2021年6月前半の総括（習い事）｜青山吉能『みずいろPlace』#25

皆さんこんにちは、元気ですか？

わたしは元気です。

青山吉能です。

最近どんどんコラムの文章量が増えていて、もっとすっきりと読了感の得られる文が書けないものかと試行錯誤しております。　

さて先日は「みずいろPlace書籍化プロジェクトキックオフ配信」ご覧いただきましてありがとうございました！

開始早々目標金額を超えたという情報を見て驚きと喜びと、安堵と。

とにかく安堵が強かったかな。張り詰めていた糸が少しだけふっと緩みました。

もともとひとりで書き進めていたこのコラム、多くの方を巻き込んで書籍化するということで、関わった皆様の顔に泥を塗ることは許されないと思いながらCF初日を迎えました。

関わった皆様、にはもちろんファンの皆さんも含まれていて、わたしを応援していることで悲しい気持ちだったり恥ずかしい思いをさせたりしたくないと、わたしは常々思っています。

みんなの誇れる推しでいたい。

「ああ、推し、こんなもんか。」と思われることは、それを応援している皆さん自身のアイデンティティすらも汚してしまう。

わたしがよく言う、“わたしとオタクはWin-Winの関係”という言葉はそんな想いが込められていたりします。

みんながいることでわたしが輝いて、わたしがいることでみんなの人生も最高。

これまでがどうだったか、これからがどうなるかもわかりませんが、今この瞬間にも最高の仕事をして、皆さん自慢の推しになり続けていると信じています。

CF最終日は7月3日！一生涯残るみずプレの歴史的一冊を、是非いろんな方に知っていただけたら嬉しいです。

なんだか「聴くみずプレ」を収録したあとだからか、なんだか書くひとことひとことが・・・はず・・・はずかし・・・・・・・・・。筆がいちいち止まります。

#20にて、「どうしたら未来の自分に恥ずかしい思いをさせない人生を歩めるんでしょうか？」と過去の黒歴史について言っていますが、まさに未来のわたしは恥ずかしがっています。

でも止められない！申し訳なさとの共存が人生なのです。

ピアノ、バレエ、書道。他にも...？

さて今回のテーマは「習い事」です。

わたしとこれまでの習い事の歴史は、ピアノ、バレエ、書道などなど。（マミちゃんに聞いたら「単発で絵もやってたよ」と教えてもらいました）（単発って言い方にじわ）

結果として今の自分にも身についているものは、ギリギリ書道がしがみついてきてくれていますが、そのほかはなんとも言えません。

才能は3歳までにどうちゃらとか、継続は力なりとか、悔しいけれど本当にそうだなと感じます。

どの習い事においてもわたしがNo.1というタイミングがあまりなく、劣等感とともに習っていたというのも身につかなかった一因と言えます。

バレエを習っていた時、ちびっこチームの中でちょっぴりいい役が振られても、もっと上手い人はたくさんいて、なにより一番身近だった姉はトゥシューズを履いてソロをもらえていたり。

ピアノだって練習も復習も大嫌いだったし、教室にいけばわたしより年下でお手手もまだまだ小さい子が幻想即興曲をばりばりに弾きこなしていたり。

こんな風に周りに気を向けずに自分に夢中になれていたら、きっと変わっていたんでしょうか。

唯一、中学卒業まで続けたものが書道でした。

なんだかそれなりに才能があって上手だったし、あの空気が大好きだったので続けられました。

教室のふすまを開けた途端に広がる墨や半紙の匂い。

いざ筆を手に持てば目の前の紙と自分だけの世界に入ることができて、どんなに悲しいことがあったって書に向かうときだけはすべての意識が筆に向かうんです。

片付けが終わった人から持って帰っていい、古い缶にはいった飴ちゃんやラムネ菓子。昇段したらもらえるもらえる数が２つになって、ときどき目を盗んで３つ４つ持って帰って。（怒られて）

あのちょっとした日常が大好きでした。