映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を初見で楽しむ5つの要素を紹介!『ドラゴンボール』『ガンダム』『エヴァ』ファンを虜にする魅力とは
「アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!」と煽られても、そもそも『アベンジャーズ』はおろかマーベル・シネマティック・ユニバース(アイアンマンなど)を見たことがないという人。
「過去10年分の作品を見る時間なんてない」とお忙しい人。
「過去のシリーズを知らないから楽しめないんじゃないの?」と不安な人。
「何かキャラクターとか設定が複雑な気がする…」と食わず嫌いになってしまっている人。
「日本のアニメとか漫画は好きだけど、アメコミってちょっとね…」という日本大好きな人。
2018年4月27日(金)の全世界同時公開で盛り上がるファンをよそに、冷めている人も少なからずいると思います。
でも、ちょっと待ってください。
マーベルが10年間かけて作り上げた世界観の集大成を、そんな理由で見逃すのは勿体ないです。
そこで、この記事では本作がどんな人でも楽しめる作品だということを、前述の不安を解決しつつアピールしたいと思います。
キャラクターや設定が複雑そう
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はマーベル・スタジオの10年間・18作品の総決算でもあり、たしかに主要キャラクターだけでも20人を超えます。
さすがにこれまでシリーズに触れたことのない人が、全部の関係性を把握するのは難しいと思います。
しかし、物語の骨子はかなりシンプルな設定です。少し視点を少し変えて、日本人なら『ドラゴンボールZ』に例えると理解しやすいかもしれません。
サノス → フリーザ
ブラック・オーダー(サノスの配下4人組) → ギニュー特戦隊
アベンジャーズ → 孫悟空やベジータたち
インフィニティ・ストーン → ドラゴンボール
【6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン(ドラゴンボール)を巡って、悟空やベジータ(アベンジャーズ)がフリーザ(サノス)たちと激しい戦いを繰り広げる】
これだけ理解していれば本作を見る予備知識としては十分。あとは圧倒的なビジュアルとストーリーに身をゆだねましょう。
キャラクターになじめない
日本のアニメやマンガ、特撮になれた方には、たしかにアメコミのヒーローは取っつきにくいかもしれません。そういう方にはアイアンマンとかスパイダーマンといったメジャーなヒーローから入ると良いかもしれません。
本作のアイアンマンはナノテクノロジーを駆使して、様々なガジェットを使って戦います。
腕がロックマンのロックバスターのようになったり、νガンダムのフィン・ファンネルのような装置からビームを発射するなど、これでもかというくらい様々な装備が飛び出します。
さらにトニー・スターク(アイアンマンの中の人)はスパイダーマンのために特別スーツを開発してあげて、それもかなりのハイテクスーツ。
様々なガジェットが出てくる様子を見ているだけでも、きっとワクワクできるはずです。
余談ですが、映画とは別の世界のエピソードでにはなりますがコミックスではOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した「デンドロビウム」そっくりの兵器を身に着けたアイアンマンや、「エヴァンゲリオン」っぽいスパイダーマン(同級生はGAINAXの作品っぽいキャラが多数!)が登場するエピソードもあります。
「iron man dendrobium」や「spiderman evangelion」で検索すると景気の良いキャラクター画像が見られますので、時間がある時にチェックしてください。
美女やイケメンに癒されたい
ここまで読んで「メカとか好きじゃない。生身のキャラクターに癒されたい」という人もいるかと思います。
そんな貴方にこそ『アベンジャーズ』に触れてほしいです。
イケメン天才科学者 → アイアンマン(トニー・スターク)
破天荒かつ豪快な神様 → ソー
やんちゃな高校生 → スパイダーマン(ピーター・パーカー)
金髪美人エージェント → ブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)
あたりは序の口。
至高の魔術師 → ドクター・ストレンジ(ドクター・スティーヴン・ストレンジ)
二足歩行する毒舌凶暴アライグマ → ロケット
反抗期の生きた“木” → グルート
などバラエティ豊か過ぎるキャラクターが登場し、それぞれに見せ場がある大盤振る舞い。かならず気になるキャラクターが見つかるはずです。
世間の評価が気になる
食べログの評価でお店選びをする人もいる昨今、他人の評価というのは気になって当然かもしれません。
ご安心ください。
海外の有名な映画評論サイト「Rotten Tomatoes」でも86%の人が高評価という状況です(執筆時点)。
https://www.rottentomatoes.com/m/avengers_infinity_war
また、Twitter上でも賞賛の声が多数寄せられており、映画としての評価の高さも伺えます。
世界でも高評価であることが分かれば、安心して映画館に足を運べるのではないでしょうか?
字幕を追うのが苦手
息つく間もない展開が続く本作では、字幕を追うのが苦手な人は吹替え版がオススメです。人気ヒーローが集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は吹替えの声優も正にアベンジャーズなドリームチーム!
●アイアンマン → 藤原啓治さん
【主な出演作】
『ストライクバック』
『トランスポーター・ザ・シリーズ』
『ハンニバル』
『ジャッジ・ドレッド』
『シャーロックホームズ』など
●ソー → 三宅健太さん
【主な出演作】
『猿の惑星 新世紀』
『ハンガーゲーム2』
『ER緊急救命室』
『ワイルドスピード』
『CSI:ニューヨーク2』など
●ハルク → 宮内敦士さん
【主な出演作】
『スター・トレック』
『ホワイト・ハウス・ダウン』
『スーサイド・スクワッド』
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
『バイオハザードV リトリビューション』など
●キャプテンアメリカ → 中村悠一さん
【主な出演作】
『マスケティアーズ パリの四銃士』
『ハンガーゲーム』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『イタズラなKiss』
『パシフィック・リム:アップライジング』など
●サノス → 銀河万丈さん
【主な出演作】
『スパイダーマン2』
『GODZILLA』
『刑事コロンボ』
『ランボー』シリーズ
『CSI:科学捜査班』など
●ドクターストレンジ → 三上哲さん
【主な出演作】
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
『新ビバリーヒルズ青春白書3』
『スター・トレック・イントゥ・ダークネス』
『CSI:ニューヨーク8』
『アイアン・フィスト』など
●スパイダーマン → 榎木淳弥さん
【主な出演作】
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』
『ヴァンパイア・アカデミー』
『ラスト・ワールド』
『超能力ファミリーサンダーマン シーズン2』など
●ブラックパンサー → 田村真さん
【主な出演作】
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
『サボタージュ』
『SUPERGIRL』
『ブロードチャーチ シーズン1・2』
『ストライクバック シーズン2・3』など
●ロキ → 平川大輔さん
【主な出演作】
『ホビット 決戦のゆくえ』
『ホビット 竜に奪われた王国』
『マイティ・ソー ダークワールド』
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ など
●ガモーラ → 朴璐美さん
【主な出演作】
『チャーリーズ・エンジェル』
『レッド・クリフ』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『ナルニア国物語 第三章』
『バイオハザード』など
など、豪華声優陣の演技を堪能しましょう。
過去作こそ多数存在していますが、ド迫力のアクションや個性の強いキャラクターたち、見るほど引き込まれるストーリーなど、どの作品から見てもそれらの要素に引き込まれること間違いなし。
もちろん、イチから関連作品を追ってもいいでしょう。しかし「時間がないけど、前から気になっている……」という方も、いらっしゃるかもしれません。そんな方はGWを利用して、上映中の最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から触れてみるのはいかがでしょう?
過去作に負けずとも劣らないヒーローたちの勇姿を、ぜひ映画館の巨大なスクリーンと迫力のある音響で感じ取ってみてください。
作品情報
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
2018年4月27日(金)全国公開
【STORY】手に入れると全宇宙を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン・その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?今、アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!
原題:Avengers: Infinity War
全米公開:4月27
監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニーJr./クリス・エヴァンス/ベネディクト・カンバーバッチ/トム・ホランド
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)Marvel Studios2018