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アニメ『ワッチャプリマジ!』総監督・佐藤順一、シリーズの魅力を継承しつつ新たな作品を作っていく/レポート

「プリティーシリーズ10周年記念作品&新事業発表会」レポート|アニメ『ワッチャプリマジ!』の総監督は佐藤順一さんが担当し、シリーズの魅力を継承しつつ新たな作品を作っていく

先日2021年5月をもって最終回を迎えた『キラッとプリ☆チャン』。同作をはじめ『プリパラ』や『プリティーリズム』を擁する“プリティーシリーズ”の「10周年記念作品&新事業発表会」が、2021年6月24日(木)に実施されました。

本イベントではテレビ東京アナウンサーの片渕茜さんをMCに、株式会社タカラトミーアーツ専務取締役の森岡俊広さんが登壇。加えてゲストとして、新たなアニメ『ワッチャプリマジ!』の制作に携わる佐藤順一さん&小林浩輔さん、出演声優陣から廣瀬千夏さん&小池理子さんがゲストとして登場。

10周年を迎えるにあたっての新事業や新アニメ作品の紹介、ゲストによるトークセッションが行われましたので、本稿ではこの模様をレポートしていきます!


 

新たなカードのデザインは子供たちにとっての宝物になることがコンセプト

森岡さんによるシリーズを振り返るトークがあったところで、新たに展開される作品のテーマとして“魔法”というキーワードがピックアップされました。ここでゲーム新シリーズの映像が上映されると、タイトルが『ワッチャプリマジ!』であること、テーマである“魔法”を実現する“プリマジカード”という新たなアイテムの存在が明らかに。また10月稼動開始であることも判明しました。

このプリマジカードを用いてゲーム内で自分のキャラクターをコーディネートしていくことになるのですが、特殊な印刷技術を用いステンドグラスのような透き通ったデザインになっていることが特徴。これは子供たちの宝物になるようにというコンセプトがあるためだそうです。

続いて共同原作・共同開発の株式会社シンソフィアより、代表取締役社長・吉田秀司さんから「これまでの作品で培ったことをすべて出し切り、最高のものを作りました」との作品への自信に満ち溢れたメッセージが紹介されました。

お次は同じく10月からスタートする新アニメ『ワッチャプリマジ!』の映像が上映。総監督は『美少女戦士セーラームーン 』や『おジャ魔女どれみ』、『HUGっと!プリキュア』などに関わった佐藤さん。監督は『プリティーリズム』の頃からシリーズに関わり続けた小林さんが務めることがわかりました。

そんなおふたりが会場に現れたところで、早速作品についての話を伺っていくことに。佐藤さんはシリーズ初参加とのことですが、この機会にこれまでのシリーズ作品を視聴して歌やダンス、おしゃれといったものを通して好きという力から生まれる力を子供たちに伝えていたと発見したそう。こういった愛されている部分をしっかり残しつつ、新しいものを作っていくとしました。また今の子供たちが何を楽しく思っていてどういうものが好きなのか、これをしっかり踏まえ作品作りに臨んでいるとのこと。

小林さんもコメントを求められると、初の監督就任について光栄に思うと述べました。そして見どころについては、これまでのシリーズにあった魅力に加えて、魔法や真剣に取り組んで勝負する気持ちを前面に出したドラマティックな展開だと話しました。

おふたりが作品について語ったところで、シリーズ構成を担当する坪田文さんからの「女の子の夢と希望とラブが詰まった作品に再び関われて嬉しい」といったメッセージがMCによって代読されました。加えて物語については、笑って泣ける王道のガールズストーリーを目指しているとの話も。

最後に佐藤さんが前述した坪田さんのメッセージを踏まえ大事に作品を制作していくコメントすると、大変だと思うが楽しい作品になるように頑張っていくとコメントを結びました。続いて小林さんがこれまでシリーズを続けてこれたのはファンのみなさんの熱量のおかげだと話すと、今回の作品も本気で作っていると自信を露わに。

このメッセージをもっておふたりは降壇し、本作のメインキャラクターとなる陽比野まつり役の廣瀬千夏さん、みゃむ役の小池理子さんが登場しました。一気に会場の空気が華やいだところで、まずは出演が決まった時の心境が話題となりました。

広瀬さんは自分に決まったことに凄く驚いたそうで、一週間経っても夢のように感じたそうです。小池さんについては、嬉しさのあまり駅のベンチで震えるほどだったのだとか。

キャラクターのイラストについては、広瀬さんは自身の演じるまつりについて明るく夢に向かって一直線なところが魅力と一言。みゃむについて小池さんはまつりのパートナーの魔法使いという役どころだと前置きしつつ、自分のことが大好きで豪快なところに憧れがあると話していました。

このイベントで着用していた衣装についても話が及ぶと、それぞれの役をイメージしたものであることや、お気に入りポイントが話題に。広瀬さんの方はステージに立つまつりをイメージしているそうで、各部にデザインされたハートの意匠がポイント。小池さんの方は猫耳が付いた帽子や鈴の付いたチョーカーがお気に入りなのだとか。

お互いの衣装について称賛し合う場面を挟んだところで、そろそろイベント終了のためファンの皆さんへ意気込みを込めたメッセージ。広瀬さんは10年もの間ファンのみなさんが繋いできた作品だと話すと、私もこれからまつりとしてそのバトンを繋いでいきたい、勇気と夢を届けていけたらと話しました。

そして小池さんもにゃむやまつりたちと自分も夢と元気を伝えていけるよう力いっぱい努めていくとしたところで閉幕。
 

佐藤監督起用の理由はこれからの10年を作っていくため

ここからマスコミ向けの質疑応答コーナーが実施。森岡さんに加えタカラトミーアーツの大庭晋一郎さん、タツノコプロの依田健さんが登壇して質問に答えていきました。

最初の質問は佐藤さんを総監督に起用した理由について。これの回答としては、これからのシリーズの10年を作る基盤となることを期待し、その魅力をさらに磨き上げて欲しいという想いがあったとのこと。

他には新たなゲームの方にてこれまでの作品のトモチケ的な要素があるのかどうか、前作の『キラッとプリ☆チャン』が配信といった視聴者にとっても身近な部分を扱っていたのに対して今回は魔法をテーマにした理由など、気になる質問が次々と飛び出しました。

魔法をテーマに据えたことについては、なんでもアミューズメントゲームは実際にお店に訪れなければできない非日常的な体験を子供たちに提供したいという考えがあり、敢えての挑戦だったようです。

最後にMCから、この先どれくらいシリーズを続けていく予定なのかを問われると、森岡さんは「15年、20年と続く作品を目指していく」と大きな夢を語り質疑応答のコーナーも終了の時間に。

いよいよ新展開が明らかとなったプリティーシリーズ。10月から本格始動ということで、後3~4か月余り、期待に胸を膨らませておきましょう!
 

当日の発表情報詳細は以下より

★プリティーシリーズ10周年記念作品『ワッチャプリマジ!』発表!10月よりアニメ放送開始

 

アニメ『ワッチャプリマジ!』番組概要

放送:2021年10月アニメ放送開始テレビ東京系6局ネットにて
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア
総監督:佐藤順一
監督:小林浩輔
チーフディレクター:Park Chi Man
シリーズ構成:坪田文
キャラクター原案:梨本裕美(シンソフィア)
キャラクターデザイン:戸田さやか
CGディレクター:乙部善弘
音楽:水谷広実
音響監督:長崎行男
アニメーション制作:タツノコプロ・DongwooA & E
キャスト:陽比野まつり:廣瀬千夏/みゃむ:小池理子ほか
 
公式サイト
公式ツイッター(@PrettySeriesPR)
ゲーム公式ツイッター(@T_ARTS_PRETTY)

(C) T-ARTS/ syn Sophia / テレビ東京/ PM製作委員会
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