この記事をかいた人
- 福室美綺
- 福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。親友であり敵のような複雑な関係性が大好物です。
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2019年春リリース予定の育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。
人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。
リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビュー! 今回は、火野進示役・小野友樹さんです。
火野 進示(ひの しんじ)は、第21学生塔破隊“フェニックス”の隊長を務め、正義感が強く猪突猛進型の努力家で、個性的なメンバーを引っ張る男の中の漢。
インタビューは前半と後半と2本立て。前半となる本稿では、小野さんがゲストとして参加した第9回・第10回のラジオ収録についてお話を伺いました。坂さんの初々しいMCぶりに、小野さんは自身のデビュー当時の雰囲気を感じたとのこと。小野さん自身のラジオとの向き合い方や、印象的だったコーナーなど語っていただきましたので、ぜひご覧ください。
ーーラジオ収録お疲れさまでした。早速ですが、ラジオにゲスト出演された感想をお聞かせください。
小野友樹さん(以下、小野):坂くんにとっては「星エコラジオ」が初MCということで、今回の第9回・第10回目までいろいろなことを頑張ってきたんだな、と感じさせられるような収録でした。初々しい姿が微笑ましかったです。
ーーその初々しさに触れて、小野さんが改めて感じたことはありましたか?
小野:自分のデビュー当時と同じような雰囲気を感じるMCでしたので、初めて担当させていただいたラジオ収録を思い出しました。ラジオトークらしかぬ、(坂さんの)丸の書き方で盛り上がったのが、すごく楽しかったです。
ーーまさか、丸の書き方であんなに盛り上がるとは思っていませんでした(笑)よく気づかれましたね。
小野:僕、細かいところをよく見るんですよ(笑) 変なところから丸を書いていたので、変な形の丸が気になっちゃって。「あれ?何、その丸!?」とつっこまずにいられませんでした(笑)
ーー時間が進むたびに笑い声が大きくなって、おふたりが楽しそうに収録されていたのが印象的でした。
小野:坂くんも“ずっと話したかったんです”と言ってくれたので、とても嬉しい気持ちで収録させていただきました。
別番組で1シーズン共演させていただいたときには、がっつり2人きりで話をする機会がなかったので、今回そういう意味でも本当にありがたかったです。
ーー実は、もう少し話してみたかったという気持ちがあるのでは?
小野:もちろんあります! 収録後に、もうひとつ大きいトークテーマについて語り合いたいですね!
ーー次回、ラジオ出演される機会があればぜひ!
小野:次は、ゲームの内容についてたくさん語り合いたいので、まずは、『星鳴エコーズ』のリリースをお願いいたします(笑)
ーーリリースが待ち遠しいとおっしゃっていましたもんね! 先ほど、デビュー当時のラジオ収録を思い出したとお話しされていましたが、その時のエピソードを詳しくお聞かせいただけたらと。
小野:話を振られたとき思うように返せなかったり、「てにをは」ができていなかったり、当たり前のことがうまくできなくて。
同じようなことを2回言っちゃったりすることもありました。タイトルやコーナーの始まりや締めを読むときに、妙に力が入ってしまったりとか。本当にエピソードはたくさんあります。
ーーそんな小野さんは、自分で“声日記”をつけていらっしゃったとか。具体的にお伺いしてもよろしいでしょうか?
小野:“声日記”は、最初に10分間と時間を決めてタイムを計りつつ、「こんにちは、小野友樹です。〜」とその日にあったことをラジオ風に話し始めるんです。ラジオ調だけど自分の日記みたいな感じで。
途中で間が空いても止まっても、とりあえず10分間は喋り続けることを毎日やっていました。“とにかくやること”が大事なんです。
ーー実に興味深いです。今度自分もやってみたいと思います!
小野:ぜひ、試してみてください!
ーーまた、今回は、初めてリスナーの皆さんへキャラクターのセリフもお届けしました。
小野:改めてセリフを言って、火野くんの“熱い部分”を感じることができました。短いワードの中でもキャラクター性が出ています。
ーーさらに、ゲームのシステム情報が発表されましたが、小野さんからみていかがでしたか?
小野:リアルタイムのバトルゲームであること、キャラクターたちが“塔破”を目指すために星鳴学園で訓練に励むなど、さまざまな情報が今後も明らかになっていくと思います。それだけでもまだ見えてこない部分があると思うので、ぜひリリースを楽しみにお待ちください。
ーー特に印象的だったコーナーや場面があれば教えてください。
小野:「共鳴アンサー」です。お茶を濁す形の遊びをしてしまいました(笑) 「せ〜の!」と一緒に答え合わせをするスタイルではなく、交互に出すやり方でしたので「じゃあ、やったろう!」と(笑)
ーーすごく楽しんでいる雰囲気が伝わってきたので、その中に混ざりたい気持ちになりました。
小野:混ざると大変ですよ〜(笑)
ーー作家さんもおっしゃっていましたが、小野さんの“相手の良い部分を引き出す力”がすごく伝わってきました。何かコツがあるのでしょうか?
小野:あははは(笑) 特にコツはありませんが、気づいたことをとりあえず言ってみるという感じです。でも、言い過ぎてもあれなので、良きところで引いたり。いわゆる押し引きですね。
ーーおお〜! その押し引きスキルは、先ほどの”声日記”で鍛えられた部分ですか?
小野:いや、違うと思います。“声日記”はあくまで1人トークなので、押し引きに関しては、他のラジオ番組やイベントでのやり取りを見て「こうしたら面白いのかな」と。それも勉強です。
ーーいろいろな経験をしながら勉強しては吸収し、スキルを磨くのですね。
小野:吸収するだけではなくて、自分で取捨選択するのも大事だと思います。「これいいな」と思っても自分に合わないこともあるので。
たとえば、1個気づいたことに関して言うのもアリですが、ずっと言い続けてもしょうがない。
僕はまだまだ経験が足りない方ですが、坂くんの良いところを皆さんへお伝えできたのなら幸いです。
ーー逆に、小野さん自身、坂さんから引き出された部分はありますか?
小野:“あの頃の僕”ですね。必要ないところで大きい声を出しちゃうとか。今もそうなんですけど、特に新人の頃はそのような傾向が僕にもありました(笑)
ーーその点では、坂さんとある意味“共鳴”できましたね。
小野:そうですね。言うべきところで噛んでしまうと収録を一旦止めてやり直しますが、最初の頃は「ちゃんとやらなきゃ」という思いが強くて頻繁に止めてしまうことがありました。
でも、ある時から「ラジオは生放送がベースだ!」と思うようになって。噛もうがミスろうが、そのまま流れていくのがラジオの基本だと考えるようになったんです。逆に、ミスしたところを拾ってくれると、より面白くなる可能性もありますし。
僕も読まなきゃいけない文で噛んだとき、すぐ切り替えしてもう1回言い直す流れでやっていたので、(坂くんのMCで)昔はそうだったなぁ、と。
どれが良い悪いというわけではありませんが、自分の中で「これはこうした方がいい」と試行錯誤し始める前の状態を見ているような感覚でした。
なので、坂くんは坂くんのままで、自分で気づいたことがあれば変えていけばいいですし、丸の書き方も、「小野さんの書き方がいいな!」と思えば改善してもらえればいいと思います(笑)
ーーもし再度ゲスト出演される機会があったら、番組内でやってみたいことはありますか?
小野:「共鳴アンサー」リベンジです! ちゃんとやったらどうなるか……(笑)
ーー(笑) どうなると思いますか?
小野:おそらく全部外れるんじゃないかな(笑)でも、いろいろな方向で揺さぶりをかければ、共鳴できると信じております!
ーーありがとうございました! 次回は、『星鳴エコーズ』のゲームや小野さん演じるキャラクターとチームメンバーなどについてお伺いした【後編】をお届けしますので、お楽しみに!
[取材・文/福室美綺 写真/佐藤ポン]
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人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。
タイトル:星鳴エコーズ(ほしなりえこーず)
ジャンル:『共鳴』育成シミュレーションゲーム
配信開始日:2019 年春(予定) iOS 版/Google Play 版
価格:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)
対応 OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります)
原作/開発/運営:ジークレスト
シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト
メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、
来楽零 ※五十音順
メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順
キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月
塔コンセプトアート:TAKORASU
音楽:佐橋俊彦
阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順
『星鳴エコーズ』公式サイト
『星鳴エコーズ』公式Twitter
『星鳴エコーズ』公式YouTubeチャンネル
『星鳴エコーズ RADIO』配信ページ
福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。好きな作品は『Free!』『NO.6』『十二国記』『ギヴン』『新世界より』など。好きな声優さんは保志総一朗さんと坂本真綾さん。ハッピーエンドよりも意義のあるトゥルーエンドや両片想いが大好物な関係性オタクで、主にイベントレポートやインタビューを担当しています。最近はVTuberがマイブーム。