「欲しいものは?」の返答に先輩ライダーが後輩ライダーに「可愛いですね」 映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』完成披露上映会開!
12月4日(金)、丸の内TOEIにて、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』の完成披露上映会、さらにキャストによる舞台挨拶が行われました。
舞台挨拶には『仮面ライダーゴースト』より主演俳優陣4名と、『仮面ライダードライブ』より主演俳優陣4名、さらに劇場版ゲスト3名の計11名が登壇! 多くのファンに迎えられ、冬真っ盛りの寒さを吹き飛ばす、まさに"命を燃やす"レベルで熱い大盛況なイベントとなりました。今回は、その模様を皆様にお届けします!
<登壇者>
天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役 西銘駿さん
月村アカリ役 大沢ひかるさん
深海マコト/仮面ライダースペクター役 山本涼介さん
御成役 柳喬之さん
泊進ノ介/仮面ライダードライブ役 竹内涼真さん
チェイス/仮面ライダーチェイサー役 上遠野太洸さん
詩島剛/仮面ライダーマッハ役 稲葉友さん
詩島霧子役 内田理央さん
ダヴィンチ眼魔役 ケンドーコバヤシさん
ラファエロ眼魔役 じろう(シソンヌ)さん
ミケランジェロ眼魔 長谷川忍(シソンヌ)さん
■ゴーストとドライブが夢の競演! 命燃やしてひとっ走り付き合えよ!
まずは、『仮面ライダーゴースト』から西銘さん、大沢さん、山本さん、柳さん、『仮面ライダードライブ』から竹内さん、内田さん、上遠野さん、稲葉さんの8名が登壇。今回は、『仮面ライダーゴースト』が偉人の力を身に纏って戦うライダーということで、登壇者が偉人の姿に扮して現れるというサプライズが披露されました。
ナポレオンな西銘さん、ジャンヌダルクな大沢さん、風魔小太郎な山本さん、千利休な柳さん、坂本龍馬な竹内さん、ナイチンゲールな内田さん、沖田総司な上遠野さん、土方歳三な稲葉さん。キャストの皆さんが、それぞれ役柄や自分と照らし合わせた偉人に"変身"し、会場を訪れたファンに挨拶を行いました。
舞台挨拶が始まり、そんな偉人の姿な自分たちの格好について聞かれた西銘さんは、劇中に非常に近い姿だった柳さんを見ながら「一番最初、みんなのコスプレを見たとき、一人だけ"御成がいるなぁ"って思ったんですよ」と笑いを堪えながら答えました。それを受けた柳さんも「僕も着替えのときに、"あ、御成だ……"となりました。みんな普段と違う格好していて、ギャップ萌え良いなぁって思っていました」と他のキャストの姿に羨ましそうな視線を送っていました。
大沢さんが西銘さんのナポレオン姿を見ながら言った「凄い宝塚っぽいですよね」という言葉を皮切りに、西銘さんの話題へ。「これ楽屋では不評なんですよ……」と残念そうな西銘さんに対し、すかさず「でもカッコいいですよね?」(大沢さん)と会場に語り掛けるようにフォロー。上遠野さんも「宝塚っていうよりベルバラって感じだよね」とフォローしたのですが、「どっちみち宝塚だけどな」という稲葉さんの鋭いツッコミで、会場は爆笑に包まれました。
一方、ドライブチームは全体的に"和"なテイストの衣装が多い中、一人だけナイチンゲールの衣装だった内田さんは、会場からの「可愛い~!」という歓声にテレテレな様子。"りょうま"繋がりで坂本龍馬の衣装を着こなす竹内さんの姿を「(竹内)涼真の衣装がさ、ビックリするぐらい違和感ないんだよね」と稲葉さんが絶賛。そんな竹内さんは、まんざらでもない様子で稲葉さんと上遠野さんの新選組コンビを見ながら「僕は、この二人を見た瞬間、"やっぱ好きだなぁ……"て思いました」と言い、それに賛同するかのように、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
コスプレ話が続いたところで、本日の完成披露試写を直前に控え、映画の見どころのお話へ。
「去年のMOVIE大戦と一番違うのは、最初からゴーストとドライブの世界観が一緒になっていることです。映画の中で進ノ介とタケルに共通点が生まれて、絆が深まっていくシーンがあるんですけど、そこは演じていて手ごたえがありました」と竹内さん。西銘さんも「僕も凄く良いシーンになったなと思いました」と西銘さんも語り、主演の2人が絶賛するシーンがどのような仕上がりになっているのか、期待が高まります。
また見どころとして、稲葉さん、上遠野さん、山本さんの3人による、サブライダー3人の変身シーン、さらに柳さん本人も「自分で見てもビックリしました」という、御成とアカリのアクションシーンが凄いというお話でした。このシーンに関しては「あれ凄かった!」(内田さん)、「強かったしね」(上遠野さん)、「眼魔は素手で倒せるんだね……」(竹内さん)と、なにやらとんでもないことが起こる様子。ライダーではない2人の活躍にも期待が高まります。
「うちの姉ちゃん(内田さん)が、信じられないくらい可愛いカットがあるんだよ」という稲葉さんの発言で、会場からは今日一番のどよめきが。なんでも霧子(内田さん)が「馬鹿……」という場面とのことなので、これも外さず楽しみにしておきましょう。
仮面ライダースペクターに変身する山本さんは「TVシリーズの方ではまだ謎が多いですし、タケルともバチバチやってるんですけど、この映画では"ちょっと"協力的なマコトが見られると思います」と、ご自身の見どころを話してくださいました。
■先輩ライダーから後輩ライダーへのエール!
「たまにLINEで相談とかしてくるんですよ」という、西銘さんの可愛らしいエピソードを明かした竹内さん。「ずっと仮面ライダーという作品を作る続けているスタッフさんについていって頑張れば、1年後のイベントで自分の頑張った成果が返ってくるから」と、先輩としてのアドバイスを送り、それを受け取って喜びのあまり涙目になった西銘さんは「仮面ライダーゴーストはこれから僕が引っ張っていかなければという気持ちで、今後頑張っていきたいと思います」と力強く答えました。
■ケンコバサンタからのプレゼント!?
見どころを一通り語って頂いたところで、本作でダヴィンチ眼魔の声を担当したケンドーコバヤシさん、ラファエロ眼魔・ミケランジェロ眼魔の声を担当したシソンヌのじろうさんと長谷川忍さんがスペシャルゲストとして登壇。ケンドーコバヤシさんはサンタクロースの格好、シソンヌのお二人はソリを引くトナカイの姿でを披露し、会場を訪れた子供たちに、一足早い笑いのプレゼントを届けました。
仮面ライダー出演の感想を聞かれた、ケンドーコバヤシさんは「嬉しかったですよ。僕バイクに乗ってるので、自分のバイク撮影に使ってもらおうとメンテナンスに出してたんですよ。現場に行ったら敵でしたけどね」と語って会場の笑いを獲得。周りからの反響については「飲みの最中にマネージャーから連絡が来たんですけど、その場で報告したのに酔っぱらってだーれも聞いていませんでした」と、定評のあるトーク力を披露しました。
トナカイという以外すぎる姿で現れたシソンヌの長谷川さんは「絶対に何かの間違いだと思ってたんですけど、実際にやらせて頂けまして、2人ともバイクに乗るのでメンテナンス出してたんですけど……」と、どこかで聞いたことのある話を始めると、すかさず「一緒のこと言うな!」(ケンドーコバヤシさん)とツッコミが入り、会場は爆笑に包まれました。じろうさんは「お話を聞いた時は"あ、敵だろうな"って思っていたら、案の定敵でしたね。でもアフレコも初めてやらせて頂けたので、本当に良い経験をさせてもらえたと思います」と喜びを語った。
折角サンタクロースの格好をして頂いたということで、西銘さんと竹内さんからケンドーコバヤシさんへ、お願い事を言って頂くことに。西銘さんの口からは「身長を、伸ばしてください」と、少々生々しいお願いが飛び出しました。困惑するキャスト陣に対して「ライダーチームみんな身長が高いので、プライベートで話すときに首が痛くなっちゃうんですよ……」と説明。それを聞いたケンドーコバヤシさんの「牛乳を奢るよ」という現実的な解決策に会場から笑いがこぼれました。
そんな西銘さんの真面目な悩みを聞いた竹内さんは「西銘可愛いですね。僕はリアルに欲しいもので、ハワイにでっかい土地が欲しいて言おうと思ってました」と語り、「ハワイに行くじゃなくて土地が欲しい!?」と驚きを隠せないケンドーコバヤシさんから、軽いお説教をもらうことになってしまいました。
長い時間もあっという間で、最後にキャスト陣とゲストを代表して、西銘さんと竹内さんから、会場を訪れたファンにメッセージが送らました。「また仮面ライダードライブとしてこの舞台に立って、みなさんとお会いできたのが本当に嬉しいです。今回の映画は、仮面ライダードライブ完結ということで、1年間見てくださったみなさんに後悔させなように、台本と戦い、監督と頑張りました。それが画面を通して、みなさんに伝わればいいかなと思います。西銘くんと今回やって、一年前の自分を見ているような気持になって、初心に戻れましたし、ドライブとゴーストの良いコンビネーションが映画で描かれていると思いますので、是非楽しんでいってください!」(竹内さん)、「僕が初めてアクションに挑んだのがこの映画だったので、ドライブのキャストのみなさんには、撮影でたくさんのことを学ぶことが出来ました。ありがとうございます。この映画は親子の絆が描かれているので、家族のみなさんで楽しんで頂きたいなと思っています!」(西銘さん)とコメントで締めくくり、舞台挨拶は幕を閉じました。
■映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』
2015年12月12日(土)ロードショー
【イントロダクション】
共通の敵・眼魔を追う中で出会った2人の仮面ライダーは、突如巻き起こった時空のゆがみにより、10年前の世界へ飛ばされてしまう。そこには進ノ介と知り合う前のベルトさん(ドライブの変身ベルト)、眼魔に殺され今は亡きタケルの父の姿があった…。一方、過去へ“異物”が迷い込んだ影響で、現代では仮面ライダードライブに撲滅されたロイミュードが復活を遂げていた。仮面ライダースペクター、仮面ライダーマッハ、そして大切なものを守って散った仮面ライダーチェイサーも現れ、必死に食い止めるが、ロイミュードの力はより強まっていた。2人が現代に戻らなければ、人類が危ない。しかしタケルは父の命を奪う魔の手が迫ることに気づき、過去に残り父を救う決意を固める。
それが眼魔の手によって蘇った「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」が仕掛けた“罠”だとは知らず・・・。
最強の敵となった“偉人・英雄”が時を超え、世界を揺るがす大事件を起こす!
【出演】
西銘 駿 竹内涼真
山本涼介 上遠野太洸 稲葉 友 大沢ひかる 内田理央 柳 喬之
吉井 怜 浜野謙太 井俣太良 溝口琢矢 勧修寺玲旺
松島庄汰 馬場ふみか 蕨野友也 磯村勇斗 森下能幸
西村和彦 ・ クリス・ペプラー(声) 悠木 碧(声) 高戸靖広(声)
竹中直人 / 片岡鶴太郎
【原作】
石ノ森章太郎
【脚本】
林 誠人
【監督】
金田 治(ジャパンアクションエンタープライズ)
【音楽】
坂部 剛 鳴瀬シュウヘイ 中川幸太郎
【アクション監督】
宮崎 剛 石垣広文(ジャパンアクションエンタープライズ)
【特撮監督】
佛田 洋(特撮研究所)