映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、声優・榎木淳弥さんがスパイダーマン/ピーター・パーカーと歩んだ数奇な運命にも注目が集まる!
2022年1月7日(金)に公開されるシリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。その第1弾予告編は、“公開後24時間の視聴数”が全世界で3億5550万回を記録し、これまでの映画作品で最も視聴された予告編(※Sony Pictures Entertainmentより発表)となりました。
先日解禁された最新版の予告映像では、過去作に登場したヴィラン達が集結する様子が描かれ、瞬く間に世界中のトレンドを席巻。そんな世界中で絶大な人気を誇る『スパイダーマン』ですが、2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』初登場から5年にわたり、トム・ホランドさん演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーの吹き替えを努めているのが声優・榎木淳弥さんです。
今でこそ『呪術廻戦』虎杖悠仁役や『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』のヨナ・バシュタ役など、多くの作品で主人公を担当している榎木さん。ですが初めてスパイダーマン役を演じた当時はまだあまり知られておらず、この作品が洋画吹き替えオーディション初挑戦だったというのです!
『スパイダーマン』はこれまで3度映画化がなされており、トビー・マグワイアさん主演の『スパイダーマン』では猪野学さん、『アメイジング・スパイダーマン』では前野智昭さんが演られ、どの作品でも主人公のピーター・パーカーは、等身大で親しみやすいヒーローとして世界中で愛されました。
そんな中で生まれた新しいスパイダーマンにおいて、初オーディションにして世界的人気ヒーローという大役を勝ち取った様子は、それまで映画ファンにもあまり知られていなかったトム・ホランドさんを思い出させる“大抜擢”。このおふたりはまさに、スターダムを駆け上がっているといえるでしょう!
大のマーベルファンである歌舞伎俳優・尾上松也さんがMCを務める番組「#マベりまSHOW」にゲスト出演した際には、トム・ホランドさんの初々しい雰囲気と榎木の吹き替えはぴったりであるということが褒められる一幕が。これを受けて榎木さんは、「初めて受けた吹き替えのオーディションで初めて受かって、初めて主役をやった吹き替えだったので、勝手に初々しさも出ていましたし、その辺りが観る方にも通じているんだなというのがわかって、すごく嬉しいですね」と明かしていました。
また、どのシリーズよりも“親愛なる隣人”というキャッチコピーが似合うMCU版スパイダーマン/ピーター・パーカーとなったことについては、「“親愛なる隣人“という言葉に尽きる。等身大のヒーローはなかなか珍しく、高校生が頑張って悪と立ち向かっていく姿が共感を生むのではないかと思っています」と語っています。
『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒーローに憧れる少年が本当のヒーローになるまで、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)では師匠であるアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)を亡くし、スーパーヒーローの重責に葛藤しながらも再び立ち上がる姿が描かれました。
そして最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、世界中に正体を知られたことにより平穏な生活が一変。大切な人すら危険にさらしてしまうことになり、高校生でありながらスーパーヒーローとしての宿命と向き合う姿が描かれます。
マーベル・シネマティック・ユニバース初参戦から5年。ついに<シリーズ最終章>となる本作で、スパイダーマンとともに歩んできた榎木さんの集大成にも注目です!
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』作品情報
原題:Spider-Man: No Way Home
日本公開表記:2022年1月7日(金)全国の映画館にて公開
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
予告編