『ファイナルファンタジーXIV』(FFXIV) 主要登場キャラクター&声優まとめ【暁月のフィナーレ】
2021年12月7日に発売した最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」にて、「ハイデリン・ゾディアーク編」という大きな物語の完結を迎えた『ファイナルファンタジーXIV』(以下FFXIV)。
旧『FFXIV』や「新生エオルゼア」から続く、ハイデリンとゾディアークを巡る冒険の終わりということもあり、発売に先駆けて「暁月のフィナーレ」をプレイすることができたアーリーアクセス日以降、多くの“光の戦士たち”が盛り上がりを見せていました。
4月12日にはパッチ6.1「新たなる冒険」が公開。その名の通り、これまでとは異なる物語がはじまるという本作に、さらなる注目が集まっています。
ヴェーネスやエメトセルク、ヒュトロダエウスなど、「ハイデリン・ゾディアーク編」において重要な人物たちの過去も明かされた「暁月のフィナーレ」ですが、今回はそんな彼らの魅力を支える「声優」たちをキャラクターと合わせてお伝えしたいと思います。
※※『暁月のフィナーレ』の物語に関するネタバレを含む内容もございます。まだプレイしていない方はご注意ください。(2022年3月28日執筆)※※
『暁月のフィナーレ』
世界に巻き起こる異変を解決するため、光の戦士であるプレイヤー(以下、主人公)をはじめとした「暁の血盟」一行は「オールド・シャーレアン」に向かうことに。
フルシュノ・ルヴェユールをはじめとした、哲学者議会の議員たちによる不自然なまでの拒絶。南国ラザハンにも広がりゆく異変。それらに対処すべく各地を駆け巡る「暁の血盟」だったが、異変はやがて深刻な災厄へと結びついていく――
登場キャラクターたち
ヴェーネス|声:井上喜久子
銀泪湖の湖畔にて、光の戦士の前に現れた謎めいた淑女。光の中に佇む彼女は、終わりのときが迫っていると述べると、星の未来を護るようにとの言葉を残し、消え去った。その声には、どこか懐かしさを覚えるのだが……。(公式プロフィールより引用)
「暁月のフィナーレ」ひいては「ハイデリン・ゾディアーク編」における重要人物の1人。苦境におかれていた主人公にとって、彼女の広い海のような包容力は希望となったのではないでしょうか。
井上喜久子さんの演技は、その包容力を声としても表現。それだけではなく、芯のある強さといった面でも井上さんの演技が光ります。謎多き女性として登場する彼女ですが、その声が聞こえるたびに安心したという方も少なくないはず。
声優:井上喜久子
代表作:『CLANNAD-クラナド-』古河早苗 役/『はたらく細胞』マクロファージ 役
エメトセルク|声:高橋広樹
「漆黒のヴィランズ」でも重要な役割を担っていた人物ですが、「暁月のフィナーレ」でも欠かすことのできない存在として登場。以前は敵として主人公と戦った彼が、今回はどのような立場で関わってくるのでしょうか……?
時間や場所を超えて姿を現す彼の機微を、高橋広樹さんは見事に演じ分けられています。アシエンとしてのエメトセルクと、ひとりの人としてのエメトセルク。その演じ分けに、ぜひ注目ください。
声優:高橋広樹
代表作:『テニスの王子様』菊丸英二 役/『抱かれたい男1位に脅されています。』西條高人 役
ヒュトロダエウス|声:保志総一朗
古き時代に存在した機関「創造物管理局」の局長。茶目っ気の多い言動で、エメトセルクをからかっているようですが、有事の際には頼れる一面が垣間見えることも……?
彼の明るさを声という点でも表現されているのが、ヒュトロダエウスを演じる保志総一朗さん。飄々とした態度から、キリッと真剣な演技への切り替えによって、ますますシーンに引き込まれます。
声優:保志総一朗
代表作:『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマト 役/『ひぐらしのなく頃にシリーズ』前原圭一 役
ヘルメス|声:松岡禎丞
天文の知識に秀で、飛行生物創造の第一人者としても有名な、心優しき青年。自身が創造した使い魔「メーティオン」と穏やかに暮らしていたが……。
ヘルメスを演じる松岡禎丞さんは、彼の持つ優しさと彼が抱く“とある悩み”を見事に表現。優しさ故に悩む姿は映像だけでも胸に訴えるものがありますが、松岡さんの演技によって、その切なさはより鮮明になっています。
声優:松岡禎丞
代表作:『ソードアート・オンライン シリーズ』キリト(桐ケ谷和人)役/『鬼滅の刃 シリーズ』嘴平伊之助 役
メーティオン|声:種﨑敦美
頭部に翼を持つ少女で、青を基調としたカラーリングが印象的。口述で意思疎通することが苦手だが、人とのコミュニケーションは好きな様子。
まだ幼い子どものようなメーティオンですが、周りの人々の様々な思いの中で葛藤する姿を種﨑敦美さんが演じます。とあるシーンでの、ゾクッとするほどの演技は必聴です。
声優:種﨑敦美
代表作:『この音とまれ!』鳳月さとわ 役/『鬼滅の刃 遊郭編』雛鶴 役
フルシュノ・ルヴェユール|声:堀内賢雄
哲学者議会議員の1人で、アルフィノとアリゼーの父。厳格な性格の持ち主であり、迫る終末に向けて戦うべきだと主張する「暁の血盟」への助力には否定的。
父として、哲学者議会の議員として、また異なる厳しさを演じ分けるのは、堀内賢雄さん。アルフィノとアリゼーに対して厳しく接する際の堀内さんの声には思わず背筋が伸びてしまうかも。
声優:堀内賢雄
代表作:『機動戦士ガンダムZZ』マシュマー・セロ 役/『キングダム』王翦 役
アメリアンス・ルヴェユール|声:田中理恵
アルフィノとアリゼーの母。夫であるフルシュノとは対照的に優しくお茶目な性格。
心配はしていても、アルフィノとアリゼーの決断を応援してくれる姿からはフルシュノとはまた違う親心が垣間見えます。そんな母を演じる田中理恵さんは、アメリアンスが優しさの中に持つ強さまで的確に表現されています。
声優:田中理恵
代表作:『ローゼンメイデン』水銀燈 役/『GRANBLUE FANTASY シリーズ』ロゼッタ 役
そのほかの登場キャラクターたち
エレンヴィル|声:安田陸矢
シャーレアン人であり、収集を生業とする「グリーナー」の1人。動物の捜索と移送を専門とする彼は、いったいどのように主人公ら「暁の血盟」と関わってくるのでしょうか……?
声優:安田陸矢
代表作:『魔術士オーフェンはぐれ旅』コミクロン 役/『ベイブレードバースト シリーズ』墨江フブキ 役
ヴァルシャン|声:福島 潤
主人公がサベネア島を訪れた際に出会った、太守の付き人を名乗る少年。幼い容姿ながらも、時折大人びた言動を見せる。
声優:福島潤
代表作:『弱虫ペダル』鳴子章吉 役/『この素晴らしい世界に祝福を!』カズマ 役
ニッダーナ|声:大地葉
ゾウに似た容姿を持つマタンガ族、その中でも友好的な「アルカソーダラ族」の1人で、錬金術師として活動している。その知識で、世界に広がる異変とともに戦う心強い味方になってくれる。
声優:大地葉
代表作:『フルーツバスケット』草摩燈路 役/『恋愛ラボ』水嶋沙依理 役
ユルス|声:鈴木崚汰
ガレマール帝国第I軍団所属の軍人。内乱による破壊と、突如として帝都市民を襲った精神汚染によって祖国が混乱する中、同胞の命を護るために奔走する。
声優:鈴木崚汰
代表作:『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』石上優 役/『ツルネ -風舞高校弓道部-』山之内遼平 役
リヴィングウェイ|声:洲崎綾
月に住まう、ウサギのような容姿を持つ「レポリット」を取りまとめるリーダー。「ハイデリン様の右腕」を自称しており、来るべき時に備えて“何か”を準備している。
声優:洲崎綾
代表作:『たまこまーけっと』北白川たまこ 役/『アイドルマスター シンデレラガールズ』新田美波 役
おわりに
旧FFXIVからはじまり、約11年という長い時間をかけて紡がれてきた「ハイデリン・ゾディアーク編」が、ついに完結を迎えた『ファイナルファンタジーXIV』。
最後に待ち受ける感動は、長い時間をかけて丁寧に各キャラクター、各国の背景を描いてきた本作だからこそ。そして、今回ご紹介した声優さんたちをはじめ、多くの声優さんたちの演技も、その感動をより彩っています。
特に「新生エオルゼア」から登場しているキャラクターたちは、当時と「暁月のフィナーレ」では置かれている環境が異なることも。声優さんたちは演技という点で、その心情を丁寧に表現されています。
「ハイデリン・ゾディアーク編」を終え、新たなる冒険へと足を踏み入れることとなる光の戦士たちこと、プレイヤーたち。
これからの物語において、声優さんたちが今度はどんな声で、演技で物語を彩ってくれるのか。英雄としてではなく、1人の冒険者として始まる冒険のなかで、それぞれの演技にも注目です!
そして、まだ本作に触れたことがないという方にもオススメできるのが『ファイナルファンタジーXIV フリートライアル』です。
はじまりの物語である「新生エオルゼア」、人と竜の歴史を描いた「蒼天のイシュガルド」までと、なんと2つのストーリーをプレイすることが可能。また、最新アップデートにて、「新生エオルゼア(パッチ2.0)」までの範囲ではNPCとパーティを組むことで、ひとりでのダンジョン攻略も可能に(※)。
本記事で興味を抱いたという方は、この機会にぜひ、実際に『FFXIV』の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
新たなる冒険が、数多の光の戦士たちが貴方の冒険のはじまりを待っています!
※現在パッチ2.0、パッチ5.0~6.1までのインスタンスダンジョンに対応しています。それ以外のコンテンツについては、今後のパッチで対応予定です。