
『聖剣学院の魔剣使い』リーセリア役・石川由依さんインタビュー「リーセリアは“強くあろう”という気持ちが一貫している」【連載第3回】
井上麻里奈さんの声からは、賢さも感じるんです
――レオニスを演じる井上麻里奈さんのお芝居の印象も教えてください。
石川:レオくんって、モノローグなどでの魔王としてしっかりしている部分と、リーセリアたちに振り回されているときの差が激しいんです。難しい言葉を喋ることも多いなかで、見事に切り替えているのは流石だなと思いました。
井上さんの声からは、賢さも感じるんですよね。それがカッコいいですし、だからこそ照れたときの反応がすごくかわいく見えるんだろうなと思います。
――井上さんは石川さんのお芝居の印象について、「別作品で共演しているときとは違うかわいさが出ていて、非常にときめいた」とおっしゃられていました。
石川:井上さんとは別作品で本当に長く共演していて。色々なことを教えていただきました。ただ、その他の作品ではメインキャラクターで共演する機会があまりなかったので、今回ご一緒できたのがとても嬉しかったです!
――レオニスやリーセリア以外にも魅力的なキャラクターが多数登場する本作。中でも、石川さんがお気に入りのキャラクターは?
石川:ブラッカスですね。めっちゃかわいくないですか!? 見た目はちょっと怖そうなわんちゃんで、声は渋くてカッコいい感じなのに、“されるがまま”なんですよね。かわいいものを付けられたり、食べ物をもらったり。もしかしたらブラッカスとしては人間たちに「やってやったぜ」と思っているかもしれませんが、周りから見たら飼いなされているようにしか見えない(笑)。
Cパートのシャーリとの掛け合いも見ていて楽しいです。レオくんとシャーリとブラッカスは固い絆で結ばれているなと感じています。
――10話の見どころを教えてください。
石川:リーセリアの故郷であるサード・アサルト・ガーデンは既に廃墟と化していますが、それでももうこれ以上荒らされたくない、思い出を奪って欲しくないという気持ちで、彼女は任務に臨みます。
そんな自分の故郷という大切な場所で、リーセリアがどう戦っていくのか。彼女にとっては救いとなるような出会いも待っているので、ぜひ見守っていただければなと思います。
――最後に、改めて石川さんが思う本作の魅力を教えてください。
石川:一見、かわいさやお色気部分に目がいきがちなのですが、それぞれのキャラクターたちの心の強さや「こうなりたい」という気持ちがしっかり描かれているのも、本作の魅力だと思っています。レオくんからは「ロゼリアにまた会いたい」という気持ちと、目覚めてから出会った人たちを大事にしたいという気持ちをひしひしと感じています。
キャラクターたちが自分の思いのために真っすぐひたむきに頑張って、仲間と力を合わせて立ち向かっていく姿は、とても素敵です。いよいよクライマックスに向かっていきますが、ぜひ最後まで作品をご覧になってください。
『聖剣学院の魔剣使い』作品情報
あらすじ
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。
だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!
「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」
<聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。
未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。
聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。
魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!
キャスト
レオニス:井上麻里奈
リーセリア:石川由依
レギーナ:洲崎綾
エルフィーネ:五十嵐裕美
咲耶:黒木ほの香
シャーリ:仲田ありさ
ブラッカス:池添朋文
ロゼリア:加隈亜衣
魔王レオニス:平川大輔
TVアニメ「聖剣学院の魔剣使い」公式サイト
https://seikengakuin.com/
『聖剣学院の魔剣使い』公式X(@SEIKEN_MAKEN)
https://twitter.com/SEIKEN_MAKEN