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声優
神谷浩史さん、森田成一さん出演の『仮面ライダードライブ』ドラマCDが発売! お二人からのコメントも!
2014年に放送された特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』のドラマCD「『ドライブサーガ』仮面ライダーマッハ 夢想伝」が発売! ドラマCDにはゴルドドライブ役の森田成一さんをはじめとするテレビドラマと同じキャストに加え、オリジナルキャラクター・ヒュプノス役として声優の神谷浩史さんが出演しています。
さらに、CDの発売にあわせて、アフレコ後の神谷さんと森田さんよりそれぞれコメントが到着しました。「仮面ライダー」や「悪役」について、たっぷりと語って頂いています。
また、アニメイトでの発売記念イベントが緊急決定! 森田さんと、『仮面ライダードライブ』のテレビシリーズをはじめ、ドラマCDの脚本も担当した三条陸さんのトークショーがアニメイト横浜で開催されます。こちらの詳細も記事の最後に掲載していますので、ぜひ最後まで目を通してください!
神谷浩史さんが語る正しい『仮面ライダー』との向き合い方とは
――オリジナルキャラクターとなるヒュプノスの紹介をお願いします。
ヒュプノス役・神谷浩史さん(以下、神谷):本作ではヒュプノスという人工知能の声を担当させていただきました。『仮面ライダードライブ』の世界観においては、人工知能が有り得る世界観なので、その一環だと考えていただければ分かりやすいと思います。今回、本編で四散してしまったチェイスを復活させる方法をヒュプノスが編み出し、それにちなんで本編が進んでいくといった流れです。本作におけるヒュプノスは、仮面ライダーマッハこと詩島剛の相棒的なポジションですね。僕はチェイスが物凄く好きなので、そのチェイスが復活するためのキーとなる役柄を演じられるのは非常にありがたく思いました。
――神谷さんは過去に『仮面ライダー』作品に出演されていますが、この度はドラマCDのオリジナルキャラクターということで、出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
神谷:嬉しかったですね。本編に参加する場合『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』みたいな形だと分かりやすいと思うんですけど、それ以外で本編に関わるのは声優にとってハードルが高いと言いますか、実は僕の中で違和感があるんです。やっぱり顔出しの皆さんが演じられていて、その中で声を専門にしている人間が関わるというのは僕個人のスタイルとしては考えさせられます。『仮面ライダー』において彼らのメンタルは人間で、そういうもの同士が戦ったりして魅せるドラマなので、そこに声を専門にしている人間が声をあてるのは、僕個人の考えとしては違和感があると思っているんです。なので、今回のドラマCDで人工知能のポジションとして関われるのは、すごく正しいアプローチだなと思い、すんなりと受け入れることができましたね。
蛮野天十郎役の森田(成一)君は元々『仮面ライダードライブ』に顔出しをしていて声優も務めているので、その関わり合い方としては納得ができるんです。でも声だけで出てきた敵だったり、いちライダーだったりすると、動いている部分を僕は担えないので、どうしても溝が生まれるんですね。なので本編を見ていてビックリしたんですけど、森田君は声優として理想的な関わり合い方をしていたので羨ましかったんです。そして、どうすれば正しくライダーのお仕事に関われるのかなと思っていたところに、今回のドラマCDのお話をいただいたので感激しています。もちろん今みたいな話をしましたけど、本編の方に声だけで出演してくださいと言われたら、喜んで出ますけどね!(笑)
――収録を終えた感想をお願いします。
神谷:ヒュプノスは難しかったですね。人工知能なので感情表現がどこまでの幅なのか、収録前に相談させていただきました。「ある程度の感情表現はできます。でも過剰な表現はズレてくるので、そこは抑えてください」というディレクションを受けましたが、本編の中でだいぶ感情を露わにするシーンがあるんです。でも、それは蛮野博士の方から「痛がり方だけは真に迫っているな」という台詞をいただいていたのでこれは痛がっていいんだなと、こちらの方で加減をコントロールさせていただきました(笑)。基本的には元がAIなので、感情表現の幅を考えながらアプローチしましたね。
やっぱりAI、ロイミュードに対する警戒心はどうしても拭えないんです。一概に全員が敵とは言えませんが、やっぱり警戒すべき相手じゃないですか。だから出てきた瞬間に「こいつ敵なのか味方なのか、分からない」というところからスタートした方が早いと思ったんです。微妙なさじ加減もこちらに任せていただいたので、そういったアプローチで演じさせていただきました。
――アフレコで大変だった点や工夫された点はありますか?
神谷:ヒュプノスが説明役を担っている部分が大きかったので「現在○○な理由で我々は○○しています」という内容を、AIなりに人間に対して分かりやすく説明しなければいけないことが苦労した点かと思います。言っていることも難しかったですしね。
――逆に演じていて楽しかった点はありますか?
神谷:ネタバレになっちゃうけど……まぁいっか(笑)。仮面ライダーマッハ、並びにチェイサーを変身させるギミックとして今回、ヒュプノスがその一役を担うシーンがあるんですけど、そこはドライバーになりきって必殺技や変身の掛け声等を演じさせていただきました。もちろん、本編のニュアンスも大事にすべきだと思いますが、与えられた役割が先述のような存在なので、そこからあまりズレることなく、あくまでヒュプノスがその役を担っているところをベースに置いて演じさせていただきました。でもある意味、本編で言うところのベルトの役割を担えたので、演じていて楽しかったです。
――最後にファンの皆さんへ聞き所を含めたメッセージをお願いします。
神谷:聞き所は全部です。音だけですが、剛とチェイスが会話をしているシーンがもう一度再現されますし、りんなさんも登場します。一部ではありますが『仮面ライダードライブ』の世界をドラマCDで再現しているので、そこは本編が好きだった方は喜んでいただけるんじゃないかなと思います。もちろん、急にドラマCDから入るとハードルが高いと思いますが、本作をきっかけに本編を見てくれたら嬉しいですし、『仮面ライダードライブ』は手放しで面白い作品です。ぜひ『仮面ライダードライブ』という作品をご覧になった方も、まだご覧になっていない方にも、再認識していただくための一枚としてお手にとっていただければ幸いです。
――ありがとうございました。
ヒーローの裏側で見出した、ゴルドドライブ役・森田成一さんの悪役の美学
――およそ一年ぶりに蛮野天十郎を演じることが決まったときの感想をお聞かせください。
蛮野天十郎/ゴルドドライブ役・森田成一さん(以下、森田):いつも通りの蛮野天十郎なんですけど、本編以上にコロコロいろんなところを変えていきました。時間も経過しているので、蛮野自体より凶悪になっていく部分を注意しながら演じました。本編のときもですが、悪役は無惨じゃなければいけないと思っているんです。無惨だからこそ悪であると思いますし、無惨さを出すためにはどこまで狂っていけるのかという部分が重要なんだと思います。
それがあるからこそヒーローたちが光ると思いますし、僕も他作品でヒーローを演じるときがあるので、その経験から逆に悪役を見てきた結果「こういう悪役だとヒーローはこういう風に輝かせてもらえるんだ」と理解もできます。それを蛮野天十郎にフィードバックして作って、そこから自分なりに「こうだったら仮面ライダーがカッコ良くなるだろうな」と存分に考えて演じることはできたのかなと思います。
――収録を終えた感想をお願いします。
森田:同じ日に収録をしたお三方(稲葉友さん、上遠野太洸さん、吉井怜さん)から、ドラマCDの収録は初体験とお聞きしていましたが、当日はかなり緊張されていたようですね。僕はよく収録をするので「蛮野天十郎のテンションがキツいな~」とだけ思いながら来たんですけど、いざ始まるとナチュラルな演技やチームワークの良さが心地よくて、僕が3人に世界観を作ってもらったなと思いました。その3人が本編で長い間演じてきた上で持っている世界観の中に、僕がすんなりと入っていけたんです。3人は僕に引っ張ってもらったと話していましたが、僕としては逆に引っ張ってもらったと思いました。
――アフレコで工夫した点や苦労された点はありますか?
森田:本編のときから蛮野天十郎は台詞を踊らせながら、極端な雰囲気で演じていました。今回、スタッフの方から「もっともっと!」と言っていただきましたが、今回はドラマCDなので本編以上にテンションを上げて良かったのか悩みどころではありました。音だけの世界となると映像での補完がないので、更にもっと踏み込んだところで演じるのはどうなんだろうと思っていましたね。僕が実際に本編のアフレコをするときは、ゴルドドライブを演じてくださっているスーツアクターの方に合わせるんですけど、その部分が全部なくなったんです。でも、自分の想像の中の蛮野天十郎やゴルドドライブ、僕の思っている動きを素直に表現できたので、本編とドラマCDで僕の納得する形になったかと思います。すごく自由に演じさせていただきましたし、スタッフ・キャストの皆さんも受け入れてくださったので、非常に嬉しかったです。
――蛮野天十郎はカロリーの高い役どころではありますが、演じてみて大変だった点や工夫された点はありますか?
森田: いつも通りの蛮野天十郎なんですけど、本編以上にコロコロいろんなところを変えていきました。時間も経過しているので、蛮野自体より凶悪になっていく部分を注意しながら演じました。本編のときもですが、悪役は無惨じゃなければいけないと思っているんです。無惨だからこそ悪であると思いますし、無惨さを出すためにはどこまで狂っていけるのかという部分が重要なんだと思います。
それがあるからこそヒーローたちが光ると思いますし、僕も他作品でヒーローを演じるときがあるので、その経験から逆に悪役を見てきた結果「こういう悪役だとヒーローはこういう風に輝かせてもらえるんだ」と理解もできます。それを蛮野天十郎にフィードバックして作って、そこから自分なりに「こうだったら仮面ライダーがカッコ良くなるだろうな」と存分に考えて演じることはできたのかなと思います。
――本作における蛮野天十郎の聞き所を教えてください。
森田:今回の台本の中では、どうしてヒュプノスを残したのかを語る場面があるんです。そこを昔のタブレットのときの優しさのある蛮野から今の蛮野に戻っていくところが、僕にとってこだわったところですね。非常に長台詞だったんですけど、そこが僕の中ではキーポイントです。穏やかな部分と狂気の部分を自在にどんどん出していける蛮野天十郎を皆さんに知っていただきたかったので、そこを聞いていただければ嬉しいなと思います。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
森田:いつも蛮野天十郎を応援してくださってありがとうございます! 応援なのか何なのか、Twitterでは「素晴らしい悪役でした!」「素晴らしい外道でした!」という褒めているのか貶しているのか分からないメッセージをたくさんいただいており、悪役冥利に尽きております(笑)。僕は最後の最後ですんなり入ってきましたけど、それもこの『仮面ライダードライブ』のスタッフ・キャスト陣がしっかりとした座組の中、すごく動きやすい現場を作ってくださったからだと思いますし、とても感謝しています。
『仮面ライダードライブ』ファンの皆さんは本編のドラマを見ながら、肌感として座組の良さをテレビの向こうで感じてくださっていたと思います。それは番組が終わって一年経った今でもずっと脈づいているのだと、ドラマCDに出演させていただき強く思いました。今後、どのような展開が待っているか分かりませんけど、ぜひ『仮面ライダードライブ』を忘れないでください。いつか僕も何かの形で蛮野天十郎、そしてゴルドドライブとして復活したいなと思っております。これからも『仮面ライダードライブ』の応援をよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
ドラマCD『ドライブサーガ』仮面ライダーマッハ 夢想伝 商品概要
【発売日】2016年11月30日(水)
【価格】3,000(税抜)/3,240(税込)
【品番】MOKR-0002
【JAN コード】4961524963560
【仕様】CD
【出演】
詩島剛:稲葉友
チェイス:上遠野太洸
沢神りんな:吉井怜
ゴルドドライブ:森田成一
ヒュプノス:神谷浩史 他
【原作】『仮面ライダードライブ』
【発売元】東映株式会社
【販売元】株式会社ムービック
【商品内容】
2014年に放送された特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』がドラマCD化。
「俺はあの日を……あの瞬間を絶対忘れねえ!」ロイミュードとの戦いで、剛のために命を落としたチェイスのコアの復元が可能かもしれない。りんなに呼ばれた剛は、蛮野博士が残した人工知能ヒュプノスと出会う。ヒュプノスの助けで、剛はチェイスと夢の中で再会し――!? テレビシリーズの後日談を、三条陸の書き下ろし脚本による完全新作音声ドラマとしてお届けします。
【アニメイト予約特典】
スペシャル座談会CDアニメイト版(稲葉友・上遠野太洸・吉井怜・森田成一・神谷浩史)※神谷浩史はメッセージ出演。
イベント概要
【イベント名称】ドラマCD「『ドライブサーガ』仮面ライダーマッハ 夢想伝」発売記念イベント
【開催日時】2017年2月11日(土)
【開演時間】(1)開演15:00(予定)/(2)開演17:00(予定)
【開催場所】
アニメイト横浜
神奈川県横浜市西区高島 2-12-12 ヨコハマプラザホテル 4F http://www.animate.co.jp/shop/shop_east/yokohama/
【出演】ゴルドドライブ役:森田成一様・脚本:三条陸様
【参加条件】
ドラマCD「『ドライブサーガ』仮面ライダーマッハ 夢想伝」を全国のアニメイトでご購入いただいたお客様に応募券をさしあげます。イベント(1)(2)のうち、ご希望のイベントにご応募いただき、抽選でご招待します。
参加方法の詳細
【応募期間】2016年11月29日(火)~2017年1月31日(火)
(C) 2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映