映画
水樹奈々が明かす、キャプテン・マーベルの新たな強さと成長|『マーベルズ』メールインタビュー

『マーベルズ』日本語吹替版キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役・水樹奈々さんメールインタビュー|アベンジャーズ最強ヒーローが手にした新たな強さ――運命的な繋がりが、彼女を大きく成長させる

水樹さんがチームだからこその”強さ”を感じた瞬間とは?

ーーサスペンス要素が含まれていた前作との違いや「ここを見てほしい!」という注目ポイントを教えてください。

水樹:やはり、これまで1人で戦ってきたキャプテン・マーベルがチームを組み、変化・成長していく過程だと思います。

今回、3人が入れ替わりながら、それぞれの能力を駆使して戦うシーンもあり、このチームだからこそのスピード感のあるものになっていますので、そちらもぜひじっくり観ていただきたいです!

ーーキャプテン・マーベルは、『アベンジャーズ エンドゲーム』などのシリーズ作品にも登場しています。これまでで強く記憶に残っているキャプテン・マーベルの活躍シーンはありますか。

水樹:ミサイルを素手で投げ返したり、宇宙船を宇宙から地球まで1人で運んできたり、あのサノスと互角で戦えるのでは?!というパワーがあったり…とにかくとんでもない強さで、印象的なシーンだらけです(笑)

ーー(アニメ収録と比べて)吹替の仕事ならではのやりがいや面白さを教えてください。

水樹:アニメでも吹替でも、演じる時はその人物の背景や目的、他者との関係性、作品の世界観や設定をしっかり把握し、台詞や行動に込められた意図や想いを声に乗せられるようにキャラクターを追求しています。

吹替の場合は、何度も映像を見て、実際に演じられている役者さんの表現を細部まで汲み取り、日本語でも違和感なく聞いていただける表現を目指しています。
アニメは無音の中での収録ですが、吹替は完成している映像と音を聞きながらの収録になるので、とても臨場感があり、いつも興奮します(笑)

ーー一人ではたどり着けない、チームだからこその”強さ”を感じたエピソードをお聞かせください。

水樹:ライブを行う度に、チームだからこその強さを感じています。

私のライブはテーマに合わせて作り込むため、ある時は巨大ロボットや恐竜の骨に乗り、ある時は縦横無尽に空を飛び…普通では実現できないことを、それぞれのプロフェッショナルが集結し、アイディアと力を合わせることで形にしてくださっていて、毎回本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!

ーー公開を楽しみにしているファンに向けて、メッセージをお願いします。

水樹:孤高のヒーローであったキャプテン・マーベルが、彼女を想う2人の仲間により、新たな強さに目覚め、アグレッシブに突き進みます!

彼女の新たな物語を、ぜひ劇場で楽しんでいただけたらと思います!

[原稿作成/小川いなり]

『マーベルズ』作品情報

マーベルズ

あらすじ

アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語。キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が現れる。

その狙いは、地球をはじめ彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことだった。

一人では救えない危機が迫るなか、彼女を家族のように慕う敏腕エージェント〈モニカ・ランボー〉、彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー〈ミズ・マーベル〉と、3人が入れ替わる謎の現象が発生。

これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは仲間との運命的な繋がりからチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めていく。

キャスト

キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル:ブリー・ラーソン(水樹奈々
カマラ・カーン/ミズ・マーベル:イマン・ヴェラ―ニ(松岡美里
モニカ・ランボー:テヨナ・パリス(村中知
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン(竹中直人)
ヤン王子:パク・ソジュン(江口拓也
ダー・ベン:ゾウイ・アシュトン(佐竹海莉)

(C) 2023 Marvel

会社員からライター、編集者の道へ。アニメ、漫画、特撮、映画など、手当り次第に鑑賞します。”面白い”や”美しい”を沢山の人に届けるため、今日も全力全開! 

この記事をかいた人

小川いなり
会社員からライター、編集者の道へ。アニメ、漫画、特撮、映画など、手当り次第に鑑賞します。

担当記事

関連記事
『王様戦隊キングオージャー』リタ・カニスカ / パピヨンオージャーはなぜここまで好かれるキャラクターになったのか? 彼女の魅力を徹底解説!
現在好評放送中の『王様戦隊キングオージャー』。守護神・シュゴッドを従える5人の王様と、時を経て復活した地帝国・バグナラクの戦いを描く『スーパー戦隊』シリーズの最新作です。本作の魅力は何と言っても、邪悪の王を自称する青年・ギラ/クワガタオージャー(レッド)をはじめとした濃いキャラクターたち。その中でも異彩を放っているのが、パピヨンオージャー(パープル)ことリタ・カニスカです。一見、冷徹な彼女の”意外な一面”が反響を呼び、Twitterでは「リタ様」などがトレンド入りを果たしました。本記事では、そんなリタ・カニスカの情報を一挙に紹介! キャラクターの魅力はもちろん、これまでの活躍シーンもまとめています。リタ・カニスカの基本情報【キャスト解禁】紫色の戦士・パピヨンオージャーリタ・カニスカ役は #平川結月 さん!#王様戦隊#キングオージャー#王様戦隊キングオージャーpic.twitter.com/ODh6tIDP1k—王様戦隊キングオージャー【東映公式】(@King47_toei)February14,2023国:ゴッカンシュゴッド:ゴッドパピヨン主な武器:オージャカリバー、キングズウエポン(弓モード)など氷雪の国「ゴッカン」の国王であり、中立的立場から判決を下す国際裁判長。普段は感...
関連記事
【ネタバレあり】2戦隊の個性が大爆発! Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』見どころまとめ!
2023年5月3日(水)より公開となったVシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』(以下、『ドンブラvsゼンカイ』)。2023年2月まで放送された『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021年)が共演するファン待望の作品です。『スーパー戦隊』に新しい風を吹かせた2作品が"縁"を結ぶ本作。楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。また、『ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』の後日談として、キャラクターたちの"その後"が気になる方も多いと思います。今回は、「ゼンカイジャー編」「ドンブラザーズ編」「VS編」の3部で構成される本作の見どころをパートごとに全力全開で紹介! 「まぜるな、キケン!」と言われた彼らが出会うとき、どんな科学反応をもたらすのでしょうか……。※以下の内容はネタバレを含みます。映画を純粋に楽しみたい方はご注意ください。 ゼンカイジャー編 再び猛威を振るう柏餅!TVシリーズの最終カイ!「俺の世界、みんなのセカイ」で並行世界を巡る旅に出た介人たち。久々にゼンカイトピアへ帰ってみると……かつてのような柏餅中毒者だらけの世界に再びなっていました。そして、ツーカイザーことゾックス・ゴ...
もっと見る
関連記事
映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は間違いなしの傑作! 作品の魅力を解説|スパイダーマンは”自ら”を救えないのか?【ネタバレなし】
アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞し、世界中を席巻した『スパイダーマン:スパイダーバース』から5年。続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が2023年6月16日(金)に全国公開を迎えました!主人公・マイルズ・モラレスとグウェン・ステイシーが、多次元世界を巡る旅の中で、スパイダーマンの運命と対峙する壮大な戦いへと足を踏み入れます。映画シリーズ史上類を見ない”スパイダーマン同士”の戦いは本作の大きな見どころです。またミゲル・オハラなど、主役級の魅力を持ったキャラクターたちの活躍も見逃せません。蜘蛛糸のように様々な要素が張り巡らされた本作。本稿ではその魅力を紹介するとともに、作品が持つ”面白さ”を深掘りしていきます! 映像に流れる多次元世界の息吹以前から高い評価を受けていた映像表現が、本作でさらなる進化を遂げました。SF映画を意識した未来世界や伝統と文明が混ざり合う大都市など、そこだけで2時間観たいほどの独創的なルックが次々に登場します。色彩やライティングが妥協なく作り込まれており、あらゆるシーンに多次元世界の息吹を感じられました。特に印象的だったのは、スパイダーマンならではの逆さ吊りが上下反転で描かれる場面。...
おすすめタグ
あわせて読みたい

マーベルズの関連画像集

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2025冬アニメ何観る
2025冬アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング