『僕のヒーローアカデミア』佐倉綾音さん・悠木碧さんら、ヒーロー科1-A女子が集結! ヒロアカ初の女性声優だけのトークショー開催
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』2期第1クール「雄英体育祭編」一挙上映イベント&トークショーより公式レポート到着!
ヒロアカ初の女性キャスト陣だけのトークショー。佐倉さんは「楽屋が女子校のようで凄かったです!」と、イベント前からすでに盛り上がっていた打ち合わせ時の様子を語り、井上さんは「これまでの『ヒロアカ』のイベントに来てくださるファンは女の子が多かったと聞いていたのですが、今日は男性も女性もたくさん。半々くらいかな? ファンの皆さんの顔をようやく見ることができて嬉しいです。」とコメント。
佐倉さんが「アニメヒロアカの放送を見てくれていますか?」と質問すると、満員の会場のほぼ全員が手を挙げ、それを見たキャスト陣は声をそろえて「ありがとうございます!」と御礼。そこから女子会トークらしい賑やかで和気あいあいとした雰囲気でトークショーがスタートしました。
まず、アフレコ現場の雰囲気について、井上さんが「とにかくキャラクターが多いので、キャスト陣もたくさんいて現場はすごく賑やかです。キャラクターがたくさん登場するぶん、実は兼役をされるキャストさんが多いんです。」とコメント。
そこから、葉隠に加えプロヒーローのMt.レディの声も務める名塚さんは「今日は葉隠役の名塚佳織として来ました(笑)。」と話し、続けて「芦戸三奈役…そして飯田天哉の母役の喜多村英梨でございます。天哉~。」(喜多村さん)、「轟くん(轟焦凍/声:梶裕貴)の子供の頃の声と、あと轟くんのお姉さんの声もやっていますから、轟家はだいたいできます(笑)。」(真堂さん)と秘話が披露されました。
佐倉綾音さん演じる「麗日お茶子」について
続いて、6人が演じる各キャラクターと、キャスト陣が考える自身のキャラクターのアピールポイントの紹介へ。「無重力(ゼログラビティ)」の個性を持つ「麗日お茶子」について、先日放送された、お茶子と爆豪勝己(声・岡本信彦)とのバトル回の話になると、ゲスト陣も一斉に「あの回は良かった!」と同意。
喜多村さんは「お茶子は、最初は天真爛漫なキャラクターだと思っていたのですが、関西方面の女性ならではの気の強さが現れていた。熱いストーリー展開にグッとくるし、とても盛り上がりました。」と感想を述べました。お茶子を演じる佐倉さんは「あの爆豪くんとの戦いは、岡本さんも私も記憶が飛ぶくらいの感覚で演じました。熱量のあるシーンを演じる時、普通は喉の負担を考えて、1回で収録することが多いのですが、スタッフの希望で、何度も集中して撮り直しました。喉が擦り切れた時の声を使われたりしたのですが、その生々しさが良いと言われたのがとても嬉しく印象に残っています。」と収録時の思い出を振り返りました。
キャラのアピールポイントは「家族想い」。家族のためにヒーローになるという目標を持つお茶子の気持ち、そして爆豪との戦いの後に父親と電話をするシーンなどを挙げ、「家族を大切にするところに共感します。」(佐倉さん)と話してくれました。
悠木碧さんさん演じる「蛙吹梅雨」について
続いてのキャラ、「蛙」の個性を持つ「蛙吹梅雨」について悠木碧さんは、個性と同じく「かえる」というアピールポイントを挙げました。「カエルで、女の子で、こんなに可愛いデザインは他に無いと思います。キャラクター性としても可愛いのですが、かえるであることが彼女の一番の良さなのかなと思います。」と魅力を解説。すると、他のゲスト陣も、「コミックを読んで、一番インパクトに残ったのが梅雨ちゃん!」と同意しました。
そんな梅雨ちゃんを演じるにあたり悠木さんは、「色々なカエルの鳴き声を研究しました。基本はアマガエルの可愛いらしい鳴き声のイメージで演じているのですが、さじ加減が難しくて、だんだんガマガエルの鳴き声になってしまうんです……。」と、演じる際の裏話を語りました。
続いて、「創造」の個性を持つ「八百万百」について井上さんが紹介します。キャラクターのイラストがスクリーンに映し出されると、大きな胸を強調するかのように大きく前を空けたヒーローコスチュームについて話題が集中。「ちゃんと意味があるコスチュームなんです!」と井上さんは力説。「八百万は、自分の脂質をいろんな物質に変えて、生物以外の物を創り出して体から取り出すため、露出が多いんです。」と語りました。
そして、その八百万のアピールポイントとしては、「純粋培養」を挙げました。「育ちの良い女の子。お金持ちの名門の家に生まれたエリートで、恵まれた環境で育っています。最初はツンツンした怖いイメージかと思っていたのですが、そんなことはなく、純粋で汚れが無い子。育ちが良いゆえの天然さがあるのが八百万の可愛いところです。」とキャラクターの魅力を語りました。しかしその直後に「ただ、やっぱり八百万のアピールポイントは、やおよろっぱいですね(笑)!」と言うと会場は爆笑の渦に。
喜多村英梨さん演じる「芦戸三奈」について
そして、「酸」の個性を持つ「芦戸三奈」について喜多村さんは、「ハイテンションでムードメイク女子担当」とアピールポイントを語ります。「ギャルでハイテンションなキャラクターです。明るいし誰とでも話すので、いまのところ本編よりも“ドラマCDで活躍する女”だと思っています。」とコメント。また、第1期の打ち上げで、原作者の堀越耕平先生よりキャスト全員にキャラクターのイラスト入りの色紙がプレゼントされた際、喜多村さんの色紙にはバトルで芦戸がまだ活躍できていないことへのお詫びも書かれており、そして「(喜多村さんの)声を聴いて芦戸のキャラクターが固まりそうです。」とのメッセージもただいたとのこと。「「酸」という、なんでも溶かす個性もかなり強い能力なので、今後の活躍を期待してほしいです。」と意気込みを語りました。
真堂圭さん演じる「耳郎響香」について
続いて、「イヤホンジャック」の個性を持つ「耳郎響香」について、キャラクターを演じる真堂さんは、「耳郎は、心音を大音量で相手に流し込んで攻撃する能力を持ったキャラ。破壊力はあるし、実際強い個性だと思うのですが…ちょっと地味なんですよね。」と紹介。ロックテイストでクールに見える耳郎ですが、真堂さんが考えたキーワードは「乙女」。「ああ見えて内心は女の子らしくて、体育祭で女子全員でチアガールをやった時も、人一倍恥ずかしがってふてくされていたり、お化けが怖かったり…。カッコよさと可愛らしさをうまく演じられればと思っています。」とキャラクターの魅力を語りました。
名塚佳織さん演じる「葉隠透」について
そして、「透明」の個性を持つ「葉隠透」について名塚さんは、「姿は見えませんが(笑)、明るくて、正統派女子高生という感じがします。芦戸三奈と同じく“ドラマCDで活躍するキャラクター”(笑)。テンションが高い一面が描かれています。」と解説。アピールポイントは「存在感」。姿が見えないながらも、どんな表情や姿をしているのか、とても気になる存在として登場します。「第1クールのエンディングでは逆に目立つ形で登場しています。見えないからこその存在感があるので、演じる上でも、その存在感を出していきたいですね。」と語りました。
女性キャスト全員がそれぞれ自身の演じるキャラクターの印象や演じ方を披露する貴重な場とあって、会場のファンは6人のトークに笑いつつもまっすぐに聞き入っていました。
さらにイベントは大盛り上がり!
続いてのコーナーは、「ヒロアカ塗り絵チャレンジ」最優秀作品の発表。「毎月16日はヒーローデー」と題して様々な企画を展開しているヒロアカ。5月のヒーローデーで募集した、エンディングムービーの1シーンの原画の塗り絵を募集し、見事最終候補に選ばれた5作品をステージで披露されました。っこのトークショーに登場した6名のキャストが演じるキャラクターの塗り絵ということで、最優秀作品は6人が決定。様々なテイストの塗り絵イラストの中から、淡い色合いで描かれた6人とその背景にアニメの名場面の写真が散りばめられた作品が選ばれました。原画を担当としたキャラクターデザイン補佐を務める小田嶋瞳さんもこの作品を評価したとのことで、その力作に会場から惜しみない拍手が贈られました。
続いて、7月8日(土)からいよいよ始まる第2クールに向けて、新キービジュアルが初公開されました。新たなコスチュームに身を包んだ主人公・緑谷出久と、新たな敵(ヴィラン)“ヒーロー殺し”ステイン、宿敵・死柄木弔が描かれ、これから繰り広げられる戦いを予感させるシャープな雰囲気のイラストが公開されると、観客から大きな歓声が起こりました。
声優陣からのメッセージ
賑やかなガールズトークは、あっという間に終演の時間に。最後は、キャスト陣より感謝の気持ちが語られました。
名塚佳織さん:「今回、初めてイベントに参加させて頂きました。葉隠について話すことが今まで無かったので、すごく嬉しかったです。また、『ヒロアカ』のイベントや、アニメ本編で皆様とお会いできたらと思っています。今日はありがとうございました。」
真堂圭さん:「こうして1-A組の女子が集まって、わいわいと女子ならではの賑やかなイベントになって、すごく楽しめました。2期の残りのアフレコもこれから頑張っていきたいと思います。宜しくお願いします。」
喜多村英梨さん:「天哉の母でございます(笑)。これからも天哉をどうぞ宜しくお願いいたします!いやいや、あ・し・ど・み・な、以上です!(笑)」
井上麻里奈さん:「2期はここから2クール目が始まりますが、まず描かれるステイン編の後には、期末試験編が待っています。「八百万:ライジング」(※原作コミックス第8巻収録)を演じられるのが今からすごく楽しみです。自分の出来る限りをもって精一杯演じたいと思っています。これからもヒロアカの応援を宜しくお願いいたします。」
悠木碧さん:「このチームでイベントができてすごく楽しかったです。このイベントのことをお母さんにどうやって話そうかなあってワクワクしています(笑)。皆さん、今日は来てくれてありがとうございます。これからも『ヒロアカ』を宜しくお願いいたします。」
佐倉綾音さん:「来週7月8日(土)から始まる2期の2クール目も、ぜひ引き続き応援をお願いしたいですし、今日いただいた皆さんの声援や笑顔で、私達も引き続きアフレコを頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございました。」
最後は、ヒロアカのイベントではすっかりお馴染みとなった「更に向こうへ!」の掛け声にあわせ、会場全員で「Plus Ultra(プルスウルトラ)!」と叫び、トークイベントは大盛況のうちに終了しました。
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』は、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットで毎週土曜夕方5:30放送(※一部地域を除く)。7月8日(土)より、第2クールの放送が遂にスタートします。
作品情報
アニメ『僕のヒーローアカデミア』
TVアニメ新シリーズ
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット
毎週土曜夕方5時30分放送!※一部地域を除く
7月8日(土)より第2クールスタート!
●イントロダクション
『僕のヒーローアカデミア』は、週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の堀越耕平によるコミックス累計発行部数が1000万部超の人気コミックを原作としたTVアニメ。舞台は総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを目指して、ヒーロー輩出の名門・雄英高校に通う少年・緑谷出久の成長、戦い、友情のストーリーが繰り広げられていく。そんな本作は「ドラゴンボール」「ONE PIECE ワンピース」「NARUTO-ナルト-」といった「友情・努力・勝利」の系譜を継ぐ、“新世代”ジャンプ王道。その“ヒロアカ”のTVアニメ新シリーズが、現在読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットにて毎週土曜夕方5:30に放送中!ヒーローを目指す少年たちの熱いドラマが繰り広げられている!
●ストーリー
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。
ヒーロー候補生たちがぶつかり合うビッグイベント「雄英体育祭」を終えた出久たちは、続いて雄英の授業の一環としてプロヒーローの下での「職場体験」に臨むことになり、出久はオールマイトの師匠・グラントリノと出会う。その一方で、敵(ヴィラン)の死柄木弔は、“ヒーロー殺し”の異名を持つステインを仲間に引き入れようと接触。そして、ステインに兄を再起不能にされた飯田天哉はステインに対し憎悪を募らせていた。
ヒーローをまっすぐに目指す出久、兄の仇・ステインを狙う飯田、自らの脅威を世間に知らしめんとする死柄木、社会を正すためにとヒーローに凶刃を振るうステイン、さらに死柄木の背後に潜む謎の存在…。それぞれの「正義」と「悪意」をつらぬく、“ヒーロー”と“敵(ヴィラン)”の戦いが動き出す!
●スタッフ
原作:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:長崎健司
シリーズ構成:黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン補佐:小田嶋瞳
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:ボンズ
第2クールオープニングテーマ:「空に歌えば」amazarashi(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
第2エンディングテーマ:LiSA「だってアタシのヒーロー。」(SACRA RECORDS)
●キャスト
緑谷出久:山下大輝
爆豪勝己:岡本信彦
麗日お茶子:佐倉綾音
飯田天哉:石川界人
轟焦凍:梶裕貴
蛙吹梅雨:悠木碧
八百万百:井上麻里奈
切島鋭児郎:増田俊樹
相澤消太:諏訪部順一
ステイン:井上剛
死柄木弔:内山昂輝
グラントリノ:緒方賢一
オールマイト:三宅健太
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