『ワッチャプリマジ!』に出会えて良かった──陽比野まつり役・廣瀬千夏さん、みゃむ役・小池理子さんにインタビュー「これからも一緒に頑張っていこう!まつり&みゃむは永遠に!」
ユーフォリアレビューで「全員優勝」したまつりたち。最終回「みんな、いっしょにプリマジしよ!」では、ジェニファーとリューメによる輝かしいステージや、これまでとこれからの嬉しい未来が描かれました。ご覧になった方々は、さまざまな思いでワチャワチャされていると思います。
2011年から続いてきたテレビ放送は一旦幕を下ろすこととなったプリティーシリーズ、及び『ワッチャプリマジ!』ですが、ゲームは継続することが決定。さらに新プロジェクトとなる『ワッチャプリマジ!スタジオ』もスタートすることがアナウンスされています。
アニメイトタイムズでは、最終回放送直前に実施した、陽比野まつり役・廣瀬千夏さん、みゃむ役・小池理子さんのメールインタビューをお届けします。テレビシリーズの最終回同様、これまでの思い出を振り返りながら、「これからのこと」をたくさん教えてくれました。
さあ、みんな、これからもいっしょにプリマジしよ!
悩みながらも成長した『プリマジ』の1年間
──まずは廣瀬さんにおうかがいさせてください。アニメイトタイムズの最初のインタビューで「初のレギュラー、初の主人公。信じられない気持ちですが、まつりちゃんと共に成長していきたいです!」とお話してくれていました。『プリマジ』のテレビシリーズにおけるまつりを演じきった感想からお聞かせ下さい。
陽比野まつり役・廣瀬千夏さん(以下、廣瀬):まつりは周りをよく見ている子で、誰かのために一生懸命になれる子なんですよね。一生懸命で前向きな子って演じるのがすごく楽しいんです。
まつり役として、みんなとプリマジのお話をつくりあげていくのが毎週とっても楽しみでした。
はじめは不安が多く、本当にまつりを演じるのは私でよかったのか、と思うこともあったのですが、私にしかまつりは出来ないと自信を持って言えるようになったことが1つ成長したことです。プリマジキャスト達との絆が回を重ねる事により強くなっていきました。
──小池さんはアニメがはじまった当初「元気で豪快で、たくさんの人に元気をあげられるみゃむ役がやりたい、この子を演じることができたなら幸せだろうなって」とおっしゃっていました。テレビシリーズを演じ切られて、今はどのようなお気持ちですか?
みゃむ役・小池理子さん(以下、小池):みゃむがたくさんの人から愛されていてとても幸せでした!
みゃむは豪快だけど繊細な子で、一人ぼっちだったみゃむが、怖がらずに受け入れてくれるまつりといることでどんどん成長していくのを見られることが嬉しかったです。
まつりのために魔法が尽きてしまうことになっても全力で魔法を使うなんて、まつりと出会った頃のみゃむなら想像できませんが、まつりやマナマナたちやみんなと過ごして成長したみゃむだからこそできた行動だと思います。
たくさんみゃむやプリマジのことを考えて、お芝居や、もっと何か自分にできることがあるんじゃないかって悩んだりもしましたが、「大魔法使いみゃむ様」が一緒にいてくれたから一年走り切れました。みゃむを演じることができて、みゃむに出会えて本当に幸せです!
──最終回に至るまでさまざまな思いがあったと思いますが、51話はどのような思いで演じられたのでしょうか?
廣瀬:51話でいったん終了ということは事前に聞いていましたので、その場にいるまつりの気持ちを大事にしよう、と思って演じました。
大好きなみんながそれぞれの道に歩んでいく姿を見るのはとっても幸せで、まつりもみんなの姿をみて、"わたしのやりたいことをやろう"と決意できたのだと思います。
最終回の収録が終わってしまうのはとっても寂しかったのですが、最後はワチャワチャ笑顔で終われたので、今後もまた一緒に集まって、みんなでワチャワチャしたいと思います。
──最後の「魔法界のみんなにも、プリマジで、ワチャワチャして欲しくて!」という言葉がとてもまつりらしいなと思いました。
廣瀬:本当にまつりらしいセリフですよね!!
まつりについては一番初めの質問でも触れた通り、人の為に一生懸命になれる子なんですよ!!
魔法界のみんなのために、と言っている言葉が実際に本心なのですが、でもそこにはまつりのわがまま(みゃむと一緒に居たい)も含まれていて、それもまたまつりらしいといいますか。
まずみゃむと一緒にいることが前提で、さらに、みゃむとまたプリマジがしたくて、さらにさらに、魔法界のみんなにも楽しんで欲しい。
まつりとしては、とにかくプリマジが大好きで、みゃむが大好きで、そんな気持ちをありったけ込めました。
私としては、"みんなに"楽しんでもらいたい。これからもプリティーシリーズを女の子でも男の子でも大人の人でも、どんな人にも楽しんで貰いたいという想いも込めて演じさせていただきました。
──まつりの言葉を受けたみゃむの言葉、「ああ!一緒に、プリマジやるぞ!!」にもグッとくるものがありました。
小池:最後の「ああ!一緒にプリマジやるぞ!」のセリフは、まつりとみゃむのプリマジがこれからまだまだパワーアップしていくことや、魔法界で楽しく過ごす日々を想像していただけるように、希望を込めて演じました。
最終回一話前の50話はお別れの話だったので本当に切なくて寂しかったのですが、51話はキャラクターたちが前を向いていたので、みんなのこれからにわくわくする思いでした。
まつりが魔法界に来るなんて絶対に楽しそうだし、マナマナたちが通っている魔法学校も一体どんな所なんだろうか、どんなことを学んでいるんだろうか……とすごく気になりますよね!
──気になります! ところで、最終回の収録を終えたあとは皆さんでお話などはしましたか?
小池:終わったすぐは「毎週あった収録がなくなるって実感がないよね」みたいなお話しをしました。
どんどん実感がわいてきて寂しくなるのですが、ライブのリハなどでキャストのみなさんにお会いするとほっとしていましたし、収録などでお世話になったスタッフさんともお会いできるのも嬉しかったです!
また、キャストからスタッフのみなさんに、最終回にプレゼントをお渡ししました!
たくさんの方が「いいね」と協力してくださって、プレゼントを選びに行ったり、ラッピングを買いに行ったり、メッセージを書いたり……と、みんなで手分けして用意しました。一緒に準備できたのも喜んでいただけたのもすごくいい思い出です!
廣瀬:先程最終回はワチャワチャして終わったとお伝えしましたが、その場にいるキャストさん、監督さんや音響監督さんを含む制作さん達で記念撮影をしました。
誰がどこに座るとか、誰々が戻ってきたとか、せっかくだからみんなで写ろうとか、その時のみんなの表情がとっても柔らかくて……。とっても素敵な思い出になりました。
また今後も一緒にお仕事をしていきたいと強く感じましたね。