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「おれパラ- 2018 ?We'lluminate☆PARTY」神戸初日レポート

「おれパラ- 2018 ?We'lluminate☆PARTY」神戸初日レポート|11周年の「おれパラ」は新しいことがもりだくさん!

2018年12月8日(土)、神戸ワールド記念ホールにおいて「Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2018 ?We'lluminate☆PARTY」の初日公演が開催されました。

「Original Entertainment Paradise」(以下、"おれパラ")は、ランティスレーベルの男性声優たちによる音楽の祭典。2008年に岩田光央さん、小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さんの4名で始まった"おれパラ"は、途中岩田光央さんに代わり寺島拓篤さんを迎え、今年が11年目です。

今年の"おれパラ"は、12月8日(土)・9日(日)に神戸ワールド記念ホールで、22日(土)・23日(日)に両国国技館で、全4公演開催。本稿では、初日の12月8日(土)神戸公演の様子をお伝えします!

<ホストメンバー>
小野大輔さん
鈴村健一さん
森久保祥太郎さん
寺島拓篤さん

<12/8ゲスト>
小野賢章さん

いきなり新しいぞ!新OP曲でスタート

まずはOPムービー。今年のテーマ「We'lluminate☆PARTY」にちなんで、イルミネーション風のOPムービーが流れると、会場も同じくらい色とりどり、キラキラのペンライトで彩られました。

期待の高まる中、小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さん、寺島拓篤さんのホストメンバー4人が、ステージ中央に登場。

小野大輔さんが「Welcome to Original Entertainment Paradise 2018 We'lluminate☆PARTY!」とタイトルコールすると、大きな歓声が湧き上がりました。

そして始まったのは、これまで定番だった「おれパラップ」ではなく、聞いたことのない新しい曲!

新OPは「O.E.P! ORE!!!!」へ一新! ちなみに、OEPは「Original Entertainment Paradise」の略です。

事前の特番ラジオでも"11年目は新しいことをしたい"と語られていましたが、まさかこんな頭から新曲とは驚きです。

曲はラップではなくなったものの、それぞれが工夫をこらしたソロパートがあり、さらに会場みんなで手を叩いたり左右に振ったり、「O・E・P! ORE!」とコールが入ったりと参加要素が増加。

途中でゲストの小野賢章さんも歌いながら登場しました。慣れない新曲に戸惑いが見えていた会場も、曲の終わりにはみんな覚えてノリノリ!

新しいおれパラの幕開けを感じさせるOPになりました。

“いちばん風呂”は大好き森久保さん!

新しい"おれパラ"ですが、ここから各ホストメンバーの個別パートに入るのはいつもどおり。

最初に登場したのは、"いちばん風呂"が大好きな森久保さん! 会場はあっという間に森久保さんカラーの真っピンクに染まりました。

"おれパラ"での森久保さんといえば、かっこいいロック。1曲目「SHOUT OUT LOUD」で会場をがっつり沸かせ、つづけて2曲目、ゲーム『SideKicks!』のOP主題歌「TRUTH」を熱唱しました。

2曲を歌い終えると、会場からは「しょうちゃーん!」の大歓声。森久保さんが「僕の大好きな初日のいちばん風呂、私森久保担当です。いちばん風呂のやるべきことは、みなさんをちょうどいい湯加減にすること」と語ると、会場からはふふふ、と笑い声が。

アンコールでもつっこまれていましたが、最初の2曲ですでにちょうどいい湯加減ではなくかなりの熱々風呂でした!

「トップバッターなんで、インタビューしちゃおうかな」と会場に問いかけてみると、会場には初めて"おれパラ"に来た人も、久しぶりに来た人も、11年全部来ている人も、メンズも、海外から来た人もいっぱい。いろんな人が参加しています。

「ここにいるみなさんと、また次の10年に向けた"おれパラ"をスタートさせたい」と語った森久保さんは、「変化って確かに怖いよね。でもそこを楽しまないとさ。この先もっと楽しいことがあるんじゃないかなって思うわけよ」と、これまでの"おれパラ"が変わってしまうことに不安を抱いているファンに、11年目の"おれパラ"を楽しんで欲しいと熱弁。

さらに、新しくなったOPについても「みんなで育て上げるものですからね、OK?」と問いかけると、「OK!」と会場からは大きな声があがりました。

「人生ってジェットコースターみたいなもんでね、上がれば落ちて、落ちては上がれ、でも、これを楽しまなきゃ」と3曲目「MIDNIGHT COASTER」。

まさにスリルを感じて楽しむ一曲を、マイクスタンドを軽やかに扱いながら歌いあげました。そして、そのまま4曲目「JUDGEMENT DAY」を熱唱。

例年ならゲストのいる公演は4曲で終了だったのですが、今年はここで終わりません!

「どんな2018年でしたか。そうですか、ありがとうございます!」とまさかの客席の反応を待たない振りに、会場の笑いを誘った森久保さん。

久しぶりにライブツアーができたそうで、この神戸ワールド記念ホールを訪れるのも今年は三度目なのだとか。2019年3月にはライブツアーのDVD/BDも発売されるそうです。

また、昨年活動を発表した新ユニット「buzz★Vibes」についても触れ、「まだ発表はできませんけど、年間を通して『こんなことをしたいな』ということはいろいろ決まっていますので、森久保祥太郎ソロ、buzz★Vibesともによろしくお願いします」と挨拶しました。

そして最後の曲「TRY ME」。この曲は、会場も一緒に「ウォ、オー、オーオー」と歌う、とっても前向きになれる明るい曲。森久保さんの「やってやるぜ!」という歌詞が会場にも心にも響きます。

コール&レスポンスのパートでは、「ウォ、オー、オーオー」をアレンジして、「神戸ー、神戸!」「寺島ー拓篤ー、メガネー、メガネー」「小野ー大輔ー、D、Dー、DーDー」「鈴村ー健一ー、老眼、老眼」「森久保祥太郎ー、老眼老眼」などユーモラスなものも登場。笑いながらも大きなレスポンスが響きわたりました。

後に小野大輔さんから「熱湯風呂」と称される熱い熱い森久保さんのステージは、大興奮の中、幕を閉じました。

ダンサーを従えて歌って踊る! ゲスト・小野賢章さん登場

つづいては、本日のゲスト・小野賢章さん。長年"おれパラ"ホストのみなさんからの声が掛かっていたけれど、スケジュールの都合で来られなかったのだという小野賢章さんが、満を持して11年目の"おれパラ"に登場です。

ちなみに、今年の"おれパラ"はゲストが4公演全て異なるので、小野賢章さんのステージはこの日のみ。

そんな小野賢章さんは、ダンサーさん4人を従えての登場。1曲目は「Take the TOP」。

ダンサーさんとともに踊りながらポップに歌いあげる様は、とてもかっこよく、よく伸びる透き通った声も素敵でした。

曲を切らずに2曲目「Night Drivin'」。こちらは、よりスピード感のある曲でダンスも映える一曲です。

会場から「賢章さーん!」と声のかかる中、2曲を熱唱した小野賢章さんは「来たぜ"おれパラ"ー!」と満面の笑みで挨拶。

ちゃっかり「湯加減いかがですか?」と森久保さんの表現も踏襲し、トークでも会場を沸かせました。

さらに、オレンジ色に染まった会場を見て「僕は"おれパラ"ではオレンジという扱いで合ってます?」と問いかけると、会場からは「合ってる!」の声。「ゲストさんはオレンジみたいなことなんですか?」と問いかけると「違ーう!」と返されてちょっと困惑気味の小野賢章さん。

これは推測ですが、登場直前にモニターに映し出された「KENSHO ONO 」の文字がオレンジ色だったことに加えて、登場直後のステージライトもオレンジ色だったことから、小野賢章さんカラーがオレンジになったのではないかと思います。

さらにさらに、絶好調の小野賢章さんは、「どんな一年でしたか、そうなんですね」と森久保さんと同じ、客席のレスポンスを待たない返しまでばっちり盛り込み、会場を笑わせました。

そんな小野賢章さんの2018年は、自身のライブツアーあり、アイドリッシュセブンのライブあり、さらに12月はまだ舞台を控えているとのこと。

楽しいトークに、「もうあっという間に最後の曲なんですけど」と切り出すと、会場からは大きな「えー」という声。「先輩たちが『俺の出番はまだか』と湯気を出しながら待ってますから」と最後の曲、「FIVESTAR」を絶唱し、大歓声の中ステージを後にしました。

11年目のテーマは“犬”!? 鈴村さんステージ

ゲストを挟んで、ホスト2人目は鈴村さん。真っ青に染まった会場に元気いっぱい登場した鈴村さんの1曲目は「Go my rail」。

ステージの端から端まで歩いていって歌う鈴村さんと一緒に、会場も「Yeah yeah yeah yeah! Wow wow wow wow!」と大合唱です。

つづけて2曲目「CHAPPY」。今度は会場中が一緒になってぴょんぴょんとジャンプ!

鈴村さんが「自分がもし犬だったら」と犬目線で書いた歌で、ご主人様への愛に溢れた曲に、会場にはピンクのペンライトも混ざっていました。

そんな「犬」のお話から、今年の鈴村さん監修ライブTシャツのお話に。ライブTシャツにも、毎年それぞれのこだわりや思いが込められていますが、鈴村さんの2018年のライブTシャツは、11の数字の窓から2匹の犬が覗いているデザイン。背面はその犬達の後姿が描かれています。

「この犬の正体は何なのか。11年……」と切り出した鈴村さんですが、会場から「ワンワン!」と盛大にネタバレされてしまったので、もう一度やりなおし!(笑)

「肩肘張らずにこれだけをテーマにしようと思って」と11年目の自身のテーマ"犬"を語りました。

鈴村さんは、年明け2019年1月5日・6日にパシフィコ横浜国立大ホールで予定しているソロライブについても触れ、「ただ楽しい」を目指して、お正月らしい、笑っていられるライブをしたいとも話しました。

「ここでちょっとほっこりする歌を」と、3曲目「フタリジカン」。ほんわり幸せの溢れる曲に、会場が微笑んで耳を傾け、歌い終えると大きな拍手が起こりました。

そのままつづけて4曲目「ロスト」。最愛の人を失った気持ちを歌った切ないバラードで、鈴村さんがぎゅっとマイクを握りしめて熱唱する姿が印象的でした。

「肩肘張らずに」と言いながらも、「"おれパラ"11年目ということで、たくさんの人と出会って、そして、出会った数だけまた誰かと別れて、また出会ってを繰り返すのが僕らだと思います」と出会いと別れの歌を歌いたかったという鈴村さん。

人生の中では時に大変なことを抱えていかなければならないこともあるけれど、きっと立ち上がることができるとの思いを語り、「みなさんも見つけてみてください、『この世界の好きなところ』」と最後の曲「この世界の好きなところ」へ。思いを込めて歌い上げ、ファンを魅了しました。

『転スラ』三昧の寺島さんステージ、みんなで踊ろう!

恒例のMusic Videoコーナーを挟んで、ホスト3人目は寺島さんが登場。またたく間に黄色に染まった会場ですが、1曲目がTVアニメ『転生したらスライムだった件(略称:転スラ)』のオープニング主題歌「Nameless Story」だと気づいた方々が、スライム色の水色や青を灯したりもしていました。

つづけて2曲目「ID」をパワフルに熱唱。汗をにじませながら歌う姿に、会場も大盛り上がりです。

MCでは、「今年後半はこれに捧げたと言っても過言ではない」と1曲目「Nameless Story」に触れ、「肩肘張らずに」と掲げた鈴村さんとは対照的に、『転スラ』という看板を背負って気合いが入っていたと語りました。

3曲目は、そんな気合いの入ったシングル「Nameless Story」に収録されている曲「calm」。しっとりめのミディアムバラードで、寺島さんが『転スラ』のキャラクターをイメージして作った曲です。

最初ワンコーラス分、全部英語! つづく4曲目「flow」は英語歌詞つながりだそうで、歌詞のほとんどが英語です。決して英語が得意なわけではないそうですが、こちらも寺島さんの作詞。寺島ダンサーズも登場して、踊りながら歌いあげました。

そして寺島さん最後の曲は、シングル「Nameless Story」に収録されている最後の1曲「みんなでH!P!Y!」。

事前に振り付け動画が公開されていたので、ちゃんと予習してきた人もいっぱいいましたが、練習してきていない人もいるということで、寺島さんとダンサーさんとで生レクチャー。「光る棒でもタオルでも振り上げて楽しんじゃえ」との歌詞にちなんで、寺島さんまでペンライトを持って踊ります。

何度か練習してからの本番。みんなでいっぱい踊って、みんなでハッピーになって、寺島さんらしい笑顔で、寺島さんパートは幕を閉じました。

最後はあの曲! リーダー・小野大輔さん登場

最後はもちろん、リーダー・小野大輔さん。緑色に染まる会場に現れた小野大輔さんの1曲目は、今年発売のアルバム表題曲でもあり、自身のツアーのキー曲ともいえる「STARTRAIN」。おなじみのダンサー"チームD"と一緒にダンスを披露しました。

会場も一緒になって踊りながら、さらに「Journey!」などコールも大合唱。最後はみんなできっちり敬礼の振りです。

つづけて2曲目「Magic World」。こちらもチームDとともにダンスでも魅せる今年の新曲。実は振りの中に「TEAM D」が隠されていたりもするのだそうです。

二曲を歌って踊った小野大輔さんが「神戸もす!」と恒例の挨拶をすると、会場からも「もす!」と恒例のレスポンス。もう小野大輔さんが「もす!」と言うだけで会場は大盛り上がりです。

「"新"おれパラ元年ですよ!『今年僕達は"おれパラ"を初めてやります』本当にそんな気持ちで臨んでいます」と、新しくなった"おれパラ"について触れ、「OPから聞いたことのない曲を聞いて、でもそこにのっかって盛り上がってくれて、本当に嬉しかったです」と挨拶。

また、自身の2018年を振り返り、ソロライブツアー「DREAM Journey」について語ると、会場からはたくさんの「行ったよ—!」の声があがりました。

DVD/BDは、この時すでに発売中。「DVDがものすごい早さで出たことでおなじみの」と話すと、会場からは笑いが起こりました。

ソロライブツアーを経て、自信が持てたという小野大輔さん。「僕はこれからも歌を歌い続けていきたいと思ったんです。思ったんですけど、賢章ハンパないって!」とゲストの小野賢章さんを大絶賛。ソロの音楽活動も大事な年だったけれど、"おれパラ"も大事、もっともっと音楽と遊んで、いい歌を届けていきたいと語りました。

「みんなと一緒にもっと幸せな気分を味わいたい」と、"おれパラバンド"の1人、三宅博文さん作詞・作曲の3曲目「Dancin' Groovers」。サビの途中でくるっと手を回しながら左右に振る部分があり、上から見るととってもきれいでした。

さらにコール&レスポンスのパートでは、アリーナとスタンドの「D席」だけでやってみるなど、とっても楽しい参加型の一曲になりました。

歌い終えると、「むっちゃ幸せですわ。ね、ひろぽん」と、曲を作ってくれた三宅さんに目配せ。三宅さんにお願いして作ってもらった曲なのだと話しました。

リハーサルが大好きなことで知られる小野大輔さんは、「なんだったらリハが一番楽しいです。いやごめん、今がいちばん楽しいよ!?」と自分でつっこみながらリハーサルから本番へかけてに思いを馳せます。

「ここに来ると、培ってきたものやリハーサルでみんなで過ごした時間が、一瞬にして、キラキラした雪みたいなものに変わって、終わっていくんです。でもずっと僕の中に残っていて、何回溶けても、もう一回積み直して、もう一回みなさんに雪を降らせて、また次の冬へとつながっていく」と、積み重ねてきた11年の"おれパラ"と、これからの"おれパラ"への思いを語りました。

さらに、「見てくれる人、聞いてくれる人がいないと、やっている意味がないので、みなさんにむちゃくちゃ感謝しています。本当にありがとう」と謝辞を述べると、会場からは暖かい拍手が起こりました。

「"おれパラ"は、みなさんがいる限りエンドレスです」と、4曲目「Endless happy world」。

2018年冬アニメ『学園ベビーシッターズ』のOP主題歌で、一年前の"おれパラ"で初披露した曲です。

最後は、"チームD"がペンライトを持って登場。「左左、右右、下下、上上」と、曲名を言わずにダンスレッスンがスタート。この動きは……小野大輔さんの初作詞曲「だいすき」!

"おれパラ"の歴史の中ではいろいろあった曲で、最初は歌詞の破天荒ぶりに"おれパラ"では歌えないと言われ、それが解禁され、さらに他のホストメンバーがいろんなコスプレをして一緒に踊ったこともあるという、古参ファンにはちょっとたまらない曲です。

会場にはいつの間にかピンク色が増えて、「だいすき」がスタート。途中には「ふぅ〜!」と合いの手も入り、とっても楽しいステージになりました。

新ED「STORY」で大合唱のアンコール

全ホスト・ゲストのステージを終えると、恒例「おれパラ」コール。途中、"おれパラバンド"が楽器で「おれパラ」コールを弾くという新しい技を披露。会場からも笑いが起こりました。

新しいことが多かった11年目の"おれパラ"ですが、アンコールは聞き慣れた曲「United Flag」で登場。「United Flag」は、寺島さんがホストメンバーに入ってから、今の4人で作り上げた曲です。

歌い終えて一通り感想を述べた4人は、アンコールならではの裏話タイムに。新OP曲「O.E.P! ORE!!!!」は、buzz★VibesのShinnosukeさんが作ってくれたのだそう。

Shinnosukeさんの仮歌には、ゲストの名前のところに「マイケル・ジャクソン!」と入っていたそうで、今後はゲストのことをマイケルと呼ぶ流れができるかも!? なんて話も飛び出しました。

また、クラップが醍醐味の曲ということで、一度みんなペンライトを手に持たずにクラップしてみることに。すると、驚くほど迫力のあるクラップが会場に響き渡り、今後OPのクラップはペンライトを持たない方針に決定!

ちなみに、2日目の神戸はかなりの人がちゃんとペンライトを持たずにクラップに参加していて、1日目よりかなりすごかったです。

ここで、ゲストの小野賢章さんも登場。小野大輔さんは、森久保さんですでに熱湯風呂みたいに熱くなっていた会場が、小野賢章さんのステージでさらに熱くなったと絶賛。熱湯風呂の上の表現が見つからずに「地獄みたいに」と発言すると、会場は爆笑しながらも称賛の拍手を送っていました。

さらに、小野賢章さんのかっこいいダンスをホストメンバーも裏で練習していたとのことで、ちょっと踊ってみるのですが……鈴村さんだけなにかが違う……(笑)。

といっても、"おれパラ"ではおなじみの光景なので、新しいことがいっぱいだったこの日の"おれパラ"の中では、ちょっとホッとする場面でもありました。

そんな鈴村さん、アンコール前にみんなと同じ場所に居たはずなのに、他のメンバーに「居なかった」と証言されるという謎事件が発生。

ゲストの小野賢章さんが演じる『黒子のバスケ』の黒子テツヤになぞらえ、「ミスディレクションされていただけだよ」と鈴村さんは主張するのですが、真相はわからず。

"おれパラバンド"の紹介をして、最後は新曲「STORY」。これまで岩田光央さんの曲「眠るものたちへ」を"おれパラ"のED曲として使用してきましたが、岩田さん悲願の"おじパラ"こと「PRECIOUS SMILE NO.1!」を開催した今年、「眠るものたちへ」は岩田さんにお返しして、"おれパラ"は新しい曲を4人で作ろうと決めたとのこと。

古参ファンにはこの変化がいちばん寂しい部分ですが、森久保さんが「みんなで一緒に育ててもらいたい曲」と語り、鈴村さんが「この"おれパラ"が起点になって、それぞれのストーリーが交錯する場所」をイメージして"おれパラ"のために作ったのだと思いを伝えると、会場は時折頷きながら聞き入っている様子でした。

「みんなで一緒にストーリー紡いでいってくれますか?」と小野大輔さんが問うと、会場からは「Yeah!」と大歓声。そして、新ED「STORY」の新しいコール&レスポンスを楽しみました。

曲が終わると、みんなで10回跳んで、もう1回ジャンプ!

バンドメンバーもダンサーさんもみんなで一列に並ぶと、小野大輔さんが「本日は本当に本当にありがとうございました!」とマイクなしで挨拶しました。

最後の最後に、4人残ったホストメンバーで、もう一度ご挨拶。大きな拍手と歓声の中、翌日の公演へ向かって降壇したホストメンバーに、会場からは大きな大きな拍手が贈られました。

[取材・文/笈川 采女]

2018年12月8日(土)セットリスト

OP O.E.P! ORE!!!
M1 SHOUT OUT LOUD
M2 TRUTH
M3 MIDNIGHT COASTER
M4 JUDGEMENT DAY
M5 TRY ME
K1 Take the TOP
K2 Night Drivin'
K3 FIVESTAR
S1 Go my rail
S2 CHAPPY
S3 フタリジカン
S4 ロスト
S5 この世界の好きなところ
T1 Nameless Story
T2 ID
T3 calm
T4 flow
T5 みんなで H ! P ! Y !
D1 STARTRAIN
D2 Magic World
D3 Dancin' Groovers
D4 Endless happy world
D5 だいすき
EN1 United Flag
EN2 STORY

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