【連載】『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:エミリア役 高橋李依さんインタビュー前編|後半クールでのターニングポイントではいつも以上に気を引き締めて収録に
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中! 難局の打開に乗り出すスバルと、試練を克服できず、パートナーのパックに契約を破棄されたエミリアの今後の動向も気になるところです。
2nd season後半クールが始まり、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート! 第2弾にご登場いただくのはエミリア役の高橋李依さんです。前後編に渡ってお送りしますが、前編となる今回は2nd seasonを振り返りつつ、前回の39話でのパックとの別れのシーンについて語っていただきました。
エミリアの感情の振り幅が大きかった前半クール。後半クールで羽ばたくための準備という感覚も
――2ndシーズン後半クールがいよいよ始まりました。感想をお聞かせください。
高橋李依さん(以下、高橋):「お待たせしました!」ですし、「お待ちしていました!」。後半クールを収録しながら、この温度感を早く皆さんと共有したいなとワクワクしていました。
――エミリアは試練に何度も打ちのめされたり、気を失って倒れているシーンが多かったので、そこから立ち直るシーンを早く見たい、演じたいという気持ちも強かったのでは?
高橋:むしろ後半クールに向けてエミリアの強さを温存していたと言いますか。後半からがエミリアのターンですよ!
――2ndシーズン前半クールでのエミリアについての印象をお聞かせください。
高橋:エミリアが強くなるとスバルが弱くなったり、その逆も多かったので、早く2人で一緒に強くなってほしいなとずっと願っていました。あと、ファンのみなさんの間で「病みリア」と呼ばれる、いつもと違うエミリアを演じることもありまして。前半クールは振り幅が大きく、たくさんの表情を積み重ねられたからこそ、後半クールで本当のエミリアを見つけられたらいいなと思っています。
――苦しさや悲しさなど負の感情を見せるシーンが多かった気がします。
高橋:毎回リゼロでは、壁にぶつかり乗り越える、という出題編からの解決編といった印象がありまして。2nd seasonの前半クールは特に出題編だったということもあり、やはり暗い感情が渦巻くのは仕方のないことかなと。そして後半クールへの舞台を整えていた感じもしています。
前半クールは意外なシーンの詰め合わせ!?
――前半クールのスバルについてはどう思われましたか?
高橋:死に方ってまだまだこんなにあったんですね……。ウサギが死因になるなんて思ってもみなかったですし、リューズさんとガーフィールにもまさか監禁されるとは。そんな「『リゼロ』でこんなシーンを見ることになるなんて」の詰め合わせだったので、スバルにはいろいろな体験を見させてもらっていますね。もちろん、かわいそうだなとも思っています!
――新キャラもたくさん登場しましたね。
高橋:その中でも前半クールで特に印象に残ったのはエキドナだったのではないでしょうか。いい人なの? 何を考えているの? みたいな部分が前半クールで明らかになって、他に残っている新キャラたちを後半クールで掘り下げていくのかなと。今後はガーフィールやリューズさんのターンになるのかなと、楽しみです。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会