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アニメ
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』新EDテーマはエミリアの心情と感情が詰まった意味深な歌詞&歌い方に注目
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、リゼロ)の声優陣やテーマソング担当アーティストの特別インタビューを連続で掲載していく「Re:ゼロから始める取材生活」。アニメイトタイムズにて掲載中の本企画、第11回ではナツキ・スバル役の小林裕介さんとエミリア役の高橋李依さんが再登場!
王選候補者たちが登場する新章と衝撃の13話の見どころについて語っていただきました。また気になるオンエア前の新EDテーマ「Stay Alive」をエミリアとして歌う高橋さんに楽曲紹介やお楽しみ企画の皆さんからの質問への回答もありますよ!
――12話が先日オンエアされました。12話についての感想をお願いします。
ナツキ・スバル役 小林裕介さん(以下、小林):第3章の王選編に入って、一気にキャラが増えましたね。
エミリア役 高橋李依さん(以下、高橋):見ていて「誰が悪い人なのかな?」と推理するのが楽しいです。 小林:まだ事件は起きていないけど、今までの流れからも出てくる人が何かしら企んでいそうだと考えるのは自然ですよね。そしてここからが“エミリア編”なのかなと。彼女が頑張っていかなきゃいけない本番が始まるわけです。
高橋:徽章が盗まれるきっかけになったエピソードが始まります。
小林:でもスバルとエミリアが出会ってからまだ数日の出来事なんですよね。スバルにとっては死に戻りを繰り返しているから長い付き合いだと思っているけど、エミリアはその数日の記憶しかないから温度差もありますよね。
高橋:王選の場ということや、「またスバルがムチャをするかもしれない」と心配するエミリア、「エミリアをそばで守るのは自分だ」と張り切るスバルの関係にも変化が……。 ――あとレムがスバルにすごくデレているのも驚きました。
高橋:すごかったですね! 同じレムの言葉なのに、すっかり雰囲気が変わっていて、かわいいなと。
小林:ここから、すごくけなげなレムが! 高橋:大切にしてあげてほしいですよね。こんなに尽くしているのに、スバルは相変わらず「俺はエミリアのところに行かなきゃ」だし。
小林:第2章でもレムとラムが大好きと言っているし、その気持ちに嘘はない。でも一番はエミリアだから!
小林:やっぱりスバルの溜まりに溜まった熱意がエミリアに通じないところですね。
高橋:第2章ではデートの約束をしたり、ひざ枕で心の闇を晴らしたりとそばにいたのに。
小林:いい感じになっていたはずなのに、違和感を感じるくらい温度差が激しくなって。視聴者の方も「確かにそうだよな」と改めて気付くんじゃないでしょうか。
高橋:スバルの想いとエミリアの想いが完全に真逆で。でもそれは、それぞれが想い合っているからで。距離の詰め方がお互いにヘタなんでしょうね。
小林:そんなチグハグ具合が見てて辛いです。
高橋:あと第1章でラインハルトに連れていかれたフェルトがまさかの再登場でビックリ! ――登場人物が一気に増えましたが、今の現場の雰囲気は?
小林:人がいっぱいで『リゼロ』の収録じゃないみたい(笑)。
高橋:章が変わるたびにキャストも変わって、新しい現場になっているんですよね。
小林:新たに登場したキャラは一人や二人じゃないし、お話もガラっと変わるから、ある意味また1話を演じるような新鮮さはあると思います。
高橋:遂に王選が始まったんだなと感じました。
――初参加の方々も多いようですがスムーズになじんで?
小林:はい。自然に。
高橋:他の現場でご一緒させていただいた先輩もたくさんいらっしゃいますし、そもそも先輩方同士仲がよくて。キャリア的にも大先輩の方々が固めてくださっているので、きゅっと引き締まった感じはあります。
高橋:以前、このインタビュー企画で「ゼロから始めたいことは?」という質問で「アルパカに会いたい!」とお答えしましたが、先日、家族と一緒にアルパカを見てきました。
小林:行ったんだ!?
高橋:本当は『リゼロ』関係のお仕事で行きたかったけど(笑)、我慢できなくてゴールデンウィークに。すごくかわいくて、お土産売り場で一番大きなアルパカのぬいぐるみを買いました。そしてそのぬいぐるみを持って、実物のアルパカの前で手を振ってきました。自分が好きなものを見ている時って本当に幸せになれるんだなと実感しました。あと私、いくらが好きで、たまにどうしても食べたくなって一人で回転寿司に行ったり。そういう時ははしゃぎますね!
小林:最近、久しぶりに男友達と4人で、家庭用ゲームで遊びました。Wii Uやファミコンとかを、お酒を飲みながら。『スーパーマリオブラザーズ』をやったら難しくて。「俺クリアできる!」とみんなテンションが上がったけど結局、全ステージクリアはできませんでした。学生の頃みたいに騒いで楽しかったです。
小林:僕はずっと言い続けている座右の銘があるんですが……この作品のインタビューで言うとおもしろく聞こえちゃうかも。「失敗しても死にはしない」です。
一同:(爆笑)
小林:それが失敗したら死んじゃうんですよね(笑)。
高橋:うまい!
小林:怖いことやヤバいことがあっても死にはしないだろうと。
高橋:スバルを演じているから、説得力が上がったかも。私がお仕事をする上で心がけているのは、自分が目標としている先輩に近づきたいなら、先輩が今の自分と同じ年だった頃の姿を見るということです。現在の先輩の姿ばかりを見るのではなく、通ってきた道も見たほうがいいというアドバイスをいただいて。先輩もすぐにすごくなったわけじゃないし、今の自分と先輩の同じ頃を比べてどこが違うのかを知ることも大切だよ、と教えていただいたことはありがたかったです。
高橋:ロズワール役の子安(武人)さんですね。
小林:確かに!
高橋:アフレコ現場では席が隣で、いっぱいおもしろいお話をしてくださって。
小林:お話はおもしろいし、キャラもコミカルなのも相まって。
高橋:先輩なのに話しかけてくださって、いつも楽しいです。 ――次は「私は5話でスバルが「デートしようぜ!」と渾身のイケボでエミリアを誘うシーンが大好きで、何度も繰り返し見ては爆笑しているのですが、お二人は演じていて特に面白かった、笑ってしまったシーンはありますか?」。
高橋:スバルとパックがお父さんごっこをしていて、エミリアが思わず笑い出すシーンですね。テストの時は音声がかぶっても大丈夫だから心の底から笑ってしまって。本番ではその笑いは別録りでしたが、そのシーンを思い出し笑いしていました。スバルとパックの掛け合いは、面白くて大好きです。 小林:ありがとございます。本編にも面白いシーンがいっぱいあるけど、次回予告とミニアニメ『Re:ゼロから始める休憩時間(ブレイクタイム)』も楽しいですよね。『休憩時間』はどんどんコミカルになっていって、第5話でスバルとロズワールがお風呂で会話するシチュエーションのとき、子安さんが「いい湯だぁ~ね」と言った後、僕もマネして言おうとしたら笑っちゃって。しかもそれがOKテイクに(笑)。 高橋:『休憩時間』は、キャラの個性がガンガンに押し出されていて本当に面白いです。あと「粉骨アレして」も(笑)。
小林:第4話の最後でスバルが「粉骨アレして」と言った後、レムとラムが「砕身」と声を合わせて訂正するんですけど、タイミングが合わなくて。だから「粉骨アレして・ん・砕身」とリズムで覚えてやったら……。
高橋:子安さんも覚えて、そこにいる5人のキャストで一度だけそろってやったのがツボで。
小林:それで僕も「イケる!」と思ってやったら噛んじゃって(笑)。レムとラムの2人もタイミングが合わなくてやり直しに。本編はシリアスでため息をつくような展開が続くので、そういうところで楽しんでいただければ、僕らも心休まります。
小林:「ところどころでぶち切れているスバルですが、あんなぶち切れた男がいたらどう対応しますか? ひと言何て返しますか?」で。もう1つ軽めの質問で「王様になったらどういう国にしたいですか?」でお願いします。とはいえ赤﨑さんはキャスト7人のインタビューの時、「異世界に行けるとしたらどんな世界がいいですか?」の質問に対して、お金が湯水のようにあふれる世界とか言っていましたし。何となく想像つくような(笑)。
高橋:曲名の「Stay Alive」が"生き続ける"という意味だと知った時、鳥肌が立ちました。1番の歌詞だけでなく、1曲を通してもエミリアの心情が描かれていて。難しい言葉は使っていないけど、それぞれが意味深なんです。
――曲調にまず驚きました。そして歌声も大人っぽくて。
高橋:スバルと話している時、エミリアが年下に見えるシーンもありましたが、ここではスバルよりも一歩先を歩いている感じや一人の女性としての想いを詰め込めたらいいなと思って歌わせていただきました。 ――サビは情熱的にも聴こえました。
高橋:うまく歌うというよりニュアンスを優先していただいた部分もたくさんあります。エミリアの気持ちとリンクしたタイミングで流れてくれたらいいですね。
――小林さんは聴いてみていかがでしたか?
小林:1クール目のEDテーマの「STYX HELIX」も作品の世界観に沿っていたので、次にどんな曲がくるんだろうと期待していましたが、すごくいいですね。歌詞もエミリアの願いのように聴こえて。
高橋:"今はどこで何をしているのでしょう?"とか遠回しに歌っていて。歌詞の中で誰かの名前を言うことは無いけれど、わかるのではないでしょうか。最初にいただいた仮歌の方がすごく上手で、私はこんなにアーティスティックに歌えないと不安にも思いましたが、「エミリアの想いがメロディに乗せられたらいいんだ」と思えるようなキャラクターソングだったのと、エミリアは実は音痴という設定なので、肩肘張らずに歌えました(笑)。
――少女のように見えるけど、いろいろなものを抱えているエミリアの雰囲気も感じられました。
高橋:ありがとうございます。皆さんにもそう感じ取ってもらえたらうれしいです。どのお話で、どんなシーンからで流れるのか楽しみにしてくださいね。
王選候補者たちが登場する新章と衝撃の13話の見どころについて語っていただきました。また気になるオンエア前の新EDテーマ「Stay Alive」をエミリアとして歌う高橋さんに楽曲紹介やお楽しみ企画の皆さんからの質問への回答もありますよ!
目次
- 再び王都に戻った王選編は一気に新キャラが! スバルとエミリアの関係にも変化!?
- 2人のすれ違いとフェルト再登場に驚きの12話
- 2人が最近はしゃいでしまったことは?
- 作品とマッチする小林さんの座右の銘とは?
- 高橋さんが笑ってしまう、楽しいスバルとパックの掛け合いシーン
- 次回登場の高橋さんと赤﨑千夏さんへの小林さんからの質問
- 新EDテーマはエミリアの心情と感情が詰まった意味深な歌詞と歌い方に注目!?
- 13話はスバルとエミリアの心と感情がむき出しになるシーンが見どころ!
再び王都に戻った王選編は一気に新キャラが! スバルとエミリアの関係にも変化!?
――12話が先日オンエアされました。12話についての感想をお願いします。
ナツキ・スバル役 小林裕介さん(以下、小林):第3章の王選編に入って、一気にキャラが増えましたね。
エミリア役 高橋李依さん(以下、高橋):見ていて「誰が悪い人なのかな?」と推理するのが楽しいです。 小林:まだ事件は起きていないけど、今までの流れからも出てくる人が何かしら企んでいそうだと考えるのは自然ですよね。そしてここからが“エミリア編”なのかなと。彼女が頑張っていかなきゃいけない本番が始まるわけです。
高橋:徽章が盗まれるきっかけになったエピソードが始まります。
小林:でもスバルとエミリアが出会ってからまだ数日の出来事なんですよね。スバルにとっては死に戻りを繰り返しているから長い付き合いだと思っているけど、エミリアはその数日の記憶しかないから温度差もありますよね。
高橋:王選の場ということや、「またスバルがムチャをするかもしれない」と心配するエミリア、「エミリアをそばで守るのは自分だ」と張り切るスバルの関係にも変化が……。 ――あとレムがスバルにすごくデレているのも驚きました。
高橋:すごかったですね! 同じレムの言葉なのに、すっかり雰囲気が変わっていて、かわいいなと。
小林:ここから、すごくけなげなレムが! 高橋:大切にしてあげてほしいですよね。こんなに尽くしているのに、スバルは相変わらず「俺はエミリアのところに行かなきゃ」だし。
小林:第2章でもレムとラムが大好きと言っているし、その気持ちに嘘はない。でも一番はエミリアだから!
2人のすれ違いとフェルト再登場に驚きの12話
――12話での印象的なシーンやセリフを挙げるとすれば?小林:やっぱりスバルの溜まりに溜まった熱意がエミリアに通じないところですね。
高橋:第2章ではデートの約束をしたり、ひざ枕で心の闇を晴らしたりとそばにいたのに。
小林:いい感じになっていたはずなのに、違和感を感じるくらい温度差が激しくなって。視聴者の方も「確かにそうだよな」と改めて気付くんじゃないでしょうか。
高橋:スバルの想いとエミリアの想いが完全に真逆で。でもそれは、それぞれが想い合っているからで。距離の詰め方がお互いにヘタなんでしょうね。
小林:そんなチグハグ具合が見てて辛いです。
高橋:あと第1章でラインハルトに連れていかれたフェルトがまさかの再登場でビックリ! ――登場人物が一気に増えましたが、今の現場の雰囲気は?
小林:人がいっぱいで『リゼロ』の収録じゃないみたい(笑)。
高橋:章が変わるたびにキャストも変わって、新しい現場になっているんですよね。
小林:新たに登場したキャラは一人や二人じゃないし、お話もガラっと変わるから、ある意味また1話を演じるような新鮮さはあると思います。
高橋:遂に王選が始まったんだなと感じました。
――初参加の方々も多いようですがスムーズになじんで?
小林:はい。自然に。
高橋:他の現場でご一緒させていただいた先輩もたくさんいらっしゃいますし、そもそも先輩方同士仲がよくて。キャリア的にも大先輩の方々が固めてくださっているので、きゅっと引き締まった感じはあります。
2人が最近はしゃいでしまったことは?
――12話でスバルが竜車ではしゃぐシーンがありましたが最近、子供のようにはしゃいでしまったことは?高橋:以前、このインタビュー企画で「ゼロから始めたいことは?」という質問で「アルパカに会いたい!」とお答えしましたが、先日、家族と一緒にアルパカを見てきました。
小林:行ったんだ!?
高橋:本当は『リゼロ』関係のお仕事で行きたかったけど(笑)、我慢できなくてゴールデンウィークに。すごくかわいくて、お土産売り場で一番大きなアルパカのぬいぐるみを買いました。そしてそのぬいぐるみを持って、実物のアルパカの前で手を振ってきました。自分が好きなものを見ている時って本当に幸せになれるんだなと実感しました。あと私、いくらが好きで、たまにどうしても食べたくなって一人で回転寿司に行ったり。そういう時ははしゃぎますね!
小林:最近、久しぶりに男友達と4人で、家庭用ゲームで遊びました。Wii Uやファミコンとかを、お酒を飲みながら。『スーパーマリオブラザーズ』をやったら難しくて。「俺クリアできる!」とみんなテンションが上がったけど結局、全ステージクリアはできませんでした。学生の頃みたいに騒いで楽しかったです。
作品とマッチする小林さんの座右の銘とは?
――12話でアナスタシアが「カララギでは『時間とお金は価値が一緒』」とことわざを語るシーンがありましたが、好きなことわざや座右の銘は?小林:僕はずっと言い続けている座右の銘があるんですが……この作品のインタビューで言うとおもしろく聞こえちゃうかも。「失敗しても死にはしない」です。
一同:(爆笑)
小林:それが失敗したら死んじゃうんですよね(笑)。
高橋:うまい!
小林:怖いことやヤバいことがあっても死にはしないだろうと。
高橋:スバルを演じているから、説得力が上がったかも。私がお仕事をする上で心がけているのは、自分が目標としている先輩に近づきたいなら、先輩が今の自分と同じ年だった頃の姿を見るということです。現在の先輩の姿ばかりを見るのではなく、通ってきた道も見たほうがいいというアドバイスをいただいて。先輩もすぐにすごくなったわけじゃないし、今の自分と先輩の同じ頃を比べてどこが違うのかを知ることも大切だよ、と教えていただいたことはありがたかったです。
高橋さんが笑ってしまう、楽しいスバルとパックの掛け合いシーン
――記事をご覧になった皆様から募集した質問へのご回答をお願いします。まず「収録現場でムードメーカー的な存在の声優さんはいますか?」。高橋:ロズワール役の子安(武人)さんですね。
小林:確かに!
高橋:アフレコ現場では席が隣で、いっぱいおもしろいお話をしてくださって。
小林:お話はおもしろいし、キャラもコミカルなのも相まって。
高橋:先輩なのに話しかけてくださって、いつも楽しいです。 ――次は「私は5話でスバルが「デートしようぜ!」と渾身のイケボでエミリアを誘うシーンが大好きで、何度も繰り返し見ては爆笑しているのですが、お二人は演じていて特に面白かった、笑ってしまったシーンはありますか?」。
高橋:スバルとパックがお父さんごっこをしていて、エミリアが思わず笑い出すシーンですね。テストの時は音声がかぶっても大丈夫だから心の底から笑ってしまって。本番ではその笑いは別録りでしたが、そのシーンを思い出し笑いしていました。スバルとパックの掛け合いは、面白くて大好きです。 小林:ありがとございます。本編にも面白いシーンがいっぱいあるけど、次回予告とミニアニメ『Re:ゼロから始める休憩時間(ブレイクタイム)』も楽しいですよね。『休憩時間』はどんどんコミカルになっていって、第5話でスバルとロズワールがお風呂で会話するシチュエーションのとき、子安さんが「いい湯だぁ~ね」と言った後、僕もマネして言おうとしたら笑っちゃって。しかもそれがOKテイクに(笑)。 高橋:『休憩時間』は、キャラの個性がガンガンに押し出されていて本当に面白いです。あと「粉骨アレして」も(笑)。
小林:第4話の最後でスバルが「粉骨アレして」と言った後、レムとラムが「砕身」と声を合わせて訂正するんですけど、タイミングが合わなくて。だから「粉骨アレして・ん・砕身」とリズムで覚えてやったら……。
高橋:子安さんも覚えて、そこにいる5人のキャストで一度だけそろってやったのがツボで。
小林:それで僕も「イケる!」と思ってやったら噛んじゃって(笑)。レムとラムの2人もタイミングが合わなくてやり直しに。本編はシリアスでため息をつくような展開が続くので、そういうところで楽しんでいただければ、僕らも心休まります。
次回登場の高橋さんと赤﨑千夏さんへの小林さんからの質問
――インタビュー連載に次回登場するのは高橋さんとフェルト役の赤﨑千夏さんです。小林さんにお二人へのリレー質問をお願いします。小林:「ところどころでぶち切れているスバルですが、あんなぶち切れた男がいたらどう対応しますか? ひと言何て返しますか?」で。もう1つ軽めの質問で「王様になったらどういう国にしたいですか?」でお願いします。とはいえ赤﨑さんはキャスト7人のインタビューの時、「異世界に行けるとしたらどんな世界がいいですか?」の質問に対して、お金が湯水のようにあふれる世界とか言っていましたし。何となく想像つくような(笑)。
新EDテーマはエミリアの心情と感情が詰まった意味深な歌詞と歌い方に注目!?
――ちなみに2クール目のED曲はエミリアのキャラソンになると発表されました。どんな曲ですか?高橋:曲名の「Stay Alive」が"生き続ける"という意味だと知った時、鳥肌が立ちました。1番の歌詞だけでなく、1曲を通してもエミリアの心情が描かれていて。難しい言葉は使っていないけど、それぞれが意味深なんです。
――曲調にまず驚きました。そして歌声も大人っぽくて。
高橋:スバルと話している時、エミリアが年下に見えるシーンもありましたが、ここではスバルよりも一歩先を歩いている感じや一人の女性としての想いを詰め込めたらいいなと思って歌わせていただきました。 ――サビは情熱的にも聴こえました。
高橋:うまく歌うというよりニュアンスを優先していただいた部分もたくさんあります。エミリアの気持ちとリンクしたタイミングで流れてくれたらいいですね。
――小林さんは聴いてみていかがでしたか?
小林:1クール目のEDテーマの「STYX HELIX」も作品の世界観に沿っていたので、次にどんな曲がくるんだろうと期待していましたが、すごくいいですね。歌詞もエミリアの願いのように聴こえて。
高橋:"今はどこで何をしているのでしょう?"とか遠回しに歌っていて。歌詞の中で誰かの名前を言うことは無いけれど、わかるのではないでしょうか。最初にいただいた仮歌の方がすごく上手で、私はこんなにアーティスティックに歌えないと不安にも思いましたが、「エミリアの想いがメロディに乗せられたらいいんだ」と思えるようなキャラクターソングだったのと、エミリアは実は音痴という設定なので、肩肘張らずに歌えました(笑)。
――少女のように見えるけど、いろいろなものを抱えているエミリアの雰囲気も感じられました。
高橋:ありがとうございます。皆さんにもそう感じ取ってもらえたらうれしいです。どのお話で、どんなシーンからで流れるのか楽しみにしてくださいね。
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(C) 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会