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冬アニメ『魔術士オーフェン』森久保祥太郎&浪川大輔インタビュー

冬アニメ『魔術士オーフェン』オーフェン役・森久保祥太郎さん&チャイルドマン役・浪川大輔さんインタビュー|『つましお』コンビもアニメのクオリティにビックリ!

令和時代のアニメとしても色あせない映像

――映像をご覧になった感想は?

浪川:お話同様、映像もまったく色あせていなくて。

森久保:現代のアニメ新作として世に出しても違和感もなく。そこに映像技術は進化しているから魔術の演出は20年前になかった手法が取り入れられていて、カッコいいし、古さを感じないよね。

浪川:色合いも雰囲気もいいし。

――オーフェンたちが詠唱を唱えて、魔法を発動させるシーンは今も昔もワクワクするのは変わりませんね。

森久保:今回もふんだんに魔術が出てきますからそこも見どころですね。

――浪川さんも詠唱されていましたね。

浪川:声を出さないと魔術を使えない設定ですから。チャイルドマンは余計なことを言わないで戦って、しかも強いので、「おいしいな。いい役ありがとう」と思いましただけど見た目よりも意外と若くて、まだ30歳なんだなとも(笑)。

――改めて今シリーズの見どころや注目ポイントなど、ご紹介お願いします。

森久保:ストーリーや雰囲気が一見、難解に見えるところが絶妙だなと思います。気になるし、「どうなるの?」と想像できる余白があるので、決してとっつきにくくなくて。

あとはそれぞれのキャラが立っていますよね。オーフェンと一緒に旅するクリーオウやマジクもそうだし、いつもニアミスしてくるボルカンとドーチン、旅の目的であるアザリーに加え、レティシャやチャイルドマンなど牙の塔の人々など、それぞれの人間模様を想像するだけでも楽しいし、すぐにわからないからこそおもしろいと思います。

浪川:ファンタジーやミステリー、そして魔法って誰もが興味を持ったり、好きな要素で、それらが詰まっているし、キャラ売りの走り的な作品だと思うんです。

以前、好きな男性キャラの投票で、オーフェンが1位を獲ったことがあるんでしょ?

森久保:あったね。僕自身も好きな男性声優部門で1位になったことがあって。『オーフェン』のおかげで。

浪川:それは森久保さん自身の人気でしょ?

森久保:後にも先にもあの時1回だけだよ!

浪川:そんなに怒らなくてもいいじゃないですか!

――(笑)。でもチャイルドマンも渋くて、今の女子から見たら魅力的で人気が出ると思いますよ。

浪川:本当ですか? でもそんな間口の広さもたくさんの人に愛される理由の1つかもしれませんね。もちろん物語が壮大なのも魅力的です。

森久保:今回、アニメで切り取ったお話の先を知れば知るほど、そこからの伏線もたくさんあるので、これを機会に原作も読んでみてほしいです。そして『オーフェン』ファンが増えることを期待しています。

――では、最後に皆さんへメッセージをお願いします。

浪川:皆さんにとって一番説得力があるのは、20年前、そして今回もオーフェンを演じる森久保さんが今の自分があるのも『オーフェン』のおかげであり、今もなおおもしろいと言っている言葉なのかなと思います。

その言葉を信じてほしいし、原作は25年、アニメは20年以上も愛されているのはそれだけ引き付けるものがある証拠だと思うんです。ご自身で実際に見て、それを見つけてください。

昔から応援してくださっている方にはキャスト陣は変わりましたが、新しくなった『オーフェン』を見てほしいし、愛してほしいです。序盤から物語が大きく動きますので、ぜひ最初から見てください。

森久保:原作ファンの方だけではなく、アニメから入っても十分に楽しめますので、ぜひ期待して見ていただきたいです。

ファンタジー要素、人間ドラマ、ミステリー展開など、幅広い人たちを魅了するアニメになったと思います。25年前に生まれた作品ですが、現代のアニメシーンに存在感を示せる作品になりました。

また今あるファンタジー作品やライトノベルの礎となった作品ですので、触れていただく価値があると思います。

前シリーズをご覧になってくださった方には20年お待たせしました! 当時とは切り口を変えて、より原作に忠実に表現していこうという意気込みの元、スタッフさんたちが一丸となって作ってくださったので、皆さんも納得していただけるはずです。

現代に蘇った『オーフェン』をぜひその目で!

[取材・文/永井和幸 写真/相澤宏諒]

TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』作品情報

▲ティザーポスター

▲ティザーポスター


 

放送情報

■2020年1月7日よりTV放送開始!

AT-X 1月7日より毎週火曜日23:00~
(リピート放送:毎週(木)15:00/毎週(日)6:00/毎週(月)7:00)
BSフジ 1月7日より毎週火曜日24:30~
TOKYO MX 1月8日より毎週水曜日22:00~
WOWOW 1月8日より毎週水曜日24:00~
※放送日時は変更になる場合がございます。
 

ストーリー

大陸最高峰の魔術士養成機関《牙の塔》で暮らしていたキリランシェロは、大陸最強の魔術士・チャイルドマンの下で、彼の持つ戦闘技術と暗殺術のすべてを受け継ぎサクセサー・オブ・レザー・エッジ《鋼の後継》と称されるエリート魔術士だった。

ある実験により異形の姿となって失踪した義姉・アザリーを探すため《牙の塔》を出奔したキリランシェロは過去を捨ててオーフェンと名乗り、トトカンタ市でモグリの金貸業に身をやつしていた。そこで出会ったおしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクという新たな仲間と共にアザリーを救う旅が始まる。

いっぽうアザリー討伐に向かうかつての師チャイルドマンやハーティア、コミクロン、学友たちと運命的な再会を果たすも思いは交錯し、再び袂を分かつことになる。

旅はフェンリルの森を抜け、タフレムへ。そう、かつてオーフェンが修行を積んだ《牙の塔》が存在する街へとたどり着く。そこでオーフェン達を待ち受けていたのは、想像を絶する巨大な敵だった。
 

キャスト

オーフェン:森久保祥太郎
クリーオウ:大久保瑠美
マジク:小林裕介
ボルカン:水野麻里絵
ドーチン:渕上舞
チャイルドマン:浪川大輔
アザリー:日笠陽子
レティシャ:伊藤静
ハーティア:坂泰斗
コミクロン:安田陸矢
フォルテ:前野智昭
ウオール・カーレン:津田健次郎
ハイドラント:吉野裕行
スエイン:岡本信彦
 

スタッフ

原作:秋田禎信(TOブックス刊)
イラスト:草河遊也
監督:浜名孝行
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:吉田隆彦
色彩設計:桂木今里
美術監督:荒井和浩
CG監督:川谷啓介
撮影監督:近藤慎与
音響監督:平光琢也
編集:小野寺桂子
プロデュース:GENCO
アニメーション制作:スタジオディーン
 
公式サイト
公式Twitter(@orphen25_tv)

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