤する格率」「揺れ動く格率」が大きなテーマになっていると考えております。
「善」とは何か「悪」とは何か。ひいては「愛」とは何か、「生きる」とは何かという重要なテーマを、彼らは作中で終始、問い続けているといえるのです。
また、「セイ」に関しては、「生」だけでなく「正」「性」「聖」などの「セイ」という音で連想される様々な言葉が、それぞれ、寄生獣という作品を紐解くうえで重要なキーワードになっているのではないかと考えました。
物語のテーマに関わる複数の意味の読み方である「セイ」の言葉を掲げることで、アニメーション作品としての寄生獣の大きなテーマ、アイデンティティとしています。
◆キャラクター紹介!
●泉新一(CV:島崎信長)
※「崎」は、正しくは「大」の部分が「立」
本作の主人公。真面目な、ごく平凡な高校生。
ある日寄生生物の襲撃にあい、パラサイト「ミギー」と共生することに。それが原因で数奇な運命を辿る。
●村野里美(CV:花澤香菜)
新一の同級生。ミギーが寄生している事実を知らない中、新一の変化に戸惑う。大人しく控え目な性格だが、新一と行動を共にする中でたくましさを得る。
●ミギー(CV:平野 綾)
本作の主人公である新一の右腕から侵入し、脳を奪おうとするが失敗。そのまま新一の右腕にとりついたパラサイト。
●君嶋加奈(CV:沢城みゆき)
新一の隣町の高校の女生徒。
新一の目の中に人間以外のモノを感じ、徐々に新一に興味を抱くようになる。
●立川裕子(CV:安野希世乃)
新一、里美の同級生。美術部員。
●鈴木アキホ(CV:前田玲奈)
新一、里美の同級生。
●田宮良子(CV:田中敦子)
新一の通う高校に赴任してくる教師。その正体はパラサイトであり、高い知能を持つ。
「自分たちはなぜ生まれてきたのか」という疑問を持ち、その答えを探す。
●浦上(CV:吉野裕行)
指名手配されていた、謎の快楽殺人鬼。
◆作品紹介
「寄生獣 セイの格率」
2014年10月より日本テレビ他にて放送スタート。
<CAST>
ミギー:平野 綾
泉新一:島崎信長
村野里美:花澤香菜
立川裕子:安野希世乃
鈴木アキホ:前田玲奈
君島可奈:沢城みゆき
浦上:吉野裕行
田宮良子:田中敦子
<STAFF>
原作:岩明均(講談社「アフタヌーン」)
監督:清水健一
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:平松禎史
総作画監督:小丸敏之
美術監督:赤井文尚
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
CG監督:福士直也
編集:木村佳史子
音楽:Ken Arai
音響監督:山田知明
アニメーション制作:マッドハウス
製作:日本テレビ、バップ、フォアキャスト・コミュニケーションズ
◆原作情報
作者:岩明均・・・1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。
1989年~1995年にかけて講談社「アフタヌーン」にて連載された、累計1100万部を誇る人気コミック(アフタヌーンKC全10巻、完全版全8巻)。アニメ化と実写映画2部作(「寄生獣」11月29日公開、「寄生獣 完結編(仮)」2015年公開)に先駆けて8月8日よりコミック新装版の発売が決定。
■新装版・・・全10巻。新書サイズ・定価500円(税込)。全国書店・コンビニにて発売。 8/8(金)1~4巻、9/9(火)5~7巻、10/9(木)8~10巻発売
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