【連載】『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:エミリア役 高橋李依さんインタビュー前編|41話の試練前のスバルとの会話シーンは意識して収録に
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中! 2nd season後半クールが始まり、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート! 第4弾はエミリア役の高橋李依さんに再登場していただきました。
前後編に渡ってお送りしますが、前編となる今回は41話を振り返りつつ、2nd seasonにリンクしているOVA『氷結の絆』の見どころ、1月28日の発売を控えたゲーム『Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補』のお話などお聞きしました!
ガーフィールをもっと好きになった41話。スバルへのデレデレぶりにもビックリ!?
――まず前回の41話「クウェインの石は一人じゃ上がらない」では、ガーフィールの過去が明らかになりましたね。
エミリア役 高橋李依さん(以下、高橋):今までのガーフィールは聖域の開放を阻んだり、スバルたちの壁になっていましたが、悪人だと決めつけることができなかった。その感覚は間違っていなかったんだと納得できました。そして彼の内面に触れることができて、もっと好きになることができました。試練っていいものですね(笑)。
――あんなに試練で苦しんでいるエミリアの口からそんな言葉が(笑)。あとスバルに敗れたガーフィールがのちにスバルを慕って「大将」と呼ぶようになるという変化も。
高橋:ガーフィール役の岡本(信彦)さんとはなかなか収録ではご一緒できていなくて。だからオンエアを見て、デレデレ具合にビックリ&キュンとしました!あと14歳という事実にも(笑)。それを聞かされたスバルの「中2じゃねぇか~!」って叫び声が響き渡って、久しぶりのコミカルシーンに癒されました。
エミリアとスバルの会話シーンと再び試練に挑む前の高橋さんの心境とは?
――あとエミリアが再び試練に向かう前のスバルとの会話で、キスしたことについて「たくさんのことが片付いてから、ゆっくりお話、ね?」というシーンはかわいかったです。
高橋:エミリアには恋愛的な経験や知識がないということで、キスとはどういうことに値するのか。すごく意識したので、後の答え合わせが楽しみです。
――そして墓所の中に入り、壁に書かれたスバルからのメッセージに背中を押されるように試練に向かいましたが、この時のエミリアの心境についてどう思われましたか?
高橋:強い気持ちを持って挑もうとしている時にメッセージを見つけて、「これから頑張らなきゃいけないのに泣かせてどうするの?」と小言が出そうなほどに破顔して。人の温かさや優しさなどの感情に触れながら試練に向かえたのかなと思うし、彼女にまた大きな力を与えてくれたと思います。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会