ヴァンパイアたちが繰り広げるヴィジュアル系ライブバトル! 上松範康×A-1 Pictures×アニプレックスが贈る新プロジェクト発表会をレポート!【アニメジャパン2021】
歴史を紡いできたヴィジュアル系の音楽性が組み込まれている「O★Z(オズ)」
“誕生、永遠の新星群”がキャッチコピーの4人からなるユニット「O★Z(オズ)」は、主人公格のユニット。
千葉さんが演じる結希アンジュはオーディション時、引っ込み思案な少年だと感じたとのこと。でも、ユニットになると自信に溢れている表情が魅力的だと話します。
ギルティア・ブリオン役の古川さんは、カッコいいポーズが決まるキャラクターを担当することになり気合いが入ったそうです。
イヴ・ルイーズ役の七海さんは、初めてユニットのティザービジュアルを見た際、綺麗なブルーが印象的で爽やかな雰囲気を感じ取ったのだそう。ビジュアルに相応しい役づくりをしたいと語ります。
ロビン・ラフィット役の堀江さんは、オーディションで何個かセリフを読んだときにつかめない雰囲気を感じ取ったとのこと。これからのアフレコが楽しみだと話しました。
そんな4人からなる「O★Z」は、歴史を紡いできたヴィジュアル系のメロディーを思い出させるような音楽性になっているとのこと。
その音楽性を上松さんが現代風に解釈した楽曲に仕上がっているそうです。一体、どんな楽曲なのか、ますます気になります……!
また、千葉さん、古川さん、堀江さんの3人はレコーディングがスタートしているそうで、千葉さんが担当するパートがカッコいいと熱く語るのは古川さん。
千葉さん自身、ヴィジュアル系の音楽が好きだそうで、これまで歌ったことがない曲調にワクワクしながら収録したそうです。
上松さんもキャスト陣それぞれが感じてきたヴィジュアル系の音楽を、自分なりにやり過ぎなくらいに歌って欲しかったと話し、熱いディレクションが多かったとレコーディングの裏話に盛り上がりました。
世界のルールをぶっ壊す「LOS†EDEN(ロストエデン)」
“本能剥き出しの肉食獣”がキャッチコピーの「LOS†EDEN(ロストエデン)」。このユニットのコンセプトは、“俺たちがすべて”、“この世界のルールは全部ぶっ壊す”のような荒々しいイメージだそうです。
印象について聞かれたサガ・ラトゥール役の江口さんは治安が悪いとコメント。ヴァンパイアとヴィジュアル系ということで、エネルギーをぶつけ合ってぶっ壊していきたいと話します。
ミスト・フレーヴ役の島﨑さんは、ユニットのロゴに注目。十字架が入っているところに島﨑さんの中二心がくすぐられたそうです。
永塚さんが演じるヴーヴ・エリザベスは、可愛い雰囲気を醸しつつも妖艶なキャラクター。“甘辛ミックス”のような雰囲気だと話し、他のキャストも頷きます。
上松さん曰く、エリザベスは物語の中でも意外性を持っているキャラクターだそうです!
そして、矢野さん演じるジャック・ムートンは、見た目は子供だけど絶対普通じゃない、絶対に何かを抱えていると感じたとのこと。
キャラクター1人1人の物語が念密に考えられているので、それを踏まえて音楽を聴くと、さらに世界観を楽しむことができると上松さんは話します。
また、島﨑さんと矢野さんは楽曲のレコーディングが始まっているそうで、パッションで歌ったという島﨑さんの歌声を聴いた矢野さんは、震え上がったそうです。
声優さんが演じるキャラでのヴィジュアル系音楽であることを全面に出していきたいと話す上松さんは、キャスト陣にやりすぎるくらいに歌ってほしいと熱く語っていました。
そんな全力でバチバチにぶつけ合っている楽曲が一体どのようなものなのか、耳にする日が待ち遠しいです。
格式を感じられる「ECLIPSE(イクリプス)」
最後に紹介されたのは、“孤高のノブレス・オブリージュ”がキャッチコピーの「ECLIPSE(イクリプス)」。
ディミトリ・ロマネ役の増田さんは、ビジュアルからヴァンパイアらしい格式を感じたとのこと。高貴な存在、伝承に伝わるヴァンパイアの印象を受けたそうです。
ハイド・ジャイエ役の蒼井さんは、ご自身がどんな色にも染めることのできる“白”が好きなこともあり、この2人が自分たち色に周りをどのように染めていくのか、または2人がどのような色に染まっていくのかワクワクしながらも、多くを語らずとも2人のインパクトが感じられるビジュアルだと話しました。
増田さんと蒼井さんの話を聞いていた上松さんは、『ヴィジュアルプリズン』の世界で1番大事なことは「美」だとコメント。
歌は美しさを表現するためのもの、美しさがすべてであることが、『ヴィジュアルプリズン』の世界観で大事な価値になってくると話します。
そんな世界で、「ECLIPSE(イクリプス)」は絶対的な存在。そこを踏まえた上での三つ巴のバトルが繰り広げられる内容になっているそうです。
そして、気になる「ECLIPSE(イクリプス)」の音楽性は、オーケストラ要素が少し入っているシンフォニックロックのようなサウンドになっているとのこと。
すでに増田さんはレコーディングを終えているとのことで、オペラやミュージカルのような言葉を紡ぐ、言葉に感情がのることが多い曲調になっていると話します。
品の良さを感じられるオーケストラと激しいドラムが鳴るようなヴィジュアル系音楽が融合しているのも、このサウンドの1番の面白さだと話す上松さん。
物語と併せて、それぞれユニットの色が出ているヴィジュアル系音楽も注目ポイントです!