TVアニメ『ワッチャプリマジ!』心愛れもん役・鈴木杏奈さんインタビュー「『プリティーシリーズ』が長年築き上げてきた歴史を崩すことなく、より良いものにできるように、私も頑張ります!」
『プリティーシリーズ』の10周年記念作品『ワッチャプリマジ!』(『プリマジ』)は、歌とダンスとファッションで作り上げる魔法のようなエンターテイメント“プリマジ”に憧れる中学一年生の陽比野まつりが、突然現れた魔法使いみゃむからスカウトされたことをきっかけに、“プリマジ”のトップを目指す物語です。
アニメイトタイムズでは『プリマジ』声優の皆さんへのメール・対面インタビューを実施! 第7回目に登場してくれたのは、“プリマジオタク”の心愛れもんを演じる鈴木杏奈さんです。鈴木さんはオープニングテーマ「Dreaming Sound」も歌唱しています。アフレコ前でワクワクしている鈴木さんに、マジな意気込みをうかがいました。アーティストデビューにまつわるインタビューは別途掲載予定です。お楽しみに!
夢が現実に スタッフによるサプライズ
――れもん役が決まるまでの経緯を教えてください。
鈴木杏奈さん(以下、鈴木):新しい『プリティーシリーズ』のオーディションがあることをマネージャーさんに教えていただいて。どの子を受けるか決めて、事務所でも家でも練習して、それをマネージャーさんにも聞いてもらいました。実は最初はまつりちゃんを受けていたんです。
当初、れもんちゃんはオーディションを受け付けていなくて「この子すごく可愛いけど、受けられないんだ」と思っていました。テープオーディションを経て、スタジオオーディションに進むことができて。その会場で「れもんちゃん、やってみない?」って言われたんです。突然のことだったので、めちゃくちゃ驚きました。その場で台本を読ませていただき、「れもんちゃんをやらせてもらえた……!」ってニヤニヤしながら帰宅しました。
――感触はいかがでしたか?
鈴木:その場でお声がけいただいたので練習はできていなくて。自分が台本を読んで感じたれもんちゃんを出したので「合ってたのかな」という不安はありました。でも心のどこかで「れもんちゃん、受かってて欲しいな」って。そしたら無事に合格していて! すごくうれしかったです。
――鈴木さんにとって『プリティーシリーズ』はどんな作品ですか?
鈴木:私が小さかったころ、『プリティーリズム』が放送されていて。プリズムストーンがキラキラ輝いていたことが印象的で、憧れの存在でした。周りの友だちにも好きな子が多かったです。『プリティーシリーズ』が長年築き上げてきた歴史を崩すことなく、より良いものにできるように私も頑張りたいなと思っています。
共通点は「オタクなところ」
――ではれもんちゃんについても教えてください。鈴木さんから見てれもんちゃんはどんな女の子ですか?
鈴木:自分の好みが詰まった女の子です。視聴者として『プリマジ』を観ていたとしても、れもんちゃんを推していると思います。れもんちゃんはギャップがある子で、普段は人見知りでおとなしくて、どちらかというとアワアワするタイプなんですけど、自分の好きなことになるとオタク力を発揮して、マシンガントークになってしまう。その一方で、オシャレが大好きで “ゴシックガール”と呼ばれていて。そのビジュアルも好みで……もうすべてが好きです!(笑)
――自身との共通点はどのようなところにあると思いますか?
鈴木:私自身もオタクなんです。れもんちゃんはプリマジやゲームのオタクなんですが、私はフィギュアのオタクです……!
――そうなんですか!? そこまでとは勉強不足で知らなかったです。
鈴木:公の場ではあまり言ってないんです(笑)。フィギュアやアニメのグッズがものすごく好きなので、家にフィギュアケースがあります。『ONE PIECE』の女の子キャラクターや初音ミクさんを集めていて。れもんちゃんのグッズが出たら片っ端から集めようと思っていて! れもんちゃんのコーナーは既に空けてあります(笑)。
――神棚になりますね!(笑)
鈴木:はい! いちばん良い場所を空けています(笑)。
――『プリマジ』をキッカケに、鈴木さん自身のギャップというのも明らかになっていきそうですね。
鈴木:フィギュア好きということもあまり言及していなかったので、今後はSNSで投稿していこうかなと思っています!
――6話はれもんちゃんがフィーチャーされたお話になりましたね。
鈴木:6話、めちゃくちゃ良いです……! それまではれもんちゃんって謎の女の子なんです。1話では一言「陽比野まつりさん」しか言わず、後ろ姿なので顔も映っていなくて。6話では、れもんちゃんがどんな子なのか、ついに明らかになりました。