この記事をかいた人
- 篭法
- 内向的で口下手、典型的な陰の者。テーマやメッセージ、登場人物の心情を考えさせられるアニメが好み。小説も好き。
電撃文庫『ソードアート・オンライン』刊行10周年を記念した、体験型展示イベント「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」が、2019年8月4日(日)よりスタート! 秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUAREにて、8月18日(日)まで開催されます。
作品に登場する研究開発機構「ラース」が主催するイベント、という設定のもと、来場者を『SAO』の世界にいざなう特別な映像体験や、知られざる『SAO』シリーズ発展の歴史をたどる数多くの貴重な展示で、シリーズの10年の歩みを振り返る大ボリュームのイベントとなっています。
シリーズ集大成にふさわしい濃密な体験で10年の歴史を振り返るとともに、シリーズの更なる進化、未来への期待感を味わえる本イベントの魅力をたっぷりとお届けします!
最初のエリア「EX-REALITY -Welcome to RATH-」では展示を通して、『SAO』の世界に来場者を導きます。
パスカードをかざしゲートを抜け、作品の用語を解説した通路を進むと、仮想世界「アンダーワールド」を望む、研究開発機構「ラース」のコンソールが。
TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』でおなじみの光景が目の前に広がり、一瞬で自分が『SAO』の世界に入り込んだかのような感覚に。また、レンタル音声ガイドではイベントの主催者である菊岡誠二郎(CV:森川智之)による解説が行われ、没入感を高めてくれます!
次の展示は[比嘉くんのつくろうAI!育てよう性格!「AI対話実験」]。「ラース」で開発されているAI「アリス」と来場者が事前に作成したコピーAIが会話をするというもの。
質問と回答を繰り返し、自分の性格そっくりとなったコピーAIとアリスの会話は、人によって全く違う展開に。会話の様子を追っていくだけでも面白く、コピーAIを作成していなくても楽しめます。
※[比嘉くんのつくろうAI!育てよう性格!「AI対話実験」]では7月24日までに登録されたデータを展示に活用します。
通路をさらに進むと、作中の仮想世界にまつわる事件が「SAO事件」「ラフィンコフィン」といった項目ごとに、パネルや映像で紹介されており、シリーズの展開を一目で振り返ることが可能です。
続くエリア「EX-VIRTUAL THEATER -Dive into AINCRAD-」は映像を通して主人公・キリトたちの戦いを間近で体感できるというもの。
TVアニメ『ソードアート・オンライン』、『ソードアート・オンラインⅡ』、劇場アニメ『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の名シーン+αを編集し作られた特別映像が、アーティスト・ReoNa(レオナ)さんが歌う、本イベントのテーマソング「Till the End」に合わせて流れます!
「ソードアート・オンライン」の世界にダイブ、浮遊城アインクラッドと青空の美しさに息を呑むやいなや、現れる巨大な赤いローブのゲームマスター「茅場晶彦」。そこから怒涛のように展開されるシリーズの名シーンの数々に興奮すること間違いなし。
前後左右、4スクリーンの映像のつながりが可能にする、立体的な空間演出と、空間を包み込むような全方向の音響が生み出す臨場感が素晴らしく、アインクラッド編からオーディナル・スケールまでのさまざまな戦いの渦中に、まるで自分が居合わせているかのような感覚が味わえます。
ReoNaさんの儚げで繊細ながらも、力強い意志が感じられる歌声が生み出す、ラストの余韻には感涙必至です。
3つ目のエリア「EX-CHRONICLE -Birth of the Death Game-」では、原作者・川原礫先生へのロングインタビューに基づき、全13の項目でシリーズの歩みを「ゲームマスター」の視点で振り返ります。
なぜ「デスゲーム」なのか?、「ソードアート」の由来など、作品の起源を巡るテーマからはじまり、各ストーリー、ヒロインのコンセプトなどが語られ、いかにして『SAO』という作品が生まれ、成長してきたかを知ることができます。
また「現実にVRは発展するか」などのトピックスでは、川原先生の未来・テクノロジーへの展望が語られたり、「アニメのスタート以降、執筆中の台詞にもキャラクターの声がついた」といったエピソードも紹介され、多面的に『SAO』の生みの親を掘り下げています。
「アインクラッド編」からアニメの最新ストーリー「アリシゼーション編」までのストーリーを追っていく形となっており、各所に「ナーヴギア」などのデバイスや「エリュシデータ」&「ダークリパルサー」といった武器の精巧な模型が飾られています。さらには、貴重な初期設定資料や、アニメの複製原画、絵コンテや台本も展示されており、見応え抜群です。
展示の途中には、少女の姿をしたサポートAI ユイとの再会のシーンをイメージした3D映像「MEETING YUI's Heart」が。自身の手でユイを「解凍」させると、ユイが語りかけてくれます。
さらに、このエリアは音声ガイドが2種類から選択可能!
ver.AはBlu-ray&DVDの特典でおなじみの「そーどあーと・おふらいん」の出張版。キリト(CV:松岡禎丞)、アスナ(CV:戸松遥)、ユイ(CV:伊藤かな恵)の3人のキャラクターが、各項目にまつわるエピソードや、軽快なトークを披露してくれます。途中から参加するゲストキャラクターにもご注目!
ver.Bは原作者・川原礫先生、『SAO』担当編集・三木一馬さん、丹羽将己プロデューサー、大澤信博プロデューサーのスタッフ陣による解説。作品に対する理解がさらに深まり、原作を読み直し、アニメを見直したくなること間違いなしです。
1回の来場につき、どちらか片方しか聞けないうえ、途中でver.は変えられないので、ご注意ください。2回来場してA、Bの違いを聞き比べるのも面白いかもしれません。
「EX-STORE -The treasure market-」は、テーマソング「Till the End」収録CD付きのパンフレットをはじめとしたコレクション性の高いグッズをはじめ、Tシャツやトートバッグなど総数70点以上のグッズを販売する物販エリア。
また、今後展開予定のフィギュアの原型展示や、企業コラボ情報等の最新情報が満載です!
販売グッズの詳細はこちらをご確認ください。
ソニーのR&Dセンターが開発した独自のモーションキャプチャー技術により、6つの小型軽量センサーを装着するだけで全身の動きをキャラクターに反映。キリト・ユージオになりきって、ソードスキルで迫りくるゴブリンの大軍を薙ぎ払うゲーム「ソードスキル・チャレンジ」が遊べます!
頭・腰・両手足の6個のセンサーが軽量かつ高性能で、精細に動きを読み取ってくれるうえ、着用感を感じずにストレスフリーに楽しめました。
作中に登場するさまざまなソードスキルも発動可能で、迫りくるゴブリンを次々と倒していく爽快感がたまりません!
40秒の時間でどれだけのゴブリンを倒せたかのスコアアタック形式のゲームとなっており、ソードスキルを連続していけばスコアにボーナスが付き高得点に。これから参加される方はランキングに名を残すべく、ぜひハイスコアを目指してみてください!
※こちらの体験イベントは抽選でのご参加(募集は現在終了)となります。ご注意ください。
2019年秋に放送となるTVアニメ最新作『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』をはじめ、まだまだ盛り上がりを見せ続ける『ソードアート・オンライン』の世界。これまでの10年を振り返るとともに、今後も歩みを続ける『SAO』の未来には何が待っているのか、期待が膨らむ空間に、ぜひ足を運んでみてください!
[取材・文/篭法(ろうほう)]
中学までは運動部だったが、だんだんインドア趣味になり、今では完全に陰の者。小説が好き。ライターを志すきっかけになったアニメは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。その他に好きな作品は『91Days』『SSSS.GRIDMAN』『ワンダーエッグ・プライオリティ』など。アイドル系の作品にはあまり触れてこなかったが、1年ほど前から『シャニマス』にハマり、ライブにも足を運ぶようになった。
-伝説(クロニクル)のその先へ-
電撃文庫『ソードアート・オンライン』刊行10周年を迎える今年、シリーズ集大成となる体験型展示イベント「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」の開催が決定。
研究開発機構《ラース》をモチーフに、ソニーの最先端技術を駆使し『ソードアート・オンライン』の世界を表現。ゲストをSAOの世界にいざなう特別な映像体験と、知られざるSAOシリーズ発展の歴史をたどる貴重な展示の数々が集結する。SAOが辿った10年の“歴史”から、これから描いていく“未来”への旅が、今、始まる。
「ようこそ、ラースへ。」
時は2026年、《プロジェクト・アリシゼーション》がまだ水面下で進行していた、とある日。
秋葉原に突如出現した巨大施設、そして「仮想世界適正利用推進キャンペーン」の文字。日ごとに増殖するVRMMOを主とする仮想世界についての啓発を謳うそのイベント会場には、陸上自衛隊二等陸佐・菊岡誠二郎の姿があった。
次々に明かされるVRMMOの発展と悲劇の歩み。そして歴史的と言える局面で
システムを乗り越えてきた、とあるプレイヤーの記録。歩みを進めるにつれ、いつの間にか「現実」は崩れ去り、想像を超える仮想現実が迫る。
そして全ての来場者を見つめる、謎の視線。「我々に必要なのは、もう一人の《黒の剣士》だ」菊岡の真の目的とは。
そして《プロジェクト・アリシゼーション》の行き着く先は―。
菊岡の真の目的とは。そして《プロジェクト・アリシゼーション》の行き着く先は―。
SAO 10th Anniversary 「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」
SAO、10年の集大成が、今ここに。
タイトル:SAO 10th Anniversary「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」
日程:2019年8月4日(日)~8月18日(日)
会場:秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE( 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 2F)
ソニー株式会社
株式会社ブシロード
株式会社BANDAI SPIRITS 株式会社バンダイ ㈱セブンネットショッピング グッドスマイルカンパニー & マックスファクトリー フリュー株式会社 神田明神カップ カルチュア・エンタテインメント株式会社
キャラクターとともに巡るEX-CHRONICLE。SAO世界におけるVR・ARの歩みを菊岡のガイドでお楽しみいただける他、展示に対応した様々な音声でEX-CHRONICLEを120%お楽しみいただけます。
【種類】
Sound AR版:1,000(税込)
通常版:500(税込)
<音声ガイドの内容は以下の通り>
ZONE01:菊岡誠二郎による解説
ZONE03:2種より選択可能です。
・ver.A 「そーどあーと・おふらいん 出張版」出演:キリト・アスナ・ユイ+ゲスト
・ver.B 原作・川原礫&スタッフによる解説
【Sound ARとは】
現場の音はそのままに、耳元に重畳する“音のAR技術”を用いた、新しい音声ガイド。
映像や情報だけでなく、“音のAR技術”により、新しいエキシビションの体験を提案します。
2018年に発売された"Xperia Ear Duo(アスナ)"でSAOファンにはおなじみの<周囲の音と再生している音がブレンドされる「デュアルリスニング」>の技術を用いた新しい音声ガイドのサービスでは、外環境の音に重畳するように、EX-CHRONICLEのナビゲーター・菊岡誠二郎やおなじみのキャラクターが、まるで隣にいるかのようにあなたに語りかけます。
*Sound AR™はソニー株式会社の商標です。
※通常版は、SoundAR機能は搭載されておりません。
※通常版/SoundAR版ともに数に限りがあります。ご希望の音声ガイドをご提供できない場合があります。
当日券(会場販売)
価格:通常入場券 1,500円(税込)
販売場所:秋葉原UDX 2F アキバスクエア正面入り口付近「当日券販売所」
支払方法:現金のみ対応
・会場では当日券のみの販売となります。当日以降の日程に関しましてはセブンチケットよりご購入ください。
・会場では「オリジナルグッズ付き入場券」の販売は致しません。「通常入場券」のみ購入可能です。
・当日券は無くなり次第終了となります。ご希望の時間帯のチケットが売り切れる可能性もありますので予めご了承ください。
・チケットの転売、複製、譲渡は禁止です。
・チケットご購入後のキャンセル、変更はできません。
2019/8/12(月)~8/18(日)
【実施場所】
「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」会場入口付近
【参加方法】
※こちらの体験イベントは抽選でのご参加(募集は現在終了)となります。ご注意ください。
【当選者の方】
当選発表時にお送りするメールにて当日の集合時間をご案内します。集合時間に遅れないようご注意ください。
会場入口付近に「ソードスキル・チャレンジ」コーナーがございます。入り口にてスタッフに当選メールを提示してください。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』
【放送情報】
2019年10月より放送開始
TOKYO MX 放送開始日未定
とちぎテレビ 放送開始日未定
群馬テレビ 放送開始日未定
BS11 放送開始日未定
MBS 放送開始日未定
テレビ愛知 放送開始日未定
AT-X 放送開始日未定
※放送開始日・放送日時は編成の都合などにより変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【スタッフ】
原作:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:小野 学
助監督:佐久間貴史
キャラクターデザイン:足立慎吾 鈴木 豪 西口智也 山本由美子
総作画監督:鈴木 豪 山本由美子
プロップデザイン:早川麻美 伊藤公規
モンスターデザイン:河野敏弥
アクション作画監督:菅野芳弘 竹内哲也
美術監督:小川友佳子 渡辺佳人
美術設定:森岡賢一 谷内優穂
色彩設計:中野尚美
CG監督:雲藤隆太
撮影監督:脇 顯太朗 林 賢太
モーショングラフィックス:大城丈宗
編集:近藤勇二
音響監督:岩浪美和
効果:小山恭正
音響制作:ソニルード
音楽:梶浦由記
プロデュース:EGG FIRM ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:SAO-A Project
【キャスト】
キリト:松岡禎丞
アスナ:戸松 遥
アリス:茅野愛衣
ユージオ:島﨑信長
セルカ:前田佳織里
ロニエ・アラベル:近藤玲奈
ティーゼ・シュトリーネン:石原夏織
カーディナル:丹下 桜
アドミニストレータ:坂本真綾
神代凛子:小林沙苗
菊岡誠二郎:森川智之
ライオス・アンティノス:岩瀬周平
ウンベール・ジーゼック:木島隆一
ソルティリーナ・セルルト:潘めぐみ
ウォロ・リーバンテイン:村田太志
デュソルバート・シンセシス・セブン:花田 光
エルドリエ・シンセシス・サーティワン:益山武明
リネル・シンセシス・トゥエニエイト:木野日菜
フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン:小原好美
ファナティオ・シンセシス・ツー:生天目仁美
ベルクーリ・シンセシス・ワン:諏訪部順一
TVアニメ『ソードアート・オンライン』オフィシャルサイト
アニメ 『ソードアート・オンライン』 公式ツイッター @sao_anime