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映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』アスタ役・梶原岳人とユノ役・島﨑信長の対談インタビュー

「まさにアスタたちのようにスタッフさんも我々も総力戦ですよね」──映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』が全国公開&Netflix世界独占配信! アスタ役の梶原岳人さんとユノ役の島﨑信長さんのライバル対談をお届け!

 

この映画はアスタたちだけでなく、スタッフ、キャストの総力戦! どのキャラも輝くのは『ブラクロ』らしさ

――今回の映像を見たら更にスケールやクオリティ、スピード感が上がっていて。これを2時間やるなんてすごいなと驚きました。

梶原:やる前にスタッフさんから「これは本当に大変だと思う」と言われていたし、台本をいただいた段階でも「これは気力との勝負になるな」と思いました。

映像は分量的にも多いですし、熱量もすごく高いので、キャラクター1人ひとり、シーンごとに全力投球となると膨大な労力と時間を要したのだろうなって。まさにアスタたちのようにスタッフさんも我々も総力戦ですよね。

島﨑:そうだよね。僕は1人で録っていたので、歯がゆいところではありますけど(笑)。スタッフの皆さんの愛情の深さを感じました。

梶原:僕は関さんと2人きりでの収録だったことで、アスタのように敵に1対1で立ち向かうように、集中力を保ちながらやれました。

島﨑:アスタとコンラートがメインだったので、対話も多かったけど、みんな出番が分散していたので、僕らは単純な負荷は少なかったかもしれないけど、自分が出ていない時に起こっていることや気持ちものせてお芝居しないといけないという大変さはみんな、あったかもしれません。もちろん物理的に一番大変だったのは、がっくんですけど。

 

 

――今回、テレビシリーズの時と同様に、どのキャラクターにも見せ場やスポットライトが当たっているのが素晴らしいですね。

梶原:そこは『ブラクロ』らしいですよね。

島﨑:うち(金色の夜明け)のミモザも意外な形で活躍しているしね。

梶原:クラウスさんはいつも通りに突っ込んでました(笑)。

 

梶原さんにとって島﨑さんは追い続ける存在。見守り続けてきた島﨑さんが梶原さんに感じたことは?

――お二人は長く一緒に収録されてきましたが、お互いに成長や変化を感じた点はありますか?

梶原:僕にとって信長さんはずっと追いかけ続けている存在です。他の作品に行って環境が変わっても、信長さんと会うといつでも初心を思い出せるし、いつも刺激をもらえています。だから自分が成長した姿を見せたいと思えるし、頑張ろうという気持ちになれる素敵な先輩です。

 

 
島﨑:がっくんとは『ブラクロ』の現場で定期的に会っていましたが、元々しっかりとした意志を持った人ですが、今回は結構苦戦したんじゃないかなと思いました。それはがっくんとアスタの考え方が違っているからじゃないかな。

梶原:全然違います(笑)。

島﨑:最初の頃は、がっくんはまだ役者としての自我がそこまで育っていないから、アスタという存在に対してニュートラルに入っていけたと思うけど、段々自我に目覚めて、自分の中のものがいろいろ育っていった時、アスタと自分のズレを段々認識して、どう向き合って、積み重ねていこうかという旅だったんじゃないかな。

梶原:そう思いました! 今までやってきたこと、そしてアスタと改めて向き合うと、今自分が考えていることと合わないぞと思うことがよくあって。「どうしたらいいのかな?」と悩むことがよくあります。

島﨑:でも自分に負荷がかかる役に、頑張って向き合い続けることはすごく成長できるから。例えば20代の頃から40代の役をやっていた方は、いざ40歳になった時はもう無敵なんですよね。20代の頃から説得力を持っていたから後々楽になると聞いたことがあります。

がっくんにとって『ブラッククローバー』という作品は、役者としての筋肉を鍛えられたと思うし、今回コンラートという強敵、関さんとお芝居する中で苦悩することもあったと思うけど、それを積み重ねていくことが大切だし、いろいろなことを積み重ねてきたがっくんとしてアスタに向き合っていることは素晴らしいと思います。

梶原:ありがとうございます。

 

 

込めた熱量の多さが皆さんにもエネルギーに。アスタのように心を熱くしてもらえたら

――この映画の見どころと皆さんへメッセージをお願いします。

梶原:今回の映画は僕にとって精神的にも肉体的にも苦しいものがありましたが、それだけ考えたし、戦いのなかでの苦悩もあったし、込めた熱量も高く、演じることができました。

見てくださった皆さんにも受け取ってもらえるものも大きいと思うし、アスタたちの熱や想いを見てくださった方がパワーに変えて、ご自身の夢や目的に向かって、心を熱くしてもらえたら嬉しいです。僕もアスタのように生きていきたいです。ぜひこの映画を楽しんでください。

島﨑:見ていただく価値がある作品になっていると思います。『ブラクロ』は手に汗を握ったり、心が動かされる場面が多いので、見てくださる方も疲れるかもしれません(笑)。

アスタやユノの動向にハラハラしたり、「頑張れ!」と応援したりすることで、気持ちのいいエネルギー消費ができると思うし、いいエネルギーの補給もできると思います。この映画も間違いなくそんな作品なので、たっぷり楽しんでいただいてポジティブなエネルギーの循環をしてください。

 

 

映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』作品情報

ブラッククローバー 魔法帝の剣
作品名 ブラッククローバー 魔法帝の剣
スケジュール 2023年6月16日(金)
あらすじ 魔法帝を夢見るアスタの前に立ちはだかるのは、歴代魔法帝――

魔法が全て世界で、生まれながらに魔法が使えない少年アスタは、逆境を超え己の力を証明するため、ライバルのユノと共に魔道士の頂点「魔法帝」を目指し数々の強敵と戦ってきた。

実績を積み重ね、魔法帝への道を歩むアスタの前に現れたのは、最凶と恐れられ封印されていた先代魔法帝コンラートと3人の歴代魔法帝。

「帝剣」と共に復活した彼らの目的はクローバー王国の殲滅。

「魔法帝を夢見る少年」VS「歴代魔法帝」

魔法帝を巡り、全魔法騎士団を巻き込んだ激闘が開始された。
キャスト アスタ:梶原岳人
ユノ:島﨑信長
ヤミ:諏訪部順一
ノエル:優木かな
ユリウス:森川智之
コンラート:関俊彦
エドワード:大塚芳忠
プリンシア:沢城みゆき
ジェスター:高橋文哉
ミリー:飯豊まりえ
スタッフ 原作・総監修・キャラクター原案:田畠裕基(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:種村綾隆
キャラクターデザイン:竹田逸子
サブキャラクターデザイン:徳永久美子
プロップデザイン:髙橋恒星
美術監督:前田有紀
色彩設計:篠原愛子
撮影監督:國井智行
編集:奥田浩史
音響監督:髙桑一
音楽:関美奈子
脚本:ジョニー音田 折井愛
制作:studioぴえろ
製作:映画ブラッククローバー製作委員会
配給:松竹ODS事業室
主題歌 「Here I Stand」TREASURE

(C)2023「映画ブラッククローバー」製作委員会 (C)田畠裕基/集英社

 

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