夏アニメ『白聖女と黒牧師』第4話放送後インタビュー:ヘーゼリッタ役・中村カンナさん|ローレンスとの掛け合いは少しずつ対応が変わっていく様を意識して演じた
へーゼリッタに対するアベルの気遣い、優しさを感じてあげてください
――ご自身の演じるキャラクター以外で注目している人物、またその理由もお答えください。
中村:セシリアです。演じる澤田姫ちゃんの魅力も相まって、朗らかな気持ちになります。へーゼリッタもセシリアには幸せになってほしいという気持ちが常にあるので特別な存在です。
――アフレコ現場での他キャストさんとのエピソードやスタッフ陣からの印象に残ったディレクションなどもお願いします。
中村:基本メイン4人で収録できたので、待機時間は和気藹々とおしゃべりしていました。姫ちゃんはアフレコやトークイベントがこの作品で初めてだったのでみんなで相談に乗っていました。
あとは、誰かが始めたアイキャッチでのアドリブが恒例化して毎週楽しみにしていました。
――過去の出来事から聖女にこだわりがあったり、家庭教師のアベルを追いかけてやってきたという身の上だったり、ヘーゼリッタはセシリア、ローレンス、アベルに今後さらに関わっていくことが予想されます。彼らと掛け合うシーンはどのようなことを意識されていますか?
中村:アベルに対しては親しい距離感だからこそのどうしようもない彼を呆れながらも対応する意識、セシリアに対しては初めは同世代の子と話すことに不慣れでぎこちなさを感じつつも、聖女という特別な存在だから守ってあげたいという気持ちは常にあるので徐々に距離をつめる意識をしていました。
その上で、ローレンスに対する意識は、初めはディレクションでも冷たく当たりすぎと言われてしまっていたのですが、ヘーゼリッタ自身の辛い過去がある中で、セシリアとの関係性に疑いや警戒をしつつ、色々知っていくことで少しずつ彼への対応が変わっていく様を意識しました。
――第4話放送後の掲載となりますので改めて見返す際にファンのみなさんに注目して欲しい点、そして次回である第5話の見どころをネタバレにならない範囲で聞かせてください。
中村:ヘーゼリッタがどういうキャラクターなのか第4話で掴めたと思います。
まだまだ明かされていない背景があるのでもう一度第4話の中での彼女の気持ちの変化に気にしつつ、そんな彼女に対するアベルの気遣い、優しさを感じてあげてください。
第5話ではまた彼女の新しい一面が見られると思います。お楽しみに!