『デッドマウント・デスプレイ』阿牙倉マジリ役・赤﨑千夏さんインタビュー|「他人を意のままにできるという傲慢さすら感じさせるところが素敵」【第2クール連載第5回】
衝撃の異世界転生ノワールファンタジーとして、2023年4月からスタートしたTVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』。その第2クールが10月よりスタートした。
とある異世界から現代の新宿に転生した四乃山ポルカ。大事な仲間たちと平穏を望んでいたが、彼らの周りには、レミングスや火吹き蟲といった「厄ネタ」や、ソリティアのような奇術使いなど、とてつもなく強い上に個性的なキャラクターたちが集まってきてしまう。第2クールでは、さらにヤバいキャラクターたちが登場し、ポルカたちの生活を脅かしてくるので、どんな戦いが巻き起こるのか楽しみにしてほしい。
そして、アニメイトタイムズでは第2クールの放送と連動した連載も再スタート! 第17話放送後となる第2クール連載第5回は、殺し屋「阿牙倉」家の家長である阿牙倉マジリを演じている赤﨑千夏さんが登場! あの肌で感じられる怖さ、明らかな強者の貫禄をどのように演じていたのかを聞きました。
とにかくヤバそう……殺し屋・阿牙倉マジリを演じるポイントは?
――原作を読んでみて、魅力に感じたところを教えてください。
阿牙倉マジリ役・赤﨑千夏さん(以下、赤﨑):2つの世界が複雑に絡み合い、その謎が少しずつ紐解かれていく過程にカタルシスを感じます! 新宿という実在する街と、ファンタジー作品では定番の魔法や死霊といった組み合わせが独特の世界観を生んでいると思いました。
――アニメ『デッドマウント・デスプレイ』の魅力的だと感じた点は?
赤﨑:ソリティアの軽妙な台詞回しがより魅力的になりました! 中毒性があって何度も見返したくなります。
――阿牙倉マジリは、どんな人物だと思いましたか?
赤﨑:絶対的な自信を持っていて、他人を意のままにできるという傲慢さすら感じさせるところが素敵ですね。妖しさとチャーミングさのバランスも魅力的だと思います。
――演じる上で、どのようなディレクションがありましたか?
赤﨑:優しい口調から滲み出る我の強さ、相手への圧力が欲しいというディレクションがありました。常に笑顔で話しているイメージを持ちながら、その裏の不気味さを表現できるように努めています。