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『リゼロ』第2期:小林裕介×高橋李依が32話を振り返る|インタビュー後編

『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season:スバル役 小林裕介さん×エミリア役 高橋李依さんが32話を振り返る|インタビュー後編

ベアトリスが初めて感情をむき出しに。様々な感情が入り乱れ、小林さんも追いつけなくなることも

――前半のスバルを助けたベアトリスとの会話シーンでは、ベアトリスが取り乱したり、感情的になったり、今までにはない面が見えました。

小林:スバルは、なぜこんなにベアトリスが感情をむき出しにするのか、わからなかったし、ペテルギウスが持っていた福音書に似たものを大切そうに抱えているのを見て、「もしかして魔女教と関係があるのでは?」と疑惑も湧いて。何を信じていいのか、わからない状況に追い込まれていって。でもレムと同じように、今まで培ってきたものを信じたい自分がいて、ベアトリスを守ろうとしたり。あまりにも複雑すぎて、「生きづらいな、スバル」と思いました。

――ベアトリスへの不信感、ロズワール邸に残したレムやペトラたちを救わなきゃという焦り、苦しい感情が渦巻く中でガーフィールにとらわれてのオットーの救出という感情を揺さぶられまくっています。

小林:この回に限らず、2nd seasonに入ってから様々な感情が凝縮された回が多くて、僕も感情が追い付かなくなることが多々あります。視聴者の方も必死にしがみつかないと振り落とされそうになっていると思いますが、一緒に頑張ってついてきてほしいです。

新しい収録方法の難しさ。新キャストへの説明役は高橋さんへ

――この2nd seasonではスバルが死に戻ると、試練の克服に失敗し、墓所でエミリアが倒れているシーンが何度も続きます。エミリアを演じる側としては難しいのでは?

高橋:スバルが死に戻りした時、エミリアは倒れているだけなので、その前に何があったのか、それに引きずられないように『氷結の絆』を思い出しながらやっていました。何度も苦しんでいるので早く助けてあげてほしいと思っているんですけど、外部からの干渉があると試練から現実に戻ってしまうんですよね。もしかしたらその時、試練を乗り越えられたかもしれないし、スバルは過保護かもと思ってしまいますね。エミリアとしては助けてくれて感謝しているとは思うんですけど、スバルは信じていると言いつつ、信じ切れていないのかも。

――前シリーズでは主に小林さんが苦しんでいましたが、2nd seasonで高橋さんもついにそこへ加わったという感も。

高橋:大変という意味では、今の状況での収録自体が大変ですね。

小林:スタッフさんたちが気を遣ってくださって、グループに分けての収録ですが、掛け合いがあるシーンはできる限り、一緒にやらせていただいています。それに収録方法の苦労よりも本編での苦労のほうがやっぱり大きいので。ただ収録する順番が前後したりすることもあるため、そこはうまく切り替えて集中しなくちゃいけないと。

――物語と感情の流れがつながらないと違和感が出てしまいますからね。

小林:毎回、感情の切り替えが多いので大変ですけど、何とか頑張っています。

――今シリーズも新キャラが多いわけですが、やっぱり小林さんが説明役に?

小林:今回は李依ちゃんが先を読んでくれているので、キャラの説明もしてくれています。

高橋:1期同様に原作の長月達平先生が現場に立ち会ってくださっているので、皆さんが持ってきた答えが正しいのかという背中を私がちょっとだけ押させてもらうくらいの感じで。「全然、大丈夫ですよ」って。今回から参加されるキャストさんから「本当にロリばばぁでいいんだよね?」、「それでいいんですよ」とか(笑)。私自身もひと言もらえたら自信を持ってやれたので、そんなサポートがスタジオ内でできたらいいなと思って。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
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