ゲスト審査員の佐倉綾音さん、照井春佳さん、松岡禎丞さんも大はしゃぎ! アニメラテアート王選手権のレポートをお届け【アニメジャパン2015】
3月22日(日)、“AnimeJapan 2015”のANIME+ステージにて“アニメラテアート王選手権”が行われた。本イベントは全国屈指のバリスタが、アニメ作品のキャラクターを“ラテアート”として描くという企画で、バリスタには伊藤雄一(BELCORNO・オーナーシェフ兼バリスタ)さん、松野浩平(REISSUE・バリスタ)さん、山口仁(cafe star platinum-the world・オーナー兼バリスタ)さんの3人が参加。
また、イベントにはゲストとして声優の佐倉綾音さん、照井春佳さん、松岡禎丞さんも登場し、観客とともにクオリティの高いラテアートの数々を楽しんでいました!
■そのクオリティにゲスト陣も大はしゃぎ!
オープニングでは、司会の松澤千晶さんと、選手権の審査員を務めるバリスタ委員会の富川義之さん、後藤栄二郎さん、AnimeJapan総合プロデューサーの池内謙一郎さんが登場。挨拶を終えるとバリスタの3人を呼び込み、本イベントの概要を説明していきます。
今回のイベントでは、バリスタの3人が『ご注文はうさぎですか?』『結城友奈は勇者である』『ソードアート・オンライン』のアニメ3タイトルのラテアートを、10分間にそれぞれ1つずつ作成。審査員の4がその出来栄えを点数評価して、最終的な合計点が一番高い人物が“初代・アニメラテアート王”の称号を手にします。
また、各タイトルの審査時には、その作品に関わるキャストが1名、ゲスト審査員として参加し、3人が作ったラテアートから、自信が気に入った物をチョイス。それを制作したバリスタには、ボーナスポイントが加算されるという流れで、競技が進行していきました。
最初のテーマは『ご注文はうさぎですか?』で、ゲスト審査員にはココア役の佐倉さんが登場。競技が始まり、佐倉さんは真剣にラテアートを作る3人を見て「想像していたより、みなさん目が本気!」と感想を語ったり、観客へ向けて「みなさん、ラテアートを見たことありますか?」と質問して会場を盛り上げていきます。
また、フリートーク中にはバリスタの松野さんが、『ご注文はうさぎですか?』キャラクターの中で、チノが一番好きだと判明。自分が演じるキャラクターではないことを知った佐倉さんは「全然、こころぴょんぴょんしないなー!」と何か企んでいそうな顔で話し、観客を爆笑させました。
そんなトークが一息ついたところで、今回最初のラテアートが完成! 伊藤さんはココア。松野さんはチノ&ティッピー。山口さんはマスコットキャラの3匹をそれぞれ見事に描きあげ、それを見た佐倉さんのテンションもうなぎのぼりです。
しかし、ゲスト審査員が選べる作品は1つのみ……。魅力的な3つの作品を目の前に非常に悩んだ佐倉さんが選んだのは、山口さんのマスコットキャラ勢揃いのラテアート! その理由は「一番硬派そうな山口さんが、フェミニーなマスコットキャラを題材にしたところにグッときました。あと、やっぱり、ティッピーが好きなんです!」とのことでした。
■男性が多い会場なのに……?
お次のテーマは『結城友奈は勇者である』で、ゲスト審査員は結城友奈役の照井さんに交代! 舞台袖でステージの様子を見ていたのか、登場時から自身の自己紹介を忘れるほどにテンションMAXだった照井さん。
3人のラテアートを写真に収めるべく、自分の携帯をステージに持ち込むほどの本気ぶりで、競技中のフリートークでも完成に近づいていくラテアートについて、手をぶんぶんと降ったり、思わず立ち上がって話し始めたりと、大興奮の様子で3人を見守ります。
そんな中で、伊藤さんは12話の名シーン、松野さんは桜色が綺麗な友奈、山口さんが牛鬼を描き、3つのラテアートが完成! もちろん、その出来栄えに照井さんも大喜びで、それぞれの作品を写真に収めていました。
たっぷりと悩んだ末に照井さんが1番に選んだのは、松野さんのラテアート! その味見をした照井さんは「実は私、コーヒーは得意じゃないんですが、これはとっても美味しいです!」と感想を語りました。
そして、最後のテーマは『ソードアート・オンライン』で、ゲスト審査員はキリト役の松岡さんに交代。今回のゲストで唯一の男性でありながら、なぜか登場時は観客(特に男性)から本日1番の大歓声で迎え入れられ、司会の松澤さんも「おかしいですね。今回で1番男性の方々が湧いている気がします(笑)」と感想を漏らします。
フリートーク中には松澤さんの「ラテアートって、男性は好きなんでしょうか?」という質問に対し、松岡さんは「男性も大好きです!」という言葉で返答。登場時の出来事を意識したような発言に、観客からは「フーッ!」という歓声があがり、松岡さん「ちょっと! そういう意味じゃないから!」とツッコミを入れ、爆笑を生むというやり取りも繰り広げられました。
一方、ラテアートでは伊藤さんが≪ファントム・バレット≫編のキリト&シノン、松野さんが≪アインクラッド≫編のキリト、山口さんがシリカ&ピナを描き、それを見た松岡さんも大盛り上がり。さらには、松野さんのラテアートに描かれていたシーンに合わせて「スターバストストリーム!」と叫ぶサービスまで飛び出します!
そんな中から松岡さんが1番に選んだのは、必殺技名も叫んだ松野さんの作品! 結果、通常の特典のみでは僅差だったものの、ゲスト審査員からの票を2つ獲得した松野さんが優勝となり“初代・アニメラテアート王”の称号を獲得。表彰式では、トロフィーを片手にガッツポーズを決めた松野さんは「ありがとうございます。みなさん素晴しい作品ばかりで不安でしたが、勝ててよかったです! 今日は、楽しかったです!」と感想を語り、イベントを締めくくりました!