アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』源 さくら役 本渡 楓さん✕山田たえ役 三石琴乃さんインタビュー｜見てみたいワラズボターン！お墓参りのシーンでは新たな謎も!?【SAGA_R：０６】

本渡さんが印象的だったのは白竜さんと共演した2話

――では本渡さんの6話までの印象深いシーンやエピソードもお聞かせください。

本渡：私は白竜さんとアサミさんと収録させていただいた2話が印象深いです。3人で収録させていただきましたが、ある取材後にスタジオに戻ったらちょうど白竜さんが入られたところでアサミさんがぱっと走っていって、「おはようございます！　サキ役の田野アサミです！」とごあいさつされて。

私も追いかけてごあいさつさせていただきましたが、「この様子どこかで見たことあるな？」と思ったら「2話でサキちゃんがホワイト竜さんにあいさつしたシーンだ！」と思い出しました。

――豪華ゲストなのに2話で登場なんて早すぎですよね。

本渡：たぶん私よりも視聴者の皆さんのほうがきっと驚いてますよね(笑)。2期が決定した時のPVにも出演してくださっていますが、白竜さんとお話しさせていただいたら、すごく楽しんでくださっているみたいでした。

(白竜さんは)佐賀県出身ということもあって、2話の舞台になったそれぞれの場所も「知ってるよ」と。「喧嘩祭りというのもあってね」と楽しくお話をしてくださったり、最後に3人で記念撮影までさせていただいて。すごく2話が思い出深いです。

全体的な部分としては、今までは例えばたえちゃんの頭が取れても、サキちゃんを筆頭に「ゾンビだから大丈夫！」とか「おもしろいじゃないか、このグループ」で済んでいたけど、『リベンジ』になってからゾンビだから大丈夫とは言い切れない部分も出てきてしまって･･･。

でもフランシュシュの楽曲は幸太郎さんの手で作られていますが、純子やさくらに熱く訴えかけた言葉が歌詞になっていたり、サキちゃんとホワイト竜さんの実際のやり取りが歌詞になっているのは素敵だなと思いますし、どんな気持ちで幸太郎さんは歌詞を書いたんだろうと想像したらせつない気持ちになることもあります。

――4話で純子にエレキを叩き折られたシーンもせつなかったですね。

三石：あの後、たえとロメロが接着剤で直してしましたね。画面の下のほうで(笑)。

三石さんの希望は今後もたえとしていろいろなお話を体験できれば。そして本渡さんいわく「皆さんの予想を裏切るでしょう！」

――今後の見どころや個人的に期待しているシーンや展開など教えてください。

三石：皆さんと同じように毎回、「どうなるんだろう？」と楽しみにしているだけですね。先のお話を少しお聞きしましたが、「へえ～」とか「やっとか」、「本当に!?」という感想で。1期で謎だった部分が少しずつ明かされていますが、個人的にはたえちゃんはこのままでいいと思っています。それほど謎解きには固執していなくて、この世界の中でいろいろなお話が体験できれば楽しいなと思っています。

本渡：『リベンジ』が始まって、見てくださる皆さんに毎回、驚きや感動などお届けできたらいいなと思いながらアフレコに臨んでいるのですが、7話以降もいろいろなことが起こります。ビックリさせるだけではなく、喜んでいただけるエピソードもあると思いますので、楽しみにしていてほしいです。

――あと毎回、冒頭の難易度が上がりまくるアバンへの本渡さんの挑戦も(笑)。

本渡：1期の頃のアバンはもうちょっと優しかった気がします(笑)。でも文字量が多ければ多いほど、皆さんが楽しんでくれると思うし、伝えたいこともたくさん伝えられると思うので、ありがたいです。脚本の方がどんなふうに言ってほしくて書いたのかをいつも考えながら読ませていただいています。

三石さんが本渡さんに感じた更なる成長。本渡さんは安心しつつ、今後も背筋を伸ばして収録に

――お2人で今回対談された感想をお聞かせください。

三石：2人で取材を受けるのは今回が初めてでしたが、楽しかったです。いろいろと気遣いもしてくれてありがとう。

本渡：こちらこそ、ありがとうございました。いち読者の気持ちになっている部分も若干ありつつ、他の共演者の方のお話を聞くのが好きなので楽しかったです。

三石：2人で共演するのは『ゾンビランドサガ』が初めてで。最初の頃は一生懸命まじめに頑張っているなと思っていました。そして2期までの間にいろいろなお仕事をされていく中でより役への肉付けの仕方など厚くなってきたんじゃないかなと思います。

本渡：私にとってはやっぱりアバンでアドバイスをいただいたのが印象深くて、「もっとこうすると楽だと思うよ」と言っていただけたことが嬉しくて。現場で大先輩からアドバイスをいただけることは貴重ですし、琴乃さんはいつも全体を見てくださっていて。安心しつつも頑張らなきゃと背筋が伸びる気持ちで収録に臨ませていただいています。

1期が終わった後、別の収録でお会いした時、「お久しぶりです」とごあいさつしたら、「久しぶりだね」とハグしていただいたことも忘れられません。これからも引き続きよろしくお願いします。

三石：こちらこそ。