「スタプリはみんなで大きな1つの星座を描いた、一年間の旅でした」|安野希世乃さん『スター☆トゥインクルプリキュア』【リレーインタビューVol.3】
いよいよクライマックスを迎える『スター☆トゥインクルプリキュア』。終盤の畳み掛けるような展開に、ファンのみなさんの注目も集まっており、来週の最終回が待ち遠しいという方も多数の事かと思います。
アニメイトタイムズでは、キャストの方5名にメールインタビューの機会をいただきました。このタイミングで短期連載にて、掲載していきたいと思います。
3回目は、天宮えれな/キュアソレイユを演じる安野希世乃さんです。
目次
- 一年前よりずっと、えれなのことを愛しく思います
- 作品が終わっても、キュアソレイユに会える「スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭」!
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- スター☆トゥインクルプリキュア 作品情報
- 『スター☆トゥインクルプリキュア 』目次
- スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭 情報
一年前よりずっと、えれなのことを愛しく思います
――最初に、に出演することが決まったとき、また自身の演じるキャラクターをはじめてみたときの第一印象を改めて教えてください。
えれな/ソレイユのキャラ設定絵を初めて見たとき、なんて凛々しくて強そうな女の子だろうと思いました。
自分で自分の行く道を切り開いていきそうな、真っ直ぐな眼差しが綺麗で。
役に決まった時は、これからこの子と一年、一緒に歩いていけるんだな……丁寧に一歩一歩隣にいて、彼女の声に耳を傾けてあげたいなと強く思いました。
――そこから1年をかけて、実際にキャラクターとなり演じてきていかがでしたか?
1年の中で、えれな自身の、そして彼女の身の周りの大切な人たちとの出来事を通して、えれなの気持ちが揺れ動く瞬間に数え切れないほど立ち会うことができました。
彼女の清々しさに憧れてオーディションを受けた一年前よりずっと、えれなのことを愛しく思います。
みんな完璧じゃない。だからこそ、支え合える、託しあえる、手を取り合える。まさにみんなで大きな1つの星座を描いた、一年間の旅でした。
――スタプリは、様々な価値観、世界観との出会いと別れがある作品でしたが、注力して演じてきた部分などはありましたか? また、行ってみたい星なども教えてください。
様々な価値観を持つ違う星の人たちに出逢うたび、えれなは自分から友好を示し、相手を否定することをしませんでした。
相手を尊重し、相手の持つ言語(言葉じゃなくても)に耳を傾ける彼女の信念を私も大切にできたらと、彼女に寄り添いました。
行ってみたい星は、合唱が好きなので、歌で気持ちを伝える星があったら行ってみたいです! 日常がコーラス三昧。
――一番印象に残っているエピソードはなんでしょうか?
えれなとしてはやはり、サボローとのエピソードが印象深いです。オンエアを観て泣きました。また、会えると良いな。
――物語の後編、トゥインクルイマジネーションの力に目覚めと発動には、さまざまな想いが交錯したと思いますが、演じるにあたって注意された事などありましたか?
太陽と呼ばれるえれなにも、迷いや不安や考え事をする時間はあります。
「自分のやり方は間違っていたのか?」と自分を信じられなくなってしまう瞬間もありました。
それでも、自分の本当の願いと進みたい道を、自分の素直な感情の記憶から見つけ直せたのは、とてもえれならしい正直な答えだなと感じました。
そうした終盤に顔を出した彼女の心の揺らぎを、まっさらな感情から丁寧に追いかけられるよう、まっすぐに見つめ続けました。
物語の中で、会話を通して、画の中(劇中)で……彼女を本当に丁寧に描いていただいたなと有難く感じています。
また、彼女を信じ、背中を押してくれた「まどか」の存在が、えれなに感情移入した時に泣きそうなほど嬉しく、本当に月と太陽のような、遠いようで似ている背中合わせの2人なんだなと感じました。
――アフレコで特に想い出に残っていることなどありますか?
天宮家は大家族なので純粋に人数も多く、家族パートを演じている時のマイク前のわちゃわちゃ具合が本当に家族のようで、楽しいなぁといつも感じていました。私もえれなとして、その団欒の一員になれて凄く嬉しかったです!
また、ひかる役の瑛ちゃん(成瀬瑛美さん)がいつも星のモチーフやひかるを意識したファッションをされて来ていて、アフレコ中、画面の中のひかるとシンクロして、マイク前の瑛ちゃん「まさにひかるにしか見えない!」となることが度々ありました(笑)
あと、ノットレイのガヤはいつも一番最後にキャスト全員でやっているです。他のパートとはノリが違って毎回楽しかったです。ノットレイ代表の下山(吉光)さんや越後屋(コースケ)さんの指揮で、笑いの絶えないガヤ録りでした。
――5人のチームワークを、作品以外で感じる部分などありましたか?
丸1年もの時間を共に過ごした間柄はやっぱり特別で、馴染み深いものです。
別の現場でも、スタプリメンバーの顔を見るとホッとしますし、これからもかけがえのない時間を共有できたファミリーとして、関係をあたためて大切にしていきたいなぁと感じています。
作品が終わっても、キュアソレイユに会える「スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭」!
――プリキュアでは、キャラショーの収録やキャラソンの歌唱、そしてライブの出演などもありましたが、それらの活動はいかがでしたか?
キャラクターショーの、スーツアクターの皆様の動きを想定した演技をさせて頂けたのが新鮮でした。
目の前に何百人ものショーを楽しんでくれる子供たちを想像しながら、「みんな〜!」と声をかけるセリフを言うのが、とてもワクワクしました!
ライブでは小さな、そして大きなお友達とみんなで1つになった盛り上がりを感じられて、2つとない幸せな経験でした。
――夏にライブがあり、2月にプリキュアとして初のイベント「スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭」が開催されます。感謝祭イベントの開催を知ったときの感想をお願い致します。
初の試みとして作品単体の感謝祭を開くなんて……なんてファン思いなんだろう!と思いました。
参加する私たちにとっても、嬉しいスペシャルステージです。スタプリチームは本当に愛情深い座組だなあと嬉しく思います。
――感謝祭への意気込みなどありますか?
シリーズが一区切りして、寂しいと感じてくれているスタプリロスのおともだちのみなさまに、私たちからも「ありがとう! 大好きだよ!」と伝えに行きたいです。みなさまとスタプリ愛を交換できる、最高のお祭りになればいいなと願っています☆
――感謝祭に向けて楽しみなことやっておきたいことなどありますか?
フィナーレのお祭りをみんなと思いっきり楽しめるように、風邪をひかない健康な体づくりをしたいです。まだまだ寒い時期ですからね! 誰一人欠けることなく、みんなで賑やかに、晴れやかに一年を振り返りたいです。
――感謝祭には、ライブや朗読劇、オリジナルのキャラクターショーもあると伺いました。オススメのポイントなどありましたら教えてください。
キャラクターショーは、最後にふさわしいスペシャルな内容になっています。きっとみなさまにお楽しみいただけるはず♪
スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭
2020年2月15日(土)・16日(日) オリックス劇場(大阪公演)
2020年2月22日(土)・23日(日祝) 中野サンプラザホール(東京公演)
※詳細は、記事の最後に。