映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ついにクランクアップ! 高橋一生さん・渡辺一貴監督・飯豊まりえさん・木村文乃さん・長尾謙杜さん(なにわ男子)、撮影終了直後のメイキング写真公開
荒木飛呂彦氏の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた、傑作スピンオフ『岸辺露伴は動かない』。2020年末より高橋一生さんを主演に迎え実写ドラマ化され、こちらも大人気に。そして映画化が決定し、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が5月26日(金)に公開します!
この度、日本国内、そしてフランス・パリ市街~ルーヴル美術館と約半年に渡った撮影が、ついにクランクアップ! クランクアップ時の写真が公開されました。
日本国内、フランス・パリ市街~ルーヴル美術館と約半年に渡った撮影が、ついにクランクアップ!
昨秋から撮影が開始された本作は断続的に約半年にわたり、お馴染みの岸辺露伴邸をはじめ、日本国内での趣深いロケ地の数々、そしてフランス・パリ市街地ではポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、サン=ルイ島、カルーゼル広場など世界的観光名所もめぐりながら、ついに3月某日、今回の物語一番の中枢であるパリ・ルーヴル美術館でクランクアップ!
主人公の人気漫画家・岸辺露伴を演じる高橋一生さん、クセ者の露伴と唯一無二のコンビネーションを見せる担当編集者の泉京香を演じる飯豊まりえさん、そして監督の渡辺一貴氏がそれぞれに花束を抱えて、ルーヴル美術館をバックに撮影された微笑ましい3ショットが到着しました。
「岸辺露伴」の世界を作り上げてきた3人の表情からは、一つの集大成として、まさに“ルーヴルへ行く”が実現した達成感に胸いっぱいの様子が伺えます。。
あいにくの曇り空で、気温1℃という凍てつく寒さの中でむかえた最後の撮影は、本作の鍵となる「黒い絵」を追ってはるばるパリにきた露伴と京香のシーン。
行き交う車や工事の音に時折撮影を妨げられながらも圧巻の集中力で毅然とした演技をみせ、スタッフ全員が祈る思いで見守る中、渡辺監督からのOKが出てついにクランクアップ!
異国の地での撮影終了に誰もが安堵しながらも、終幕を惜しむ思いを隠せずに涙ぐむ人が続出する中、渡辺監督はチームを労い、「パリでの露伴先生との旅はこれで終わりましたが、もっともっと旅を続けられると嬉しいです!」とコメント。
日仏の岸辺露伴チームの思いが集結した、実にエモーショナルな瞬間となりました。
また、美術品3万5,000点近くが総面積6万600平方メートルという広大な展示場所で公開されている、世界最大級の美術館であるルーヴル美術館。
本作が、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクト(注1)のために描き下ろされた荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が原作で、日本の漫画家として初めて作品が展示されたことで話題となった縁もあり、ルーヴル美術館でのロケが実現。
歴史ある数々の美術品が飾られている美の殿堂の美しさと圧倒的なスケール感が岸辺露伴チームによってどのように映像に収められているのか、ぜひご注目ください。
(注1)ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクト・・・ルーヴル美術館による、国内外の漫画家とのコラボレーション企画。「バンド・デシネ」とは「デッサンの描かれた帯」という意味のフランス語が語源のフランスの漫画。「第9の芸術」とも呼ばれる。
さらに、本作からこの「岸辺露伴」ワールドに足を踏み入れ、日本国内で一足先に撮影を終えた、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性・奈々瀬役の木村文乃さんと、その青年期の露伴を演じた長尾謙杜さん(なにわ男子)のクランクアップ写真もあわせて到着!
木村さんがクランクアップを迎えた現場は、「黒い絵」の秘密のカギを握るミステリアスで艶やかな存在の奈々瀬役らしく、暗く妖しい謎めいた空間。美しい和装のたたずまいの奥に、秘めたる想いを抱える奈々瀬という難役を演じきった充実感をにじませます。
一方の長尾さんは、若き露伴が奈々瀬と出会い、淡い気持ちを募らせていく舞台となる老舗旅館の一室でクランクアップ。最後の撮影は長尾単独でのシーンだったが、儚くも密な間柄を演じた木村文乃も祝福と労いに駆け付け、大ファンである荒木飛呂彦作品への出演を果たしたとあって非常に晴れやかな笑顔を見せています。
どのカットも、撮影が終わることへの名残惜しさと現場の温かな雰囲気、そして何より作品の完成を俳優陣自身が待ち望むような、自信と手ごたえを感じるものばかり。約半年をかけた大規模な撮影も無事に全て終了し、5月26日(金)の劇場公開へと突き進んでいく本作の更なる続報にぜひご注目ください。
映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」作品情報
公開情報
5月26日(金)ロードショー
ストーリー
「この世で最も黒く、邪悪な絵—」。その謎を追い、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴はフランス・ルーヴル美術館を訪れる。そこには数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた…。観る者を深淵なる世界へと誘う極上サスペンス。
クレジット&ビリング
出演:高橋一生 飯豊まりえ / 長尾謙杜 安藤政信 美波 / 木村文乃
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
配給:アスミック・エース